【和歌山】花山温泉/花山温泉 薬師の湯 [温泉【和歌山】]
2017年1月6日(土)。
和歌山県和歌山市にあります、「花山温泉 薬師の湯」に日帰り入浴で立ち寄りました。
こちらの花山温泉、和歌山駅からもほど近い距離にあり、
市街地の中にありますので、
温泉が湧きそうにない場所にありますが、
成分が20,000mg/kg近くもある濃い温泉で赤褐色のお湯の色をしている、
とても特徴のある温泉です。
日帰り入浴だけではなく、宿泊も出来ます。

おちらが外観です。
街中にある健康ランド的な印象です。
駐車場はいつも満車に近い状態です。

こちらが入口です。
早速入ってみます。

入口を入った所です。
すぐ左手に下駄箱があります。
正面奥の階段を上がると、

売店と受付があります。

階段を上がってすぐ左手に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入。

温泉の大浴場へは、
受付に向かって右手奥にある、
こちらの扉を抜けていきます。

扉を抜けると、
左手に通路が伸びていますので、
そのまま道なりに進んでいきます。

曲がり角はありますが、通路は一本道なので迷うことはないです。

途中の曲がり角にはメダカの水槽が。

通路の突き当りに大浴場の入口があります。

左手が男湯、
右手が女湯です。

温泉分析書
・泉温:25.2℃
・pH:6.3
・成分総計:19,750mg/kg
・泉質:含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物温泉(中性・高張性・低温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症、うつ状態、皮膚乾燥症
なんと珍しいことに二酸化炭素と鉄が療養泉として同時に含まれている温泉で、
こんなに成分が濃いのに食塩泉ではなく、
カルシウム・マグネシウムの方が多く含まれているのも珍しいです。
ただ、源泉の泉温が低く加温をしていますので、
浴槽のお湯では二酸化炭素はかなり抜けてしまっていると思います。
お湯の色の赤褐色は、この鉄分が酸化していることが主な要因です。
ナトリウムも19.67mval%とかなり含まれていますので、
療養泉の基準値には達していませんが、
分母の総計がとても多いので、
実質食塩泉でもあるともいえそうですね。
味は、苦いのと酸っぱいのが強烈に混じりあった物凄い味でしたw
成分総計が約20,000mg/kgもあり、高張性で肌への浸透圧が高く、
温泉成分を取り込みやすい反面、
湯あたりもしやすいので長湯には注意が必要ですね。

※画像はHPからお借りしました。
こちらが大浴場の浴槽です。
赤褐色の温泉成分の析出物がコテコテにコーティングされています。

※画像はHPからお借りしました。
湯口です。
湯量は毎分128L/minと浴室の大きさと利用客の数と照らして多くはないですね。

※画像はHPからお借りしました。
源泉温度が低いので、
加温はしています。
浴槽が3つに分かれていて、
熱めの浴槽とぬるめの浴槽があります。

※画像はHPからお借りしました。
内湯の外には露天風呂もあります。
眺望はよろしくありませんが、露天風呂の雰囲気は充分に味わえます。
ガラパン's Check
二酸化炭素泉・鉄泉の温泉で、
温泉成分の析出物がたくさんあって個性的な温泉ということで有名な温泉です。
加温はしていますので二酸化炭素泉の成分の恩恵はかなり薄れてしまっていますが、
それ以外は源泉かけ流しで提供されていますので、
温泉成分の量も豊富で温泉につかっている感は満喫できるでしょう。
インパクトのある変わり種の温泉ということで、
機会があればおすすめな温泉です。
ロケーション:★★
湯使い:★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★
おすすめ度:★★★★
■花山温泉/花山温泉 薬師の湯
HP:https://www.hanayamaonsen.com/
〒640-8303
和歌山県和歌山市鳴神574
TEL:073-471-3277
営業期間:8:00~23:00(最終受付22:30)
定休日:毎週木曜日10時以降休館(祝日の場合は営業)
入浴料:午前8時~大人1,100円 子供550円、割引時間17時~大人850円 子供420円
和歌山県和歌山市にあります、「花山温泉 薬師の湯」に日帰り入浴で立ち寄りました。
こちらの花山温泉、和歌山駅からもほど近い距離にあり、
市街地の中にありますので、
温泉が湧きそうにない場所にありますが、
成分が20,000mg/kg近くもある濃い温泉で赤褐色のお湯の色をしている、
とても特徴のある温泉です。
日帰り入浴だけではなく、宿泊も出来ます。

おちらが外観です。
街中にある健康ランド的な印象です。
駐車場はいつも満車に近い状態です。

こちらが入口です。
早速入ってみます。

入口を入った所です。
すぐ左手に下駄箱があります。
正面奥の階段を上がると、

売店と受付があります。

階段を上がってすぐ左手に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入。

温泉の大浴場へは、
受付に向かって右手奥にある、
こちらの扉を抜けていきます。

扉を抜けると、
左手に通路が伸びていますので、
そのまま道なりに進んでいきます。

曲がり角はありますが、通路は一本道なので迷うことはないです。

途中の曲がり角にはメダカの水槽が。

通路の突き当りに大浴場の入口があります。

左手が男湯、
右手が女湯です。

温泉分析書
・泉温:25.2℃
・pH:6.3
・成分総計:19,750mg/kg
・泉質:含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物温泉(中性・高張性・低温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症、うつ状態、皮膚乾燥症
なんと珍しいことに二酸化炭素と鉄が療養泉として同時に含まれている温泉で、
こんなに成分が濃いのに食塩泉ではなく、
カルシウム・マグネシウムの方が多く含まれているのも珍しいです。
ただ、源泉の泉温が低く加温をしていますので、
浴槽のお湯では二酸化炭素はかなり抜けてしまっていると思います。
お湯の色の赤褐色は、この鉄分が酸化していることが主な要因です。
ナトリウムも19.67mval%とかなり含まれていますので、
療養泉の基準値には達していませんが、
分母の総計がとても多いので、
実質食塩泉でもあるともいえそうですね。
味は、苦いのと酸っぱいのが強烈に混じりあった物凄い味でしたw
成分総計が約20,000mg/kgもあり、高張性で肌への浸透圧が高く、
温泉成分を取り込みやすい反面、
湯あたりもしやすいので長湯には注意が必要ですね。

※画像はHPからお借りしました。
こちらが大浴場の浴槽です。
赤褐色の温泉成分の析出物がコテコテにコーティングされています。

※画像はHPからお借りしました。
湯口です。
湯量は毎分128L/minと浴室の大きさと利用客の数と照らして多くはないですね。

※画像はHPからお借りしました。
源泉温度が低いので、
加温はしています。
浴槽が3つに分かれていて、
熱めの浴槽とぬるめの浴槽があります。

※画像はHPからお借りしました。
内湯の外には露天風呂もあります。
眺望はよろしくありませんが、露天風呂の雰囲気は充分に味わえます。
ガラパン's Check
二酸化炭素泉・鉄泉の温泉で、
温泉成分の析出物がたくさんあって個性的な温泉ということで有名な温泉です。
加温はしていますので二酸化炭素泉の成分の恩恵はかなり薄れてしまっていますが、
それ以外は源泉かけ流しで提供されていますので、
温泉成分の量も豊富で温泉につかっている感は満喫できるでしょう。
インパクトのある変わり種の温泉ということで、
機会があればおすすめな温泉です。
ロケーション:★★
湯使い:★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★
おすすめ度:★★★★
■花山温泉/花山温泉 薬師の湯
HP:https://www.hanayamaonsen.com/
〒640-8303
和歌山県和歌山市鳴神574
TEL:073-471-3277
営業期間:8:00~23:00(最終受付22:30)
定休日:毎週木曜日10時以降休館(祝日の場合は営業)
入浴料:午前8時~大人1,100円 子供550円、割引時間17時~大人850円 子供420円
【和歌山】湯の峰温泉/つぼ湯(公衆浴場) [温泉【和歌山】]
2018年1月5日(金)。
湯の峰温泉の公衆浴場に立ち寄りました。
世界遺産に登録された、「つぼ湯」で有名な湯の峰温泉。
4世紀頃に発見され、
古くから熊野詣の湯垢離で身を清めて長旅の疲れを癒したと伝えられています。
日本最古の共同浴場ともいわれている歴史ある温泉地で、
2004年には世界遺産に登録されました。
その「つぼ湯」の場所はジャッカン離れた場所(徒歩1~2分)にありますが、
ここの公衆浴場の中のくくりになります。
温泉街の駐車場にはつぼ湯目当ての方らしきキャンピングカーがけっこう止まっています。

公衆浴場は温泉街の中心にあります。
湯の峰温泉公衆浴場には、
・一般湯(男女)
・くすり湯(男女)
・つぼ湯(貸切混浴)
3つの浴室があります。
「一般湯」と「くすり湯」の違いは、
加水をして温度調節しているかどうかの違いだけですね。
どちらか片方だけ入浴する場合には、
熱いのが苦手な人は一般湯、
そうでなければくすり湯を選択すると良いでしょう。
入浴券1枚で1度の利用で「くすり湯」は「一般湯」と「くすり湯」、「つぼ湯」は「一般湯」と「くすり湯」と「つぼ湯」の全てに入浴することが出来ます。
3つともつかりたい方は「つぼ湯」に入浴するのがお勧めですね。
「くすり湯」の一日券もあるので、何度も入浴したい方はこちらもおすすめです。

受付は右側の建物にあります。

受付の脇に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入します。
「つぼ湯」の入浴券もこちらで購入できます。
■一般場

「一般湯」は手前側に入り口があります。

温泉分析書(くすり湯)
・泉温:70.8℃
・pH:6.9
・成分総計:1,568mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
泉質としては湯の峰温泉の他の所と一緒です。
「一般湯」と「くすり湯」は同じ源泉を利用しており、
「一般湯」は温度調節のため加水のみ使用で、
「くすり湯」は源泉かけ流しで加水なども一切しない温泉が提供されています。
そのため、泉温は「一般湯」は適温、
「くすり湯」はかなり熱めでした。
かなり熱めといっても、入れないレベルでは無いので思ったよりは全然大丈夫でした。
硫黄泉らしいヌルツル感があって、
滑らかな感触でした。

浴槽に入ってすぐ脇にかけ湯用の樽が置かれています。

「一般湯」の方には洗い場も設置されています。

こちらが浴槽です。
浴槽は木造りでしたので、
浴感は良かったですね。
加水で温度調整されているので適温でした。

湯口です。
湯量はまずまずといった感じでした。

お湯の色は透明感があり、
湯の花は大きめなのがありました。
加水はしていますが、ヌルツル感があってとても浴感が良かったです。
■くすり湯

奥側にあるのが「くすり湯」です。

入口を入って右側に浴室があります。
手前側が男湯、奥側が女湯になっています。

こちらが浴槽です。

湯量は湯量は多くはなくてドバドバというわけではありませんが、
浴槽が小さいので充分な量でした。

お湯の色はジャッカン透明感が残る乳白色のにごり湯でした。
■温泉汲取り所

公衆浴場の建物の外には、
温泉水の汲取り所も設置されています。

よくあるホースで給水するタイプです。
温泉水を販売するということは、
湯量は豊富な証拠ですね。
■湯筒

温泉街を流れる川には、
湯筒も設置されています。
公衆浴場のある橋脇から河原に降りられます。

こちらは「湯筒」です。
温泉街によくある「あれ」ですw
源泉の泉温が90℃以上とかなりの高温です。
こちらで温泉卵や野菜などを茹でたりすることが出来ます。

普通に普段使いで利用されているようでした。

川にはご覧の様にモクモクと湯気が立ち込めていて、
温泉が湧出している様子がわかります。
この奥の上流側に「つぼ湯」があります。
■つぼ湯

最後に「つぼ湯」を紹介します。
「つぼ湯」は温泉街の一番上流側の小川の川底に湧出する、
足元湧出の源泉かけ流しの温泉です。

公衆浴場の受付のある場所から、
川の両岸ともに行くことが出来ますが、
道路側から行く場合はこちらの石橋を渡る形になります。

つぼ湯の建物の上には、ご覧の待合所も設けてあります。
ただ、冬場は寒いので順番近くになるまではお宿などで待機しているのが良いですね。

石橋の袂に階段がありますので下ります。

こちらがつぼ湯の建物です。
ドアの左脇に掲げてある番号札と自分の番号札で順番を確認します。
1組当たり制限時間が30分なので、
おおよその時間はわかるので時間に合わせて外で待機して待ちます。

温泉分析書(つぼ湯)
・泉温:53.5℃
・pH:7.0
・成分総計:1,674mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
泉質としては、成分量の上下はありますが他の湯の峰温泉の温泉と同じ泉質です。
ただ、こちらのつぼ湯は日によって温泉の色が変わるそうです。
この日は乳白色のにごり湯でした。

小屋の中に入ったところです。
小さい小屋なので、階段を下りて左手が脱衣所、
右手前にすぐつぼ湯がある配置になっています。

階段下から見た入口です。

こちらがつぼ湯です。
浴槽は本当に小さくて、大人2人でも狭いのでは?と思いました。
1人で丁度いい位でした。

浴槽の端っこから余ったお湯が川に放流されています。
温泉のお湯の供給元が足元湧出の源泉のみなので、
ここから溢れ出る湯量がそのまま源泉の湯量ということになります。

源泉の温度は熱いので、温度調節用に水の蛇口も設置されています。
私が入浴した時は適温でしたので、全く使用しませんでした。

つぼ湯につかって奥側からの写真です。
時計も設置されているので、わかりやすいですね。

足元湧出の源泉で、
浴槽内の底には砂利が敷きつめられているのですが、
その奥側辺りからジワーッと源泉が湧き出ているのが実感できます。
時折、気泡もポコポコ上がってきます。
30分があっという間に感じられました。
■ガラパン's Check
公衆浴場らしい雰囲気と浴室の温泉で、
昔ながらの風情があります。
「くすり湯」の方は加水もなく源泉かけ流しで提供されていますので、
湯の峰温泉をじっくり味わいたい方にはおすすめです。
「一般湯」も浴槽が木造でしたので、とても浴感が良かったです。
「つぼ湯」は宿泊した翌朝の朝一で入浴しました。
朝から晴れて良い天気で、朝食後の良いタイミングで順番が回ってきました。
足元湧出の源泉かけ流しでとても新鮮な温泉につかることが出来ますので、
浴感はとても素晴らしかったです。
30分では足りないくらい、もっと温泉につかっていたいと思える温泉でした。
ロケーション:★★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★★★
おすすめ度:★★★★★
■湯の峰温泉/公衆浴場
HP:http://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯の峰110
・日帰り入浴で利用
営業時間:6:00~22:00(つぼ湯~21:00)
入浴料:一般湯大人250円、子供130円。くすり湯大人390円、190円。つぼ湯770円。
湯の峰温泉の公衆浴場に立ち寄りました。
世界遺産に登録された、「つぼ湯」で有名な湯の峰温泉。
4世紀頃に発見され、
古くから熊野詣の湯垢離で身を清めて長旅の疲れを癒したと伝えられています。
日本最古の共同浴場ともいわれている歴史ある温泉地で、
2004年には世界遺産に登録されました。
その「つぼ湯」の場所はジャッカン離れた場所(徒歩1~2分)にありますが、
ここの公衆浴場の中のくくりになります。
温泉街の駐車場にはつぼ湯目当ての方らしきキャンピングカーがけっこう止まっています。

公衆浴場は温泉街の中心にあります。
湯の峰温泉公衆浴場には、
・一般湯(男女)
・くすり湯(男女)
・つぼ湯(貸切混浴)
3つの浴室があります。
「一般湯」と「くすり湯」の違いは、
加水をして温度調節しているかどうかの違いだけですね。
どちらか片方だけ入浴する場合には、
熱いのが苦手な人は一般湯、
そうでなければくすり湯を選択すると良いでしょう。
入浴券1枚で1度の利用で「くすり湯」は「一般湯」と「くすり湯」、「つぼ湯」は「一般湯」と「くすり湯」と「つぼ湯」の全てに入浴することが出来ます。
3つともつかりたい方は「つぼ湯」に入浴するのがお勧めですね。
「くすり湯」の一日券もあるので、何度も入浴したい方はこちらもおすすめです。

受付は右側の建物にあります。

受付の脇に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入します。
「つぼ湯」の入浴券もこちらで購入できます。
■一般場

「一般湯」は手前側に入り口があります。

温泉分析書(くすり湯)
・泉温:70.8℃
・pH:6.9
・成分総計:1,568mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
泉質としては湯の峰温泉の他の所と一緒です。
「一般湯」と「くすり湯」は同じ源泉を利用しており、
「一般湯」は温度調節のため加水のみ使用で、
「くすり湯」は源泉かけ流しで加水なども一切しない温泉が提供されています。
そのため、泉温は「一般湯」は適温、
「くすり湯」はかなり熱めでした。
かなり熱めといっても、入れないレベルでは無いので思ったよりは全然大丈夫でした。
硫黄泉らしいヌルツル感があって、
滑らかな感触でした。

浴槽に入ってすぐ脇にかけ湯用の樽が置かれています。

「一般湯」の方には洗い場も設置されています。

こちらが浴槽です。
浴槽は木造りでしたので、
浴感は良かったですね。
加水で温度調整されているので適温でした。

湯口です。
湯量はまずまずといった感じでした。

お湯の色は透明感があり、
湯の花は大きめなのがありました。
加水はしていますが、ヌルツル感があってとても浴感が良かったです。
■くすり湯

奥側にあるのが「くすり湯」です。

入口を入って右側に浴室があります。
手前側が男湯、奥側が女湯になっています。

こちらが浴槽です。

湯量は湯量は多くはなくてドバドバというわけではありませんが、
浴槽が小さいので充分な量でした。

お湯の色はジャッカン透明感が残る乳白色のにごり湯でした。
■温泉汲取り所

公衆浴場の建物の外には、
温泉水の汲取り所も設置されています。

よくあるホースで給水するタイプです。
温泉水を販売するということは、
湯量は豊富な証拠ですね。
■湯筒

温泉街を流れる川には、
湯筒も設置されています。
公衆浴場のある橋脇から河原に降りられます。

こちらは「湯筒」です。
温泉街によくある「あれ」ですw
源泉の泉温が90℃以上とかなりの高温です。
こちらで温泉卵や野菜などを茹でたりすることが出来ます。

普通に普段使いで利用されているようでした。

川にはご覧の様にモクモクと湯気が立ち込めていて、
温泉が湧出している様子がわかります。
この奥の上流側に「つぼ湯」があります。
■つぼ湯

最後に「つぼ湯」を紹介します。
「つぼ湯」は温泉街の一番上流側の小川の川底に湧出する、
足元湧出の源泉かけ流しの温泉です。

公衆浴場の受付のある場所から、
川の両岸ともに行くことが出来ますが、
道路側から行く場合はこちらの石橋を渡る形になります。

つぼ湯の建物の上には、ご覧の待合所も設けてあります。
ただ、冬場は寒いので順番近くになるまではお宿などで待機しているのが良いですね。

石橋の袂に階段がありますので下ります。

こちらがつぼ湯の建物です。
ドアの左脇に掲げてある番号札と自分の番号札で順番を確認します。
1組当たり制限時間が30分なので、
おおよその時間はわかるので時間に合わせて外で待機して待ちます。

温泉分析書(つぼ湯)
・泉温:53.5℃
・pH:7.0
・成分総計:1,674mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
泉質としては、成分量の上下はありますが他の湯の峰温泉の温泉と同じ泉質です。
ただ、こちらのつぼ湯は日によって温泉の色が変わるそうです。
この日は乳白色のにごり湯でした。

小屋の中に入ったところです。
小さい小屋なので、階段を下りて左手が脱衣所、
右手前にすぐつぼ湯がある配置になっています。

階段下から見た入口です。

こちらがつぼ湯です。
浴槽は本当に小さくて、大人2人でも狭いのでは?と思いました。
1人で丁度いい位でした。

浴槽の端っこから余ったお湯が川に放流されています。
温泉のお湯の供給元が足元湧出の源泉のみなので、
ここから溢れ出る湯量がそのまま源泉の湯量ということになります。

源泉の温度は熱いので、温度調節用に水の蛇口も設置されています。
私が入浴した時は適温でしたので、全く使用しませんでした。

つぼ湯につかって奥側からの写真です。
時計も設置されているので、わかりやすいですね。

足元湧出の源泉で、
浴槽内の底には砂利が敷きつめられているのですが、
その奥側辺りからジワーッと源泉が湧き出ているのが実感できます。
時折、気泡もポコポコ上がってきます。
30分があっという間に感じられました。
■ガラパン's Check
公衆浴場らしい雰囲気と浴室の温泉で、
昔ながらの風情があります。
「くすり湯」の方は加水もなく源泉かけ流しで提供されていますので、
湯の峰温泉をじっくり味わいたい方にはおすすめです。
「一般湯」も浴槽が木造でしたので、とても浴感が良かったです。
「つぼ湯」は宿泊した翌朝の朝一で入浴しました。
朝から晴れて良い天気で、朝食後の良いタイミングで順番が回ってきました。
足元湧出の源泉かけ流しでとても新鮮な温泉につかることが出来ますので、
浴感はとても素晴らしかったです。
30分では足りないくらい、もっと温泉につかっていたいと思える温泉でした。
ロケーション:★★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★★★
おすすめ度:★★★★★
■湯の峰温泉/公衆浴場
HP:http://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯の峰110
・日帰り入浴で利用
営業時間:6:00~22:00(つぼ湯~21:00)
入浴料:一般湯大人250円、子供130円。くすり湯大人390円、190円。つぼ湯770円。
【和歌山】湯の峰温泉/旅館あづまや [温泉【和歌山】]
2018年1月5日(金)。
湯の峰温泉の「旅館あづまや」に日帰り入浴で立ち寄りました。
「旅館あづまや」は、和歌山県田辺市本宮町にあります湯の峰温泉の
壺湯に近い道路のはす向かいにある老舗の温泉旅館です。
「民宿あづまや荘」の宿泊者は無料で温泉につかることが出来ます。

お宿の外観です。
老舗旅館らしい風格ある建物ですね。
「旅館あづまや」には、
・内湯(男女)
・露天風呂(男女)
・蒸し風呂(男女)
3つの浴室があります。

こちらが玄関です。
早速入ってみます。

玄関を入ってすぐ正面にフロントがあります。
あづまやの看板が存在感ありますね。

浴室は右手奥にあります。
フロントの右側の通路を進んでいきます。

階段の奥の細い通路を進んでいきます。

階段脇の通路は細くて暗いですが、

曲がり角を曲がると、明るくなってきます。

通路の先にお土産スペースのある広間に出ます。
右奥の大きな紺色の幕の奥に浴室があります。

突き当りが浴室になっています。

浴室は男女日替わりで入れ替わります。
この日は正面が男湯、左手が女湯でした。
ちなみに、なぜ日替わりなのかというと、
構造上の問題で露天風呂へアクセスに違いがあって、
正面の浴室は脱衣所から内湯と露天風呂と両方につながっていますが、
左手の浴室は露天露は無くて、
この右手側に露天風呂用の別の脱衣所が設けられていて、
露天風呂に入るのにちょっと面倒な感じになります。
■露天風呂

温泉分析書(露天風呂、むし風呂)
・泉温:83℃
・pH:6.8
・成分総計:1,689mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態

こちらが露天風呂です。
露天ですが、周りを塀などで囲まれているので、
見晴らしは期待できないです。

その代わり、
日本庭園としてデザインされた露天風呂になっています。

こちらが湯口です。
湯量は多く無いですね。

露天風呂は無色透明のお湯でした。
硫黄泉の温泉で、珍しいことにガス性の硫化水素型と陰イオンを主成分とする硫黄型の両方共に同程度の成分を含んでいる温泉です。
■内湯

温泉分析書(内湯)
・泉温:92.5℃
・pH:7.6
・成分総計:1,534mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
内湯の方は、弱アルカリ性で硫黄型の硫黄泉になっています。
ヌルツル感があって、とても滑らかなお湯でした。
内湯の浴槽がメインの浴槽と小さな浴槽の2つあって、
メインの浴槽は透明感があり、
小さな浴槽はぬるめの泉温で源泉かけ流しで自然冷却で提供されていました。
自然冷却で時間をおいている分、
透明感は残っていますが硫黄泉らしい乳白色のにごり湯になっていました。

こちらが内湯の浴槽です。
メインの浴槽で、浴室全体が槙で造られているので、
浴感は素晴らしかったです。

湯口です。
湯量は多くはないですが、コンコンと湯船に注がれている感じが良かったですね。
客数と浴槽の大きさからして、これでも充分な量だと思います。

お湯の色は無色透明でクリアな色をしていました。
黒い浴槽の色との相性がいいですね。

手前の壁側に洗い場もあります。

洗い場と反対側にむし風呂もあります。

浴室の片隅にあるこちらの小さな浴槽が、
源泉かけ流しの浴槽です。

冷まし湯ということで、自然冷却で時間をかけてお湯を冷まして提供されています。

湯量はさすがに少ないですね。
その代わりこちらでは飲泉が出来ます。
湯口の上にコップが置かれています。

透明感は残っていますが、乳白色に変色しかかっています。
■ガラパン's Check
内湯と露天風呂の両方あって、内湯の方が浴感が圧倒的に素晴らしいという、
めずらしい温泉です。
老舗の温泉旅館らしく、歴史を感じる浴室でした。
源泉かけ流しで提供されていて、
小さな浴槽は自然冷却で提供されており飲泉も可能なとても新鮮な温泉となっています。
ただ、湯量は少なめですのでドバドバ感ではなくコンコンとお湯が注がれている感じです。
歴史を感じる浴槽で温泉の質にこだわる方にはぜひおすすめの温泉でした。
ロケーション:★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★
秘湯度:★★★
おすすめ度:★★★★
■湯の峰温泉/旅館あづまや
HP:http://www.adumaya.co.jp/index.html
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯122
TEL:0735-42-0238
・日帰り入浴で利用
営業期間:13:00~15:00
入浴料:大人720円、子供(3才~小学生)410円
湯の峰温泉の「旅館あづまや」に日帰り入浴で立ち寄りました。
「旅館あづまや」は、和歌山県田辺市本宮町にあります湯の峰温泉の
壺湯に近い道路のはす向かいにある老舗の温泉旅館です。
「民宿あづまや荘」の宿泊者は無料で温泉につかることが出来ます。

お宿の外観です。
老舗旅館らしい風格ある建物ですね。
「旅館あづまや」には、
・内湯(男女)
・露天風呂(男女)
・蒸し風呂(男女)
3つの浴室があります。

こちらが玄関です。
早速入ってみます。

玄関を入ってすぐ正面にフロントがあります。
あづまやの看板が存在感ありますね。

浴室は右手奥にあります。
フロントの右側の通路を進んでいきます。

階段の奥の細い通路を進んでいきます。

階段脇の通路は細くて暗いですが、

曲がり角を曲がると、明るくなってきます。

通路の先にお土産スペースのある広間に出ます。
右奥の大きな紺色の幕の奥に浴室があります。

突き当りが浴室になっています。

浴室は男女日替わりで入れ替わります。
この日は正面が男湯、左手が女湯でした。
ちなみに、なぜ日替わりなのかというと、
構造上の問題で露天風呂へアクセスに違いがあって、
正面の浴室は脱衣所から内湯と露天風呂と両方につながっていますが、
左手の浴室は露天露は無くて、
この右手側に露天風呂用の別の脱衣所が設けられていて、
露天風呂に入るのにちょっと面倒な感じになります。
■露天風呂

温泉分析書(露天風呂、むし風呂)
・泉温:83℃
・pH:6.8
・成分総計:1,689mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態

こちらが露天風呂です。
露天ですが、周りを塀などで囲まれているので、
見晴らしは期待できないです。

その代わり、
日本庭園としてデザインされた露天風呂になっています。

こちらが湯口です。
湯量は多く無いですね。

露天風呂は無色透明のお湯でした。
硫黄泉の温泉で、珍しいことにガス性の硫化水素型と陰イオンを主成分とする硫黄型の両方共に同程度の成分を含んでいる温泉です。
■内湯

温泉分析書(内湯)
・泉温:92.5℃
・pH:7.6
・成分総計:1,534mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態
内湯の方は、弱アルカリ性で硫黄型の硫黄泉になっています。
ヌルツル感があって、とても滑らかなお湯でした。
内湯の浴槽がメインの浴槽と小さな浴槽の2つあって、
メインの浴槽は透明感があり、
小さな浴槽はぬるめの泉温で源泉かけ流しで自然冷却で提供されていました。
自然冷却で時間をおいている分、
透明感は残っていますが硫黄泉らしい乳白色のにごり湯になっていました。

こちらが内湯の浴槽です。
メインの浴槽で、浴室全体が槙で造られているので、
浴感は素晴らしかったです。

湯口です。
湯量は多くはないですが、コンコンと湯船に注がれている感じが良かったですね。
客数と浴槽の大きさからして、これでも充分な量だと思います。

お湯の色は無色透明でクリアな色をしていました。
黒い浴槽の色との相性がいいですね。

手前の壁側に洗い場もあります。

洗い場と反対側にむし風呂もあります。

浴室の片隅にあるこちらの小さな浴槽が、
源泉かけ流しの浴槽です。

冷まし湯ということで、自然冷却で時間をかけてお湯を冷まして提供されています。

湯量はさすがに少ないですね。
その代わりこちらでは飲泉が出来ます。
湯口の上にコップが置かれています。

透明感は残っていますが、乳白色に変色しかかっています。
■ガラパン's Check
内湯と露天風呂の両方あって、内湯の方が浴感が圧倒的に素晴らしいという、
めずらしい温泉です。
老舗の温泉旅館らしく、歴史を感じる浴室でした。
源泉かけ流しで提供されていて、
小さな浴槽は自然冷却で提供されており飲泉も可能なとても新鮮な温泉となっています。
ただ、湯量は少なめですのでドバドバ感ではなくコンコンとお湯が注がれている感じです。
歴史を感じる浴槽で温泉の質にこだわる方にはぜひおすすめの温泉でした。
ロケーション:★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★
秘湯度:★★★
おすすめ度:★★★★
■湯の峰温泉/旅館あづまや
HP:http://www.adumaya.co.jp/index.html
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯122
TEL:0735-42-0238
・日帰り入浴で利用
営業期間:13:00~15:00
入浴料:大人720円、子供(3才~小学生)410円