【秋田】強首温泉/樅峰苑 [温泉【秋田】]
2017年8月12日(土)。
本日のお宿、強首温泉樅峰苑(こわくびおんせん しょうほうえん)です。
強首温泉は秋田県大仙市にありまして、
雄物川沿岸に位置し、
周りを広大な田んぼに囲まれた住宅街の一角にあります。
温泉が湧いているとは思えない場所ではありますが、
温泉成分は21,580mg/kgと物凄い濃度の濃い温泉です。
現在では一軒宿の温泉になっています。
宿の外観です。
とても特徴のある建物です。
豪農である小山田家が使用していた住居をそのまま宿として利用しています。
建築は大正3年で、国登録有形文化財にも指定されています。
宿の敷地の道路に面した所にはご覧の様な門があります。
情緒がありますね。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。
宿の玄関です。
とても歴史を感じさせます。
玄関を入った正面がお食事処になっています。
フロントへは、玄関を入って右手の通路を進んでいきます。
開けた場所に出たら、左手にフロントがあります。
フロントの向かって右側が、お土産物の売店スペースになっています。
お部屋にご案内。
宿泊するお部屋は全て2階にあります。
先ほどの玄関前のお食事処を通って、
こちらのグランドピアノと人力車の奥に、
2階に上がる階段があります。
こちらの階段は大正3年に建築された当時からある階段とのことです。
階段を上がった所です。
通路の右手は窓が無く、
夜はシャッターの様なブラインドが下げられます。
通路右手の外の眺めです。
通路をそのまま奥に進んでいくと、
建物の反対の裏側に出ます。
今回宿泊したお部屋は、直前の写真の通路の突き当りを右に曲がってすぐの
「あざみ」というお部屋でした。
部屋の扉は2重になっています。
ちなみに、こちらの樅峰苑さんは建物内を一周出来る構造になっています。
フロントの左側にある階段があってこちらから行くことも出来ます。
この階段を上ると、
階段を上がった所に、休憩スペースがあります。
この左手前に通路が延びています。
その通路が先ほどのお部屋のある通路になっています。
そして、こちらがお部屋です。
6畳一間のとってもシンプルなお部屋です。
麦茶とお菓子で一息の休息。
■内湯
温泉は、先ほどのフロントの場所の向かって左にある階段の脇の通路奥にあります。
左側が女湯、右奥が男湯になっていました。
温泉分析書。
泉温:49.0℃
pH:7.1
成分総計:21,580mg/kg
泉質:ナトリウム-塩化物温泉(中性・低調性・高温泉)
いわゆる強食塩泉といわれる温泉で、成分総計が21,580mg/kgと物凄い濃い成分の温泉です。
これが源泉かけが流しで提供されています。
その名の通り、味はかなり塩っ辛いです。
食塩泉は温まりの湯なので、湯上りはポカポカになれます。
夏場はともかく、寒い冬には最適ですね。
鉄分がそれなりに含まれているため、お湯の色は黄土色のにごり湯で、
浴槽の縁には赤褐色の温泉成分の析出物がかなり付着していて、
浴室の床全体が赤褐色になっていました。
こちらが内湯の浴槽です。
湯口です。
湯口の周りにも温泉成分が付着しています。
黄土色の濃いにごり湯でした。
浴室の床も赤褐色に変色していました。
■貸切露天風呂
次に、貸切露天風呂を紹介します。
貸切風呂は敷地内の別の建物にあります。
旅館の入口の小道を奥に進んでいきますと、
こちらの小屋が貸切露天風呂です。
浴室の入口です。
2つあって、浴槽の形が違っています。
泉質は内湯と同じです。
こちらが貸切露天風呂の浴室です。
木々に覆われた林の中にあります。
浴槽はもちろん浴室全体が総檜造りです。
なので、浴感はとっても良かったです。
内湯に比べると湯量は少ないですが、
貸切露天風呂ということを考慮するとこれでも充分ですね。
浴槽の縁に温泉成分の析出物が付着していて、
表面はザラザラしています。
源泉かけ流しを実感できますね。
閑静な住宅街の中の一角にある林で、
森林浴をしながらのんびりお湯につかることが出来ました。
■夕食
夕食はこちらのお食事処での食事となります。
中はこんな感じです。
テーブルと椅子も雰囲気に合ったおしゃれなものでした。
夕食のお品書きです。
夕食の品々です。
この地域で捕れる川ガニを使った料理でとても美味しかったです。
川ガニの唐揚げと、カニみそ甲羅焼が特に良かったです。
■朝食
翌朝の朝食です。
場所は夕食と同じお食事処です。
宿のご主人にお話を伺い、
元々50年ほど前にここから南に2kmの所に天然ガスの調査で試掘した時に
温泉が湧き出てきたのが始まりとのことです。
当時はそこから引湯をしていたそうですが、
経費がかかるのと泉質維持への考慮から10年ほど前に
敷地内を採掘して自家源泉を掘り当てたそうです。
しかも幸いなことに自噴で湧出してくれたとのことで、
湧出量は毎分500~最大700ℓも出るそうです。
最初の源泉は枯れてしまって、最盛期は10数件あった温泉宿が、
現在残っているのはこちらの樅峰苑だけになったそうです。
■強首温泉/樅峰苑
HP:http://www.syohoen.net/index.html
〒019-2335
秋田県大仙市強首字強首268
TEL:0187-77-2116
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:11:00~15:00
入浴料:600円
本日のお宿、強首温泉樅峰苑(こわくびおんせん しょうほうえん)です。
強首温泉は秋田県大仙市にありまして、
雄物川沿岸に位置し、
周りを広大な田んぼに囲まれた住宅街の一角にあります。
温泉が湧いているとは思えない場所ではありますが、
温泉成分は21,580mg/kgと物凄い濃度の濃い温泉です。
現在では一軒宿の温泉になっています。
宿の外観です。
とても特徴のある建物です。
豪農である小山田家が使用していた住居をそのまま宿として利用しています。
建築は大正3年で、国登録有形文化財にも指定されています。
宿の敷地の道路に面した所にはご覧の様な門があります。
情緒がありますね。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。
宿の玄関です。
とても歴史を感じさせます。
玄関を入った正面がお食事処になっています。
フロントへは、玄関を入って右手の通路を進んでいきます。
開けた場所に出たら、左手にフロントがあります。
フロントの向かって右側が、お土産物の売店スペースになっています。
お部屋にご案内。
宿泊するお部屋は全て2階にあります。
先ほどの玄関前のお食事処を通って、
こちらのグランドピアノと人力車の奥に、
2階に上がる階段があります。
こちらの階段は大正3年に建築された当時からある階段とのことです。
階段を上がった所です。
通路の右手は窓が無く、
夜はシャッターの様なブラインドが下げられます。
通路右手の外の眺めです。
通路をそのまま奥に進んでいくと、
建物の反対の裏側に出ます。
今回宿泊したお部屋は、直前の写真の通路の突き当りを右に曲がってすぐの
「あざみ」というお部屋でした。
部屋の扉は2重になっています。
ちなみに、こちらの樅峰苑さんは建物内を一周出来る構造になっています。
フロントの左側にある階段があってこちらから行くことも出来ます。
この階段を上ると、
階段を上がった所に、休憩スペースがあります。
この左手前に通路が延びています。
その通路が先ほどのお部屋のある通路になっています。
そして、こちらがお部屋です。
6畳一間のとってもシンプルなお部屋です。
麦茶とお菓子で一息の休息。
■内湯
温泉は、先ほどのフロントの場所の向かって左にある階段の脇の通路奥にあります。
左側が女湯、右奥が男湯になっていました。
温泉分析書。
泉温:49.0℃
pH:7.1
成分総計:21,580mg/kg
泉質:ナトリウム-塩化物温泉(中性・低調性・高温泉)
いわゆる強食塩泉といわれる温泉で、成分総計が21,580mg/kgと物凄い濃い成分の温泉です。
これが源泉かけが流しで提供されています。
その名の通り、味はかなり塩っ辛いです。
食塩泉は温まりの湯なので、湯上りはポカポカになれます。
夏場はともかく、寒い冬には最適ですね。
鉄分がそれなりに含まれているため、お湯の色は黄土色のにごり湯で、
浴槽の縁には赤褐色の温泉成分の析出物がかなり付着していて、
浴室の床全体が赤褐色になっていました。
こちらが内湯の浴槽です。
湯口です。
湯口の周りにも温泉成分が付着しています。
黄土色の濃いにごり湯でした。
浴室の床も赤褐色に変色していました。
■貸切露天風呂
次に、貸切露天風呂を紹介します。
貸切風呂は敷地内の別の建物にあります。
旅館の入口の小道を奥に進んでいきますと、
こちらの小屋が貸切露天風呂です。
浴室の入口です。
2つあって、浴槽の形が違っています。
泉質は内湯と同じです。
こちらが貸切露天風呂の浴室です。
木々に覆われた林の中にあります。
浴槽はもちろん浴室全体が総檜造りです。
なので、浴感はとっても良かったです。
内湯に比べると湯量は少ないですが、
貸切露天風呂ということを考慮するとこれでも充分ですね。
浴槽の縁に温泉成分の析出物が付着していて、
表面はザラザラしています。
源泉かけ流しを実感できますね。
閑静な住宅街の中の一角にある林で、
森林浴をしながらのんびりお湯につかることが出来ました。
■夕食
夕食はこちらのお食事処での食事となります。
中はこんな感じです。
テーブルと椅子も雰囲気に合ったおしゃれなものでした。
夕食のお品書きです。
夕食の品々です。
この地域で捕れる川ガニを使った料理でとても美味しかったです。
川ガニの唐揚げと、カニみそ甲羅焼が特に良かったです。
■朝食
翌朝の朝食です。
場所は夕食と同じお食事処です。
宿のご主人にお話を伺い、
元々50年ほど前にここから南に2kmの所に天然ガスの調査で試掘した時に
温泉が湧き出てきたのが始まりとのことです。
当時はそこから引湯をしていたそうですが、
経費がかかるのと泉質維持への考慮から10年ほど前に
敷地内を採掘して自家源泉を掘り当てたそうです。
しかも幸いなことに自噴で湧出してくれたとのことで、
湧出量は毎分500~最大700ℓも出るそうです。
最初の源泉は枯れてしまって、最盛期は10数件あった温泉宿が、
現在残っているのはこちらの樅峰苑だけになったそうです。
■強首温泉/樅峰苑
HP:http://www.syohoen.net/index.html
〒019-2335
秋田県大仙市強首字強首268
TEL:0187-77-2116
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:11:00~15:00
入浴料:600円