第3回熱海温泉観光士&第7回温シェルジェ養成講座 [観光/その他【静岡】]
温泉に関する知識をもっと深掘りする目的と、
温泉&観光のエキスパートの養成ということで、
私が目指している方向性と合致していると思い、
温シェルジェ&温泉観光士の資格を取りに熱海まで行ってきました。
通常は別々に取得する資格なのですが、
3日間の講座で、今回は一度の受講で2つの資格が取れます。
最初の2日間は座学で最後に試験があり、
最後の3日目はお昼までで選択制の野外実習となってます。
会場の入口です。
熱海医師会の隣の会議スペースで行われました。
冒頭の挨拶では、熱海市の市長さんも来られてました。
熱海市としての力の入れようがわかりますね。
1日目の夜には、懇親会が開かれました。
会場近くの熱海銀座にある、『CAFE RoCA(カフェ・ロカ)』で行われました。
40名以上の参加で、温泉談義に花が咲きました。
先生方をはじめ、他の参加者との親交を深められて良かったです。
今回の講座の司会を熱海の芸妓さんが務めていたのですが、
懇親会の余興として舞を披露してくれました。
新聞に掲載されました。
写真は、静岡新聞と熱海新聞です。
■野外実習
3日目の野外実習で、名所・史跡を巡りました。
錦ヶ浦。
熱海の景勝地の一つで、伊豆半島ジオパークの一つでもあります。
太古の昔の火山活動の名残を観れる場所です。
その昔、熱海を始めとした伊豆半島周辺は今よりも1,000kmも南に位置した海底にありました。
火山活動が活発に発生して陸地が出来て、
それがプレートの移動によって本州にぶつかって、
伊豆半島が出来たと考えられています。
その他、源頼朝や加藤清正にゆかりの伝説も残されているそうです。
アカオリゾートさんの敷地内で、絶景が観れます。
観魚洞隧道。
1909年、今から100年以上も前に作られたトンネルです。
熱海では初めての「国の登録有形文化財」に指定されたそうです。
川端康成の伊豆の踊子で有名な、
旧天城トンネルとまったく同じ工法で造られているそうです。
アカオリゾートさんのすぐ近くにあります。
市外通話発祥の地。
熱海は市外通話発祥の地で、
昔から多くの政治家や政府高官が湯治などで訪れることが多く、
東京都の連絡が盛んにおこなわれていたため、
東京~熱海間で電話回線が引かれて開通したそうです。
大湯間歇泉のすぐ脇にあります。
大湯間歇泉。
昔は自噴で一日に数回、30mほどの高さまで間欠泉が噴出していたそうです。
関東大震災後に噴出しなくなり、現在は人工的に噴出するよう整備されています。
湯気の近くは、わずかながら硫化水素臭がします。
湯前神社です。
熱海は、平安時代の文献にも登場する古くからある温泉地で、
こちらの神社もその時代からあると伝えられています。
神社の手水が、温泉の源泉が湧き出ているのが特徴です。
熱海市で管理している温泉の市営の集中管理用のタンクです。
街中のマンションとマンションの谷間にあります。
壁をすり抜けて行った先に、そびえてました。
小沢の湯。
熱海七湯の一つといわれる源泉です。
ここで、温泉卵を作っているそうです。
8分くらいでちょうどいい出来上がりになるとのことです。

3日目の野外実習を終えて帰ってきたら総評と認定証の授与式があり、
無事に資格をゲット。
その他、熱海で行った場所については、
後で別途まとめて載せたいと思います。