【山形】肘折温泉/カルデラ温泉館 [温泉【山形】]
2017年8月11日(金)。
肘折温泉のカルデラ温泉館に立ち寄りました。
肘折温泉の中でも肘折温泉郷黄金温泉といわれる温泉地です。
肘折温泉の温泉街からは少し離れた場所にあります日帰り専門の温泉施設です。

こちらが建物の外観です。
平屋建ての建物です。

入口です。
平屋建てですが、屋根&天井が高いので大きく見えますね。

玄関を入ると左手に通路がありまして、
券売機があります。
その奥側がフロントになっています。

フロントの先を奥に通路が延びています。

通路の途中に露天風呂の浴室の入口があります。
1時間交代の男女入れ替え制となっています。
今回は時間の都合で露天風呂には入りませんでした。

通路の奥まで行くと、
突き当りに男女別の浴室があります。
正面に見えるのは、飲泉所です。
こちらのカルデラ温泉館では飲泉をすることも出来ます。

温泉分析書(飲泉所)
泉温:9.4℃
pH:4.4
成分総計:89.7mg/kg
泉質:遊離二酸化炭素の含有量から温泉法による適用により温泉法第2条の温泉に該当(弱酸性・低張性・冷鉱泉)
※泉温・特定成分・成分総計などの療養泉の基準を満たさず、泉質名が付かない温泉となります。
温泉分析書には単純冷鉱泉と記述がありますが、療養泉の基準にはどれも満たしていないため、
泉質名は付かず、温泉法でいう所の温泉となります。
とはいえ、二酸化炭素泉の基準にわずか1割強の118.4mg足りない程度です。
実際には療養泉に該当しないため違いますが、
もし仮に上記の成分量を満たしていたと仮定した場合の泉質は、
単純二酸化炭素冷鉱泉となります。
特徴として、
ガス性の温泉で成分総計と呼ばれる全体的な温泉成分の量が少なく
二酸化炭素のみを突出して多く含んだ(成分の9割以上が二酸化炭素)温泉であり、
とてもレアな温泉なのです。
その二酸化炭素は加温せずそのままかけ流しで提供されているので、
ほぼ二酸化炭素泉で効果はある程度期待できそうです。
温泉の色は無色透明でした。
シュワッとした舌触りで炭酸水みたいな味でした。
比較的飲み易い温泉だと思います。
源泉温度が9.4℃となっており、とっても冷たいです。
二酸化炭素は低温な方が気が抜けないので好都合ですね。
まさに飲泉に持って来いの温泉と言えるでしょう。

飲泉所の湯口です。
正面2つの湯口から常に温泉水が出ている状態です。

内湯の浴室は、通路の奥の飲泉所のある場所の手前側に入口があります。

温泉分析書(内湯)
泉温:54.0℃
pH:6.0
成分総計:2,849mg/kg
泉質:ナトリウム-塩化物温泉(中性・低張性・高温泉)
飲泉所の温泉とは全く別の泉質となっています。
典型的な食塩泉で、温まりの湯ですね。
保温効果の他に、肌のコーティング効果もあります。
隠れた泉質として療養泉の基準には達していませんが、
炭酸水素イオンが19.29mval%ですので、
上記泉質のナトリウム-塩化物温泉に加えて、ほぼ炭酸水素塩泉ということも出来るでしょう。

こちらが内湯の浴槽です。
黄土色のにごり湯で、よく見ると茶褐色の細かい温泉成分の湯の花が舞っていました。
黄金と名の付く温泉は、ほとんどがお湯の色に由来して黄土色の温泉になっていますね。
お湯の温度は適温でした。

内湯の浴室にも冷鉱泉の湯口があります。
浴槽ではないので、お湯につかることはできませんが、
かけ湯は出来るので、
冷鉱泉のかけ湯と温泉の浴槽で温冷浴も出来ます。
温まりの湯である塩化物泉との相性もいいですね。
■肘折温泉/カルデラ温泉館
HP:http://www.hijiorionsen.jp/karuderakan/
〒996-0301
山形県最上郡大蔵村黄金温泉
・日帰り入浴
営業時間:4月~10月の営業時間9:30~18:30、11月~3月の営業時間10:00~16:30(入館受付はそれぞれ終了30分前までとなっております)
入浴料:450円
肘折温泉のカルデラ温泉館に立ち寄りました。
肘折温泉の中でも肘折温泉郷黄金温泉といわれる温泉地です。
肘折温泉の温泉街からは少し離れた場所にあります日帰り専門の温泉施設です。

こちらが建物の外観です。
平屋建ての建物です。

入口です。
平屋建てですが、屋根&天井が高いので大きく見えますね。

玄関を入ると左手に通路がありまして、
券売機があります。
その奥側がフロントになっています。

フロントの先を奥に通路が延びています。

通路の途中に露天風呂の浴室の入口があります。
1時間交代の男女入れ替え制となっています。
今回は時間の都合で露天風呂には入りませんでした。

通路の奥まで行くと、
突き当りに男女別の浴室があります。
正面に見えるのは、飲泉所です。
こちらのカルデラ温泉館では飲泉をすることも出来ます。

温泉分析書(飲泉所)
泉温:9.4℃
pH:4.4
成分総計:89.7mg/kg
泉質:遊離二酸化炭素の含有量から温泉法による適用により温泉法第2条の温泉に該当(弱酸性・低張性・冷鉱泉)
※泉温・特定成分・成分総計などの療養泉の基準を満たさず、泉質名が付かない温泉となります。
温泉分析書には単純冷鉱泉と記述がありますが、療養泉の基準にはどれも満たしていないため、
泉質名は付かず、温泉法でいう所の温泉となります。
とはいえ、二酸化炭素泉の基準にわずか1割強の118.4mg足りない程度です。
実際には療養泉に該当しないため違いますが、
もし仮に上記の成分量を満たしていたと仮定した場合の泉質は、
単純二酸化炭素冷鉱泉となります。
特徴として、
ガス性の温泉で成分総計と呼ばれる全体的な温泉成分の量が少なく
二酸化炭素のみを突出して多く含んだ(成分の9割以上が二酸化炭素)温泉であり、
とてもレアな温泉なのです。
その二酸化炭素は加温せずそのままかけ流しで提供されているので、
ほぼ二酸化炭素泉で効果はある程度期待できそうです。
温泉の色は無色透明でした。
シュワッとした舌触りで炭酸水みたいな味でした。
比較的飲み易い温泉だと思います。
源泉温度が9.4℃となっており、とっても冷たいです。
二酸化炭素は低温な方が気が抜けないので好都合ですね。
まさに飲泉に持って来いの温泉と言えるでしょう。

飲泉所の湯口です。
正面2つの湯口から常に温泉水が出ている状態です。

内湯の浴室は、通路の奥の飲泉所のある場所の手前側に入口があります。

温泉分析書(内湯)
泉温:54.0℃
pH:6.0
成分総計:2,849mg/kg
泉質:ナトリウム-塩化物温泉(中性・低張性・高温泉)
飲泉所の温泉とは全く別の泉質となっています。
典型的な食塩泉で、温まりの湯ですね。
保温効果の他に、肌のコーティング効果もあります。
隠れた泉質として療養泉の基準には達していませんが、
炭酸水素イオンが19.29mval%ですので、
上記泉質のナトリウム-塩化物温泉に加えて、ほぼ炭酸水素塩泉ということも出来るでしょう。

こちらが内湯の浴槽です。
黄土色のにごり湯で、よく見ると茶褐色の細かい温泉成分の湯の花が舞っていました。
黄金と名の付く温泉は、ほとんどがお湯の色に由来して黄土色の温泉になっていますね。
お湯の温度は適温でした。

内湯の浴室にも冷鉱泉の湯口があります。
浴槽ではないので、お湯につかることはできませんが、
かけ湯は出来るので、
冷鉱泉のかけ湯と温泉の浴槽で温冷浴も出来ます。
温まりの湯である塩化物泉との相性もいいですね。
■肘折温泉/カルデラ温泉館
HP:http://www.hijiorionsen.jp/karuderakan/
〒996-0301
山形県最上郡大蔵村黄金温泉
・日帰り入浴
営業時間:4月~10月の営業時間9:30~18:30、11月~3月の営業時間10:00~16:30(入館受付はそれぞれ終了30分前までとなっております)
入浴料:450円
【山形】肘折温泉/上ノ湯共同浴場 [温泉【山形】]
2017年8月11日(金)。
肘折温泉の上ノ湯に入浴しました。
こちらの上ノ湯は、
山形県最上郡大蔵村にあり、
月山の麓にあります銅山川沿いに温泉街が形成されています。
肘折カルデラと呼ばれる周りを山に囲まれた活火山地帯の盆地に位置しています。
上ノ湯は、肘折温泉の温泉街の中心街にあります共同浴場です。
肘折温泉はとても歴史のある温泉地で、
中規模の温泉街で銅山川沿いに建ち並ぶ温泉街の通り沿いは
鄙びた雰囲気があってとても風情があります。

建物の外観です。
こちらの肘折センターの白い建物の中に入っています。

入口です。
真ん中に受付があり、番頭のおじいちゃんが座っていました。

下駄箱を通り抜けると、
すぐに脱衣所になっています。

温泉分析書。
詳細なものが無かったのが残念。
泉温:不明
pH:不明
成分総計:不明
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性・低調性・高温泉)
無色透明なお湯で、柔らかくて滑らかな感触でした。
泉温は適温で、おそらく40℃くらいだと思います。
金気臭があり、お湯の味は甘しょっぱくて鉄分の苦みが少ししました。

こちらが浴槽です。
共同浴場にしては広い方だと思います。

浴室の端っこには、上がり湯用の浴槽もあります。

特徴的なのが、浴室に地蔵尊が祀られているところですね。

西暦807年に発見されたそうですので、
1200年以上もの歴史がある温泉ということになりますね。

こちらが湯口です。
コンコンと温泉が注がれています。
コップが置かれていて、飲泉も出来るようです。
塩化物泉らしい甘しょっぱさと鉄分の味がしましたが、
比較的飲み易い類の味でした。

浴槽は、ご覧のような粗い切石風呂になっています。
肘折温泉の上ノ湯に入浴しました。
こちらの上ノ湯は、
山形県最上郡大蔵村にあり、
月山の麓にあります銅山川沿いに温泉街が形成されています。
肘折カルデラと呼ばれる周りを山に囲まれた活火山地帯の盆地に位置しています。
上ノ湯は、肘折温泉の温泉街の中心街にあります共同浴場です。
肘折温泉はとても歴史のある温泉地で、
中規模の温泉街で銅山川沿いに建ち並ぶ温泉街の通り沿いは
鄙びた雰囲気があってとても風情があります。

建物の外観です。
こちらの肘折センターの白い建物の中に入っています。

入口です。
真ん中に受付があり、番頭のおじいちゃんが座っていました。

下駄箱を通り抜けると、
すぐに脱衣所になっています。

温泉分析書。
詳細なものが無かったのが残念。
泉温:不明
pH:不明
成分総計:不明
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性・低調性・高温泉)
無色透明なお湯で、柔らかくて滑らかな感触でした。
泉温は適温で、おそらく40℃くらいだと思います。
金気臭があり、お湯の味は甘しょっぱくて鉄分の苦みが少ししました。

こちらが浴槽です。
共同浴場にしては広い方だと思います。

浴室の端っこには、上がり湯用の浴槽もあります。

特徴的なのが、浴室に地蔵尊が祀られているところですね。

西暦807年に発見されたそうですので、
1200年以上もの歴史がある温泉ということになりますね。

こちらが湯口です。
コンコンと温泉が注がれています。
コップが置かれていて、飲泉も出来るようです。
塩化物泉らしい甘しょっぱさと鉄分の味がしましたが、
比較的飲み易い類の味でした。

浴槽は、ご覧のような粗い切石風呂になっています。
【山形】滑川温泉/福島屋 [温泉【山形】]
2017年8月10日(木)
本日のお宿、滑川温泉の福島屋です。
滑川温泉福島屋は山形県米沢市にあります米沢八湯の一つで、
西吾妻山系の山間の谷にある秘湯の一軒宿の温泉です。
以前に紹介しました姥湯温泉桝形屋の麓に位置しています。
姥湯温泉桝形屋が山の上に温泉があるのに対して、
こちらの滑川温泉福島屋はその山間の谷に温泉があります。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。

宿の外観です。
2棟にいくつかの建物が連なる形で建っています。
建物の一部は江戸時代からの建物をそのまま使用しているので、
昔ながらの秘湯の温泉宿といった雰囲気が味わえます。
滑川温泉福島屋さんには、
・大浴場(混浴)
・女性専用内風呂
・檜風呂露天風呂(混浴)
・岩風呂露天風呂(混浴)
4つの浴室があります。
岩風呂の露天風呂につきましては、
女性専用の時間帯も設けられています。

宿の前を前川が流れていますが、
建物の前にはちょっとした小さな滝もあります。

建物の間に道が続いていて、
奥のちょうど建物全体の中央部分に玄関があります。

玄関です。

玄関を入って、すぐ左手にフロントがあります。

正面は売店の商品が陳列されています。

右手はこんな感じです。
今回宿泊したお部屋は、ここを右に曲がった先にある
新館のお部屋で玄関から右手前側の棟になります。

新館は内装が新しくて雰囲気が違っています。

暖簾をくぐった先にお部屋が並んでいます。

今回宿泊したお部屋は、こちらの角部屋の1号室でした。

こちらがお部屋です。
角部屋なので、部屋の2面に窓があってとても開放感があります。
和室ですが新館なのでお部屋の内装はとてもキレイでした。


洗面台とトイレです。
こちらもキレイでした。

まず最初に館内にある、
大浴場から紹介します。
先ほどの玄関右手の通路を建物奥側に進んでいきます。

通路の奥に階段がありますので、
ここを下りていきます。

ちなみに、この階段の踊り場の脇には無料の電動マッサージチェアがあります。
なかなか良い具合に揉み解してくれるので、
日頃の疲れが取れました。

階段を下りた所です。
左手側が混浴の内湯、
右手側が女性専用の内湯になっています。
■大浴場(混浴内湯)

黄色い暖簾をくぐった先が男女別の脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:53.6℃、40.4℃(使用場所での温度:46.4℃)
pH:7.2
成分総計:1,086mg/kg
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
泉質に硫黄泉は含まれていませんが、
硫化水素がけっこう含まれていますので、
お湯の色が乳白色で硫黄臭も強く、
一見すると硫黄泉みたいな温泉でした。
感触はツルツルした感じでした。

浴室に入って、左手奥にかけ湯ようの浴槽兼洗い場がありますw
かけ湯用の浴槽で体を流すパターンですね。

こちらが内湯の浴槽です。
切石風呂の浴槽で、
灰色っぽい乳白色のお湯でした。
内湯の浴室も雰囲気があって、
とても浴感が良かったです。

湯口です。
湯量は豊富でした。

お湯の色は、グレーっぽい乳白色でした。
硫化水素がそれなりに含まれていますので、
硫黄泉の基準には達していませんが、
硫黄泉らしい硫化水素臭が漂っています。

次に、露天風呂を紹介します。
フロントの前の通路を建物の奥側に進んでいきます。
こっち側は自炊棟の建物ですので、建物の雰囲気がとっても良いですね。

通路の突き当りに、外に出る勝手口があります。
■檜風呂

外に出てすぐ右手に檜風呂の露天風呂の建物があります。

小屋の中が脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:53.6℃
pH:7.1
成分総計:1,232mg/kg
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(硫黄型)(中性・低調性・高温泉)
硫黄型の硫黄泉で、透明感のあるジャッカン緑がかった色のお湯でした。
茶色の繊維状の湯の花が舞っていて、
硫黄型の硫化水素イオンが含まれている硫黄泉でガス性ではないのですが、
硫黄臭はけっこうあります。
とろみのあるヌルヌルしたスベスベなお湯でした。

こちらが檜風呂の露天風呂です。
浴槽は小さ目です。

浴槽全体が檜で出来ているので、
とっても浴感が良く檜の香りもします。
源泉かけ流しで新鮮なお湯が注がれていますので、
お湯の色は透明感があります。
かすかに緑っぽい色をしています。

湯口です。
湯量は豊富で源泉かけ流しで放流されていました。
湯口の奥に川が見ることが出来、
囲いがあるので、見晴らしはそれほどでもありませんが、
川の流れる音を聞きながらのんびりお湯につかれますので、
リラクゼーション効果も抜群です。
■岩風呂

そして最後に、岩風呂の露天風呂を紹介します。
檜風呂の露天風呂の小屋の脇にある小道を
そのまま川の上流に向かって進んでいきます。

小道を20m進むとすぐに岩風呂の露天風呂が見えてきます。
こちらは川の河川敷の端っこに浴槽があるので、
すぐ目の前に川が流れているのが眺められます。
岩風呂につきましては、温泉分析書が見つけられませんでしたが、
泉質としては大浴場と同じ泉質の様です。
こちらも硫化水素がある程度含まれているのか、
硫黄臭がする乳白色のお湯でした。

こちらが岩風呂の露天風呂の浴槽です。

浴槽から見た川側の景観です。

お湯の色は乳白色で薄いにごり湯でした。
お湯の温度は、ここの浴槽が一番ぬるい温度でした。
その分、長湯をするのには最適ですね。

露天風呂のすぐ目の前を流れる前川の景観です。
ゴツゴツした大きな岩があちこちにゴロゴロ転がっている、
荒々しい河原になっていました。
■夕食

温泉を堪能したら、夕食です。
今回は部屋食でした。
予想に反して、とても量が多かったです。

夕食のお品書きです。




夕食の品々です。
米沢牛のしゃぶしゃぶが激ウマでした!
■朝食

翌朝の朝食です。
朝食はシンプルなお料理でした。
■自炊棟

せっかくなので、宿の自炊棟も見学しました。

自炊棟の客室エリアの廊下です。
江戸時代からある建物の雰囲気を残していますね。

こちらが客室です。
非常に簡素なお部屋でした。
湯治で宿泊した当時を思い起こさせます。

自炊棟なので、台所ももちろんあります。
小奇麗な感じでした。

洗濯機や洗面台が並んでいる場所もあります。
連泊しても安心ですね。
岩風呂は露天風呂の目の前を前川が流れているため景観がとても良く、
檜風呂は檜の浴槽の浴感が良くさらに内風呂や岩風呂とは違う泉質でお湯の違いが楽しめ、
混浴内湯の大浴場は泉質がとてもよく浴室の雰囲気も鄙びた秘湯の情緒があり、
どの浴室の温泉もとても素晴らしい温泉でした。
また機会があったら、宿泊したい温泉宿でした。
■滑川温泉/福島屋
HP:www.namegawa-fukushimaya.com/
〒992-1303
山形県米沢市大字大沢滑川15番地
TEL:0238-34-2250
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:9:00~16:00(冬季休業)
入浴料:500円
本日のお宿、滑川温泉の福島屋です。
滑川温泉福島屋は山形県米沢市にあります米沢八湯の一つで、
西吾妻山系の山間の谷にある秘湯の一軒宿の温泉です。
以前に紹介しました姥湯温泉桝形屋の麓に位置しています。
姥湯温泉桝形屋が山の上に温泉があるのに対して、
こちらの滑川温泉福島屋はその山間の谷に温泉があります。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。

宿の外観です。
2棟にいくつかの建物が連なる形で建っています。
建物の一部は江戸時代からの建物をそのまま使用しているので、
昔ながらの秘湯の温泉宿といった雰囲気が味わえます。
滑川温泉福島屋さんには、
・大浴場(混浴)
・女性専用内風呂
・檜風呂露天風呂(混浴)
・岩風呂露天風呂(混浴)
4つの浴室があります。
岩風呂の露天風呂につきましては、
女性専用の時間帯も設けられています。

宿の前を前川が流れていますが、
建物の前にはちょっとした小さな滝もあります。

建物の間に道が続いていて、
奥のちょうど建物全体の中央部分に玄関があります。

玄関です。

玄関を入って、すぐ左手にフロントがあります。

正面は売店の商品が陳列されています。

右手はこんな感じです。
今回宿泊したお部屋は、ここを右に曲がった先にある
新館のお部屋で玄関から右手前側の棟になります。

新館は内装が新しくて雰囲気が違っています。

暖簾をくぐった先にお部屋が並んでいます。

今回宿泊したお部屋は、こちらの角部屋の1号室でした。


こちらがお部屋です。
角部屋なので、部屋の2面に窓があってとても開放感があります。
和室ですが新館なのでお部屋の内装はとてもキレイでした。


洗面台とトイレです。
こちらもキレイでした。

まず最初に館内にある、
大浴場から紹介します。
先ほどの玄関右手の通路を建物奥側に進んでいきます。

通路の奥に階段がありますので、
ここを下りていきます。

ちなみに、この階段の踊り場の脇には無料の電動マッサージチェアがあります。
なかなか良い具合に揉み解してくれるので、
日頃の疲れが取れました。

階段を下りた所です。
左手側が混浴の内湯、
右手側が女性専用の内湯になっています。
■大浴場(混浴内湯)

黄色い暖簾をくぐった先が男女別の脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:53.6℃、40.4℃(使用場所での温度:46.4℃)
pH:7.2
成分総計:1,086mg/kg
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
泉質に硫黄泉は含まれていませんが、
硫化水素がけっこう含まれていますので、
お湯の色が乳白色で硫黄臭も強く、
一見すると硫黄泉みたいな温泉でした。
感触はツルツルした感じでした。

浴室に入って、左手奥にかけ湯ようの浴槽兼洗い場がありますw
かけ湯用の浴槽で体を流すパターンですね。

こちらが内湯の浴槽です。
切石風呂の浴槽で、
灰色っぽい乳白色のお湯でした。
内湯の浴室も雰囲気があって、
とても浴感が良かったです。

湯口です。
湯量は豊富でした。

お湯の色は、グレーっぽい乳白色でした。
硫化水素がそれなりに含まれていますので、
硫黄泉の基準には達していませんが、
硫黄泉らしい硫化水素臭が漂っています。

次に、露天風呂を紹介します。
フロントの前の通路を建物の奥側に進んでいきます。
こっち側は自炊棟の建物ですので、建物の雰囲気がとっても良いですね。

通路の突き当りに、外に出る勝手口があります。
■檜風呂

外に出てすぐ右手に檜風呂の露天風呂の建物があります。

小屋の中が脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:53.6℃
pH:7.1
成分総計:1,232mg/kg
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(硫黄型)(中性・低調性・高温泉)
硫黄型の硫黄泉で、透明感のあるジャッカン緑がかった色のお湯でした。
茶色の繊維状の湯の花が舞っていて、
硫黄型の硫化水素イオンが含まれている硫黄泉でガス性ではないのですが、
硫黄臭はけっこうあります。
とろみのあるヌルヌルしたスベスベなお湯でした。

こちらが檜風呂の露天風呂です。
浴槽は小さ目です。

浴槽全体が檜で出来ているので、
とっても浴感が良く檜の香りもします。
源泉かけ流しで新鮮なお湯が注がれていますので、
お湯の色は透明感があります。
かすかに緑っぽい色をしています。

湯口です。
湯量は豊富で源泉かけ流しで放流されていました。
湯口の奥に川が見ることが出来、
囲いがあるので、見晴らしはそれほどでもありませんが、
川の流れる音を聞きながらのんびりお湯につかれますので、
リラクゼーション効果も抜群です。
■岩風呂

そして最後に、岩風呂の露天風呂を紹介します。
檜風呂の露天風呂の小屋の脇にある小道を
そのまま川の上流に向かって進んでいきます。

小道を20m進むとすぐに岩風呂の露天風呂が見えてきます。
こちらは川の河川敷の端っこに浴槽があるので、
すぐ目の前に川が流れているのが眺められます。
岩風呂につきましては、温泉分析書が見つけられませんでしたが、
泉質としては大浴場と同じ泉質の様です。
こちらも硫化水素がある程度含まれているのか、
硫黄臭がする乳白色のお湯でした。

こちらが岩風呂の露天風呂の浴槽です。

浴槽から見た川側の景観です。

お湯の色は乳白色で薄いにごり湯でした。
お湯の温度は、ここの浴槽が一番ぬるい温度でした。
その分、長湯をするのには最適ですね。

露天風呂のすぐ目の前を流れる前川の景観です。
ゴツゴツした大きな岩があちこちにゴロゴロ転がっている、
荒々しい河原になっていました。
■夕食

温泉を堪能したら、夕食です。
今回は部屋食でした。
予想に反して、とても量が多かったです。

夕食のお品書きです。




夕食の品々です。
米沢牛のしゃぶしゃぶが激ウマでした!
■朝食

翌朝の朝食です。
朝食はシンプルなお料理でした。
■自炊棟

せっかくなので、宿の自炊棟も見学しました。

自炊棟の客室エリアの廊下です。
江戸時代からある建物の雰囲気を残していますね。

こちらが客室です。
非常に簡素なお部屋でした。
湯治で宿泊した当時を思い起こさせます。

自炊棟なので、台所ももちろんあります。
小奇麗な感じでした。

洗濯機や洗面台が並んでいる場所もあります。
連泊しても安心ですね。
岩風呂は露天風呂の目の前を前川が流れているため景観がとても良く、
檜風呂は檜の浴槽の浴感が良くさらに内風呂や岩風呂とは違う泉質でお湯の違いが楽しめ、
混浴内湯の大浴場は泉質がとてもよく浴室の雰囲気も鄙びた秘湯の情緒があり、
どの浴室の温泉もとても素晴らしい温泉でした。
また機会があったら、宿泊したい温泉宿でした。
■滑川温泉/福島屋
HP:www.namegawa-fukushimaya.com/
〒992-1303
山形県米沢市大字大沢滑川15番地
TEL:0238-34-2250
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:9:00~16:00(冬季休業)
入浴料:500円
【山形】白布温泉/中屋別館 不動閣 [温泉【山形】]
2017年8月10日(木)。
白布温泉の中屋別館 不動閣に日帰り入浴しました。
中屋は、西屋と東屋に並び称されるくらい歴史のある温泉旅館でしたが、
本館は2000年3月25日の火災によってすべて焼失してしまいましたので、
今は別館のみで営業されています。

こちらが中屋別館不動閣です。
中屋別館 不動閣には、
・露天風呂(男女)
・大浴場(オリンピック風呂)(男女)
と浴室がそれぞれ2つあります。

玄関は脇にあるこちらの建物にあって、
ここから中に入ります。

玄関です。

玄関を入って右手がお土産屋さんになっています。

温泉へは、玄関を入って左手の赤いじゅうたんの通路を進んでいきます。

案内板があるので、迷わずにスムーズに行けます。

ここは、最初の写真の建物の中です。
そのまま道なりに進みます。

途中で、露天風呂とオリンピック風呂に道が分かれます。
露天風呂が右側、オリンピックが左側通路の先にあります。
最初に露天風呂の方から紹介します。
露天風呂はここを右に進みます。

露天風呂の浴室の入口です。
手前が女湯、奥が男湯です。

温泉分析書。
泉温:57.6℃
pH:7.3
成分総計:1,269mg/kg
泉質:含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)(中性・低調性・高温泉)
同じ白布温泉内の西屋と東屋は硫酸塩泉ですが、
こちらは泉質が違って硫黄を含む硫黄泉となっています。
ガス性ではないイオン性の硫黄型の硫黄泉なので、
硫黄臭には気づかないくらいでした。
湯船の中には繊維状の白い湯の花がたくさん舞っていて、
お湯の色はジャッカン黄色味がかっていました。
お湯の温度は適温でした。

こちらが露天風呂の浴槽です。
残念ながら掃除後でまだお湯が溜まりきっていませんでした。
露天風呂と行っても、建物内になっていて半露天といったところでしょうか。

湯口は竹口からチョロチョロっと出ていました。
湯量はあまり多く無いようでした。

お湯の色は無色透明でした。

次にオリンピック風呂を紹介します。
さっきのこの分かれ道を今度は左側に進んでいきます。

通路の奥まで行くと浴室があります。

そしてこちらがオリンピック風呂の浴槽です。
細長~い湯船が特徴で、長さは20m近くあります。
1946年開催の東京オリンピックの聖火台の石に白布温泉の石が切り出されたことに由来しているそうです。

壁側には洗い場が並んでいます。

湯口は、細長い浴槽の端から端まで設置された窓側の浴槽の壁のお湯の中にある
鉄パイプから供給されています。

硫黄泉ですが、源泉かけ流しでお湯が新鮮なので、
にごり湯とはならずに、
黄緑色を帯びた透明の温泉でした。
浴槽には、白っぽい繊維状の湯の花がたくさん舞っていました。
■白布温泉/中屋別館 不動閣
HP:http://www.fudokaku.jp/
〒992-1472
山形県米沢市関 大字関1514
TEL:0238-55-2121
・日帰り入浴
営業時間:13:30~18:00
入浴料:500円
白布温泉の中屋別館 不動閣に日帰り入浴しました。
中屋は、西屋と東屋に並び称されるくらい歴史のある温泉旅館でしたが、
本館は2000年3月25日の火災によってすべて焼失してしまいましたので、
今は別館のみで営業されています。

こちらが中屋別館不動閣です。
中屋別館 不動閣には、
・露天風呂(男女)
・大浴場(オリンピック風呂)(男女)
と浴室がそれぞれ2つあります。

玄関は脇にあるこちらの建物にあって、
ここから中に入ります。

玄関です。

玄関を入って右手がお土産屋さんになっています。

温泉へは、玄関を入って左手の赤いじゅうたんの通路を進んでいきます。

案内板があるので、迷わずにスムーズに行けます。

ここは、最初の写真の建物の中です。
そのまま道なりに進みます。

途中で、露天風呂とオリンピック風呂に道が分かれます。
露天風呂が右側、オリンピックが左側通路の先にあります。
最初に露天風呂の方から紹介します。
露天風呂はここを右に進みます。

露天風呂の浴室の入口です。
手前が女湯、奥が男湯です。

温泉分析書。
泉温:57.6℃
pH:7.3
成分総計:1,269mg/kg
泉質:含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)(中性・低調性・高温泉)
同じ白布温泉内の西屋と東屋は硫酸塩泉ですが、
こちらは泉質が違って硫黄を含む硫黄泉となっています。
ガス性ではないイオン性の硫黄型の硫黄泉なので、
硫黄臭には気づかないくらいでした。
湯船の中には繊維状の白い湯の花がたくさん舞っていて、
お湯の色はジャッカン黄色味がかっていました。
お湯の温度は適温でした。

こちらが露天風呂の浴槽です。
残念ながら掃除後でまだお湯が溜まりきっていませんでした。
露天風呂と行っても、建物内になっていて半露天といったところでしょうか。

湯口は竹口からチョロチョロっと出ていました。
湯量はあまり多く無いようでした。

お湯の色は無色透明でした。

次にオリンピック風呂を紹介します。
さっきのこの分かれ道を今度は左側に進んでいきます。

通路の奥まで行くと浴室があります。

そしてこちらがオリンピック風呂の浴槽です。
細長~い湯船が特徴で、長さは20m近くあります。
1946年開催の東京オリンピックの聖火台の石に白布温泉の石が切り出されたことに由来しているそうです。

壁側には洗い場が並んでいます。

湯口は、細長い浴槽の端から端まで設置された窓側の浴槽の壁のお湯の中にある
鉄パイプから供給されています。

硫黄泉ですが、源泉かけ流しでお湯が新鮮なので、
にごり湯とはならずに、
黄緑色を帯びた透明の温泉でした。
浴槽には、白っぽい繊維状の湯の花がたくさん舞っていました。
■白布温泉/中屋別館 不動閣
HP:http://www.fudokaku.jp/
〒992-1472
山形県米沢市関 大字関1514
TEL:0238-55-2121
・日帰り入浴
営業時間:13:30~18:00
入浴料:500円
【山形】大平温泉/滝見屋 [温泉【山形】]
2017年8月10日(木)。
山形県米沢市にあります、大平温泉滝見屋に日帰り入浴で立ち寄りました。

大平温泉は米沢八湯の一つで、
同じ米沢八湯である
姥湯温泉、滑川温泉、広河原温泉などと同様に、
西吾妻山脈に連なる山の中にある秘湯の一軒宿となっており、
標高1,080mの山間の谷底に最上川の源流の川に隣接して温泉宿が建てられています。

宿の駐車場から宿に続く道です。
駐車場まででも山道を車でかなり登った所にあり、
道中は狭い曲がりくねった道を登った山連なりの峰の部分に駐車場があります。
宿の駐車場といっても、宿まで歩いて15分程かかり、
ここから宿のある谷底に向かって山道をひたすら下りていきます。
宿のご主人の話によると、駐車場から宿までの高低差はなんと200mもあるそうです!

道中はこんな感じのちょっとした滝も道脇にあったりします。

しばらく下ると、木々の合間からやっと宿が見えてきます。

宿が見えてくると川も一緒に見えてきます。
川音が聞こえてきたら、宿が近い証拠です。



川の手前には不動明王が祀られていました。

川には吊り橋がかかっていて、
ここを渡ればすぐ宿に着きます。
立て看板に、「5人以上同時に乗らないでください。危険です。」の文字がw
木とワイヤーで吊るした吊り橋なので、
体重制限があるんですね。
岩が張り出した脇をすり抜ける感じなので、
秘境の雰囲気がありますね。

吊り橋から見た滝見屋のお宿です。
谷底にあるのが良く分かりますね。

こちらが大平温泉滝見屋さんです。

宿の脇には、清水の湧水があります。
こちらで水分補給。
山道を歩いた後なので、とても美味しかったです。

建物の表には温泉の沿革の説明書きもありました。
この様な秘境にありますが、歴史はとても古く開湯が西暦860年ということは1150年以上も続く温泉です。

こちらが宿の玄関です。
入ってすぐの所にフロントがあって、
そちらで受付をします。

温泉へは、宿の建物の手前左手にあります、
こちらの通路を川沿いに下りていきます。

すると、建物を回り込んだところですぐ露天風呂の温泉が見えてきます。
露天風呂は宿の脇を流れる最上川の源流の川に隣接する形になっているので、
すぐ目の前に川が流れています。

手前が男湯で、奥に見えるのが女湯です。

脱衣所の囲いの脇からすぐ温泉が見えます。

囲いの中が脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:62.8℃
pH:7.2
成分総計:1,150mg/kg
泉質:カルシウム-硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
滑らかな肌触りで、じゃっかんですがヌルっとした感触があります。
お湯の色は無色透明です。
硫酸塩泉特有の湯の華がチラホラ湯船の中に舞っていました。
お湯の味はジャッカン苦みのある味です。
硫黄泉ではありませんが、
硫化水素も含まれている(療養泉の基準の約3分の1)ので、
微かに硫黄臭もします。
泉温はけっこう熱くて、42~43℃くらいでした。
宿のご主人の話によると、源泉は宿の200m程さらに奥にある場所で湧出しているそうです。
湯量はとても豊富で源泉かけ流しでドバっと放流されていました。

そしてこちらが露天風呂の湯船です。


別の角度から。

こちらが湯口です。
噴水みたいな感じの湯口でした。

余ったお湯は浴槽の端からそのまま川に放流されています。

写真だとわかりづらいかもしれませんが、
白っぽい湯の華がけっこう舞っています。

湯船のすぐ脇に川が流れているので、
川を見ながらせせらぎを聴きながら、
大自然に囲まれた中でのんびり温泉につかることが出来ます!

川はこんな感じです。
植物性の腐植質の成分が溶け込んでいるのか、
茶色っぽい色をしていました。

露天風呂から見た宿の建物です。

男湯の露天風呂からは、吊り橋も見えます。
秘湯の温泉という言葉がピタリと当てはまる一軒宿の温泉宿で、
この日最初の入浴客ということで、
誰もいない中で一人で露天風呂を堪能できました。
■おまけ(トトロの森)

米沢市街から大平温泉へ行く途中にある、トトロの森です。
道端に木々が集まったちょっとした林の様になっている場所があって、
その形状がトトロの姿形に似ていることからトトロの森と名付けられていて、
ちょっとした観光名所になっています。

それがこちら。
確かに、似ていますねw
近くには専用の展望台の様な場所があって、
そこから写真の景色が眺められます。

道沿いに木々が建っているのですが、
道側から見るとこんな感じです。
通り沿いにあるので、時間に余裕があれば観てみるといいかもしれません。
■大平温泉/滝見屋
HP:http://takimiya.blogdehp.ne.jp/
〒992-1461
山形県米沢市李山12127
TEL:0238-38-3360
・日帰り入浴
営業時間:9:30~15:30
入浴料:500円
山形県米沢市にあります、大平温泉滝見屋に日帰り入浴で立ち寄りました。

大平温泉は米沢八湯の一つで、
同じ米沢八湯である
姥湯温泉、滑川温泉、広河原温泉などと同様に、
西吾妻山脈に連なる山の中にある秘湯の一軒宿となっており、
標高1,080mの山間の谷底に最上川の源流の川に隣接して温泉宿が建てられています。

宿の駐車場から宿に続く道です。
駐車場まででも山道を車でかなり登った所にあり、
道中は狭い曲がりくねった道を登った山連なりの峰の部分に駐車場があります。
宿の駐車場といっても、宿まで歩いて15分程かかり、
ここから宿のある谷底に向かって山道をひたすら下りていきます。
宿のご主人の話によると、駐車場から宿までの高低差はなんと200mもあるそうです!

道中はこんな感じのちょっとした滝も道脇にあったりします。

しばらく下ると、木々の合間からやっと宿が見えてきます。

宿が見えてくると川も一緒に見えてきます。
川音が聞こえてきたら、宿が近い証拠です。



川の手前には不動明王が祀られていました。

川には吊り橋がかかっていて、
ここを渡ればすぐ宿に着きます。
立て看板に、「5人以上同時に乗らないでください。危険です。」の文字がw
木とワイヤーで吊るした吊り橋なので、
体重制限があるんですね。
岩が張り出した脇をすり抜ける感じなので、
秘境の雰囲気がありますね。

吊り橋から見た滝見屋のお宿です。
谷底にあるのが良く分かりますね。

こちらが大平温泉滝見屋さんです。

宿の脇には、清水の湧水があります。
こちらで水分補給。
山道を歩いた後なので、とても美味しかったです。

建物の表には温泉の沿革の説明書きもありました。
この様な秘境にありますが、歴史はとても古く開湯が西暦860年ということは1150年以上も続く温泉です。

こちらが宿の玄関です。
入ってすぐの所にフロントがあって、
そちらで受付をします。

温泉へは、宿の建物の手前左手にあります、
こちらの通路を川沿いに下りていきます。

すると、建物を回り込んだところですぐ露天風呂の温泉が見えてきます。
露天風呂は宿の脇を流れる最上川の源流の川に隣接する形になっているので、
すぐ目の前に川が流れています。

手前が男湯で、奥に見えるのが女湯です。

脱衣所の囲いの脇からすぐ温泉が見えます。

囲いの中が脱衣所になっています。

温泉分析書。
泉温:62.8℃
pH:7.2
成分総計:1,150mg/kg
泉質:カルシウム-硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
滑らかな肌触りで、じゃっかんですがヌルっとした感触があります。
お湯の色は無色透明です。
硫酸塩泉特有の湯の華がチラホラ湯船の中に舞っていました。
お湯の味はジャッカン苦みのある味です。
硫黄泉ではありませんが、
硫化水素も含まれている(療養泉の基準の約3分の1)ので、
微かに硫黄臭もします。
泉温はけっこう熱くて、42~43℃くらいでした。
宿のご主人の話によると、源泉は宿の200m程さらに奥にある場所で湧出しているそうです。
湯量はとても豊富で源泉かけ流しでドバっと放流されていました。

そしてこちらが露天風呂の湯船です。


別の角度から。

こちらが湯口です。
噴水みたいな感じの湯口でした。

余ったお湯は浴槽の端からそのまま川に放流されています。

写真だとわかりづらいかもしれませんが、
白っぽい湯の華がけっこう舞っています。

湯船のすぐ脇に川が流れているので、
川を見ながらせせらぎを聴きながら、
大自然に囲まれた中でのんびり温泉につかることが出来ます!

川はこんな感じです。
植物性の腐植質の成分が溶け込んでいるのか、
茶色っぽい色をしていました。

露天風呂から見た宿の建物です。

男湯の露天風呂からは、吊り橋も見えます。
秘湯の温泉という言葉がピタリと当てはまる一軒宿の温泉宿で、
この日最初の入浴客ということで、
誰もいない中で一人で露天風呂を堪能できました。
■おまけ(トトロの森)

米沢市街から大平温泉へ行く途中にある、トトロの森です。
道端に木々が集まったちょっとした林の様になっている場所があって、
その形状がトトロの姿形に似ていることからトトロの森と名付けられていて、
ちょっとした観光名所になっています。

それがこちら。
確かに、似ていますねw
近くには専用の展望台の様な場所があって、
そこから写真の景色が眺められます。

道沿いに木々が建っているのですが、
道側から見るとこんな感じです。
通り沿いにあるので、時間に余裕があれば観てみるといいかもしれません。
■大平温泉/滝見屋
HP:http://takimiya.blogdehp.ne.jp/
〒992-1461
山形県米沢市李山12127
TEL:0238-38-3360
・日帰り入浴
営業時間:9:30~15:30
入浴料:500円
【山形】広河原温泉/湯ノ沢間欠泉 湯の華 [温泉【山形】]
2017年5月2日(火)。
本日のお宿、広河原温泉の「湯ノ沢間欠泉 湯の華」です。
山形県西置賜郡飯豊町にあり、
山形県の一番南の端で福島県との県境にあります。
白川湖からさらに最上川水系を上流に遡った標高800mの山あいにある一軒宿の温泉です。
日本で唯一、間欠泉のある露天風呂に入浴が出来るということで有名な温泉です!
ということもあってか宿までの道中は、
途中から舗装されていない道になりどんどん道が険しくなるので、
「本当にこの道で合ってるの?」と思ってしまうくらいの秘境の地にありますw
一応案内板があるのでその通りに進めば大丈夫ですが、
春先などの時期によっては、
残雪のため宿の利用者以外が入ってこないように
カラーコーンでバリケードがされている場所があって、
わからないとそこで引き返してしまう可能性がありますね。
そこは気にせず、カラーコーンの位置をずらせるので一旦車から降りて対応すれば大丈夫です。
一番近場の米沢市街からでも1時間半くらいかかります。

秘湯の温泉というのに相応しい温泉宿です。

道中、この様な残雪が残る道を進み

広河原川に沿って山道を登って行きます。

奥入瀬渓流を思わせるような原生林に囲まれた渓流でした。


一番度肝を抜かれたのがこちらです!
天然の滝が道路に流れ込んで道を遮る形でそのまま川に流れ込んでいますw

こんな感じの本格的な滝です!
宿の方の話ですと、この上に沼があってそこから流れてきているそうです。

見所満載の道中を経て、ようやく宿に到着です。

宿の玄関口です。
早速入ります。
こちらの広河原温泉「湯ノ沢間欠泉 湯の華」には、
・内湯(男女)
・混浴露天風呂
2つの浴槽があります。
混浴露天風呂へは、男女それぞれの内湯の外にあります。
浴槽の手前まで衝立で分かれています。
女性はバスタオルや湯浴み着の着用可とのことですので、
比較的入浴がしやすいと思います。

玄関を入ってすぐ左手にフロントがあります。

玄関正面には小さなロビーがあります。

早速お部屋にご案内。
フロントから左手の通路を進んでいきます。

通路を奥まで進んでいきます。
一応建物は2棟あって、本館と新館とあるそうです。
今回は新館のお部屋でした。
別棟になっているのも分からない造りで、観た感じの建物の雰囲気も一緒です。

通路を一番奥まで行くと階段があるので、
ここを上ります。

2階の「あじさい」というお部屋でした。

部屋の中に入ると通路があって、

こちらがお部屋です。
8畳一間のコンパクトなお部屋でした。
一人旅には充分でした。
ちなみに携帯の電波は、ほとんど届かないです。
地方に強いドコモでも厳しい状態でした。

窓側から

トイレ付きで、トイレはこんな感じです。
トイレ無しのお部屋もあるそうです。

部屋の窓からの景色です。
広河原川の渓流と背後の山が見渡せて眺めが良かったです。

それでは温泉をご案内します。
実は今年の営業はこの日からとのことで、
浴槽にまだお湯が溜まりきっていないということで、
しばらく待つ形になりました。
浴室は、フロントのすぐ右側に入り口があります。
表には著名人のサイン色紙が飾ってありました。


脱衣所です。
簡素な感じでした。

温泉分析書。
泉温:35.1℃
pH:6.6
成分総計:不明
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性・低調性・高温泉)
療養泉の基準には達していませんが、鉄分がけっこう含まれていて、
お湯の色は赤茶色のにごり湯になってます。
金気臭も強いですね。
鉄分特有の苦みがあります。
泉温は高くありませんが源泉かけ流しのため、
お湯の温度はぬる湯になってます。

内湯です。
浴槽は控えめな広さですね。
お湯の温度は適温でジャッカンぬるめかなというくらいの温度でした。

湯口です。
ポンプでお湯を引き上げて提供しているとのことで、
湯量の調整で何度が従業員の方が様子を見に来られて、
その都度感想を聞かれましたw

お湯の色はご覧の様な赤茶色のにごり湯になってます。

そして、こちらが間欠泉のある露天風呂です!
露天風呂の真ん中に間欠泉の湯口があって、
そこから平均して30分くらいの間隔で間欠泉がブワーっと噴出します。
1回の噴出時間は5分前後といった感じですね。
平均して30分なので、
5~10分くらいでまた出ることもあれば、
1時間待っても出ないことがあるそうです。
日帰り入浴のお客さんで、中には観れずに帰った運の悪い方もいらっしゃるということでした。
自然現象なので、こればっかりは致し方がありませんね(^_^;)
確実に見たい方は宿泊をお勧めします。

勢いがあるときは、3mくらいの高さまで噴出してました。
こちらの間欠泉は冬季の閉鎖期間も止まることなく噴出し続けるとのことで、
この周辺だけ雪が積もらないと宿の方から伺いました。

ちなみに、間欠泉が出ていない時の間欠泉の湯口です。

浴槽の外側に浴槽から溢れたお湯が流されているエリアがあって、
そこはこの様な感じで温泉成分の析出物が堆積してます!

間欠泉以外にも湯口があります。
こちらはチョロチョロと流れているくらいの量でした。

赤茶色のにごり湯で、浴槽の縁まで温泉成分の析出物が付着してました。

浴槽の中からの眺めです。
お湯の温度はかなりぬるいです。
間欠泉を見るための長湯には適していますね。
ですが、時期によっては朝晩は寒く感じると思います。

露天風呂の奥側から内湯向きの眺めです。
男女の内湯から衝立で通路が分けられています。

お夕食のお時間です。
食事処はフロントの通路を挟んだ反対側にあります。

こちらがお食事処です。
窓があって広河原川が脇を流れています。


夕食の品々です。
シンプルな料理でしたが、味も量も満足でした。
特にどぶろくの鍋がとても美味しかったです。

秘湯どぶろくをいただき、部屋でも飲みました。
とても美味しかったです。

翌日の朝食です。
こちらもシンプルですね。
ご飯はお代わり自由です。
間欠泉の露天風呂はイメージ通りで、
間欠泉を見ながらお湯につかれるのはとても素晴らしいですね。
宿までの道中も見所があり、
自然を満喫できる温泉宿でした。
1度は訪れる価値のある温泉だと思います。
またぜひ訪れたい温泉ですね。
■広河原温泉/湯ノ沢間欠泉 湯の華
HP:https://www.kanketusen-yunohana.com/
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:10:00~16:00
入浴料:600円
〒999-0422
山形県西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢448-2
夏季期間・営業中(5月~11月初旬)
050-5534-3431
冬季期間・休業中(11月中旬~4月)
080-9252-8120
本日のお宿、広河原温泉の「湯ノ沢間欠泉 湯の華」です。
山形県西置賜郡飯豊町にあり、
山形県の一番南の端で福島県との県境にあります。
白川湖からさらに最上川水系を上流に遡った標高800mの山あいにある一軒宿の温泉です。
日本で唯一、間欠泉のある露天風呂に入浴が出来るということで有名な温泉です!
ということもあってか宿までの道中は、
途中から舗装されていない道になりどんどん道が険しくなるので、
「本当にこの道で合ってるの?」と思ってしまうくらいの秘境の地にありますw
一応案内板があるのでその通りに進めば大丈夫ですが、
春先などの時期によっては、
残雪のため宿の利用者以外が入ってこないように
カラーコーンでバリケードがされている場所があって、
わからないとそこで引き返してしまう可能性がありますね。
そこは気にせず、カラーコーンの位置をずらせるので一旦車から降りて対応すれば大丈夫です。
一番近場の米沢市街からでも1時間半くらいかかります。

秘湯の温泉というのに相応しい温泉宿です。

道中、この様な残雪が残る道を進み

広河原川に沿って山道を登って行きます。

奥入瀬渓流を思わせるような原生林に囲まれた渓流でした。


一番度肝を抜かれたのがこちらです!
天然の滝が道路に流れ込んで道を遮る形でそのまま川に流れ込んでいますw

こんな感じの本格的な滝です!
宿の方の話ですと、この上に沼があってそこから流れてきているそうです。

見所満載の道中を経て、ようやく宿に到着です。

宿の玄関口です。
早速入ります。
こちらの広河原温泉「湯ノ沢間欠泉 湯の華」には、
・内湯(男女)
・混浴露天風呂
2つの浴槽があります。
混浴露天風呂へは、男女それぞれの内湯の外にあります。
浴槽の手前まで衝立で分かれています。
女性はバスタオルや湯浴み着の着用可とのことですので、
比較的入浴がしやすいと思います。

玄関を入ってすぐ左手にフロントがあります。

玄関正面には小さなロビーがあります。

早速お部屋にご案内。
フロントから左手の通路を進んでいきます。

通路を奥まで進んでいきます。
一応建物は2棟あって、本館と新館とあるそうです。
今回は新館のお部屋でした。
別棟になっているのも分からない造りで、観た感じの建物の雰囲気も一緒です。

通路を一番奥まで行くと階段があるので、
ここを上ります。

2階の「あじさい」というお部屋でした。

部屋の中に入ると通路があって、

こちらがお部屋です。
8畳一間のコンパクトなお部屋でした。
一人旅には充分でした。
ちなみに携帯の電波は、ほとんど届かないです。
地方に強いドコモでも厳しい状態でした。

窓側から

トイレ付きで、トイレはこんな感じです。
トイレ無しのお部屋もあるそうです。

部屋の窓からの景色です。
広河原川の渓流と背後の山が見渡せて眺めが良かったです。

それでは温泉をご案内します。
実は今年の営業はこの日からとのことで、
浴槽にまだお湯が溜まりきっていないということで、
しばらく待つ形になりました。
浴室は、フロントのすぐ右側に入り口があります。
表には著名人のサイン色紙が飾ってありました。


脱衣所です。
簡素な感じでした。

温泉分析書。
泉温:35.1℃
pH:6.6
成分総計:不明
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性・低調性・高温泉)
療養泉の基準には達していませんが、鉄分がけっこう含まれていて、
お湯の色は赤茶色のにごり湯になってます。
金気臭も強いですね。
鉄分特有の苦みがあります。
泉温は高くありませんが源泉かけ流しのため、
お湯の温度はぬる湯になってます。

内湯です。
浴槽は控えめな広さですね。
お湯の温度は適温でジャッカンぬるめかなというくらいの温度でした。

湯口です。
ポンプでお湯を引き上げて提供しているとのことで、
湯量の調整で何度が従業員の方が様子を見に来られて、
その都度感想を聞かれましたw

お湯の色はご覧の様な赤茶色のにごり湯になってます。

そして、こちらが間欠泉のある露天風呂です!
露天風呂の真ん中に間欠泉の湯口があって、
そこから平均して30分くらいの間隔で間欠泉がブワーっと噴出します。
1回の噴出時間は5分前後といった感じですね。
平均して30分なので、
5~10分くらいでまた出ることもあれば、
1時間待っても出ないことがあるそうです。
日帰り入浴のお客さんで、中には観れずに帰った運の悪い方もいらっしゃるということでした。
自然現象なので、こればっかりは致し方がありませんね(^_^;)
確実に見たい方は宿泊をお勧めします。

勢いがあるときは、3mくらいの高さまで噴出してました。
こちらの間欠泉は冬季の閉鎖期間も止まることなく噴出し続けるとのことで、
この周辺だけ雪が積もらないと宿の方から伺いました。

ちなみに、間欠泉が出ていない時の間欠泉の湯口です。

浴槽の外側に浴槽から溢れたお湯が流されているエリアがあって、
そこはこの様な感じで温泉成分の析出物が堆積してます!

間欠泉以外にも湯口があります。
こちらはチョロチョロと流れているくらいの量でした。

赤茶色のにごり湯で、浴槽の縁まで温泉成分の析出物が付着してました。

浴槽の中からの眺めです。
お湯の温度はかなりぬるいです。
間欠泉を見るための長湯には適していますね。
ですが、時期によっては朝晩は寒く感じると思います。

露天風呂の奥側から内湯向きの眺めです。
男女の内湯から衝立で通路が分けられています。

お夕食のお時間です。
食事処はフロントの通路を挟んだ反対側にあります。

こちらがお食事処です。
窓があって広河原川が脇を流れています。


夕食の品々です。
シンプルな料理でしたが、味も量も満足でした。
特にどぶろくの鍋がとても美味しかったです。

秘湯どぶろくをいただき、部屋でも飲みました。
とても美味しかったです。

翌日の朝食です。
こちらもシンプルですね。
ご飯はお代わり自由です。
間欠泉の露天風呂はイメージ通りで、
間欠泉を見ながらお湯につかれるのはとても素晴らしいですね。
宿までの道中も見所があり、
自然を満喫できる温泉宿でした。
1度は訪れる価値のある温泉だと思います。
またぜひ訪れたい温泉ですね。
■広河原温泉/湯ノ沢間欠泉 湯の華
HP:https://www.kanketusen-yunohana.com/
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:10:00~16:00
入浴料:600円
〒999-0422
山形県西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢448-2
夏季期間・営業中(5月~11月初旬)
050-5534-3431
冬季期間・休業中(11月中旬~4月)
080-9252-8120
【山形】飯豊温泉/梅花皮荘 [温泉【山形】]
2017年5月2日(火)。
飯豊温泉の「梅花皮荘」です。
日帰り入浴で立ち寄りました。
先にご紹介しました「川入荘」のすぐお隣にあります。
梅花皮とかいて、「かいらぎ」と読みます。
変わった名前ですね。
公営の国民宿舎となっています。

建物の外観です。
温泉は建物が別で渡り廊下で繋がっています。
右側が温泉棟になってます。

玄関口です。

玄関を入って左手にフロントがあります。

温泉へはこの階段を上ります。

階段を上ったら通路を左に曲がります。

通路の先に食堂がありますが、
そのまま脇をすり抜けていきます。

すると渡り廊下に繋がっていますので、
そのまま進んでいきますと

温泉棟に入ってすぐ左手に女湯があります。

男湯は奥の突き当り左手にあります。


脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:51.7℃
pH:6.6
成分総計:不明
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
「川入荘」と同じ源泉です。
元湯はこちらで、ここ引湯している形になります。

浴室を入って左手の壁沿いに洗い場が並んでいます。

こちらが浴槽です。
かなり広い浴槽になってます。
切石風呂ですね。
「川入荘」と同じく、赤褐色のにごり湯になってます。
こちらも透明感はある程度残っています。

湯口です。
湯量はそれなりです。

お湯の色は透明感が残る茶色です。
■飯豊温泉/梅花皮荘
・日帰り入浴
営業時間:10:00~19:00
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町小玉川564-1
TEL:0238-64-2111
飯豊温泉の「梅花皮荘」です。
日帰り入浴で立ち寄りました。
先にご紹介しました「川入荘」のすぐお隣にあります。
梅花皮とかいて、「かいらぎ」と読みます。
変わった名前ですね。
公営の国民宿舎となっています。

建物の外観です。
温泉は建物が別で渡り廊下で繋がっています。
右側が温泉棟になってます。

玄関口です。

玄関を入って左手にフロントがあります。

温泉へはこの階段を上ります。

階段を上ったら通路を左に曲がります。

通路の先に食堂がありますが、
そのまま脇をすり抜けていきます。

すると渡り廊下に繋がっていますので、
そのまま進んでいきますと

温泉棟に入ってすぐ左手に女湯があります。

男湯は奥の突き当り左手にあります。


脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:51.7℃
pH:6.6
成分総計:不明
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
「川入荘」と同じ源泉です。
元湯はこちらで、ここ引湯している形になります。

浴室を入って左手の壁沿いに洗い場が並んでいます。

こちらが浴槽です。
かなり広い浴槽になってます。
切石風呂ですね。
「川入荘」と同じく、赤褐色のにごり湯になってます。
こちらも透明感はある程度残っています。

湯口です。
湯量はそれなりです。

お湯の色は透明感が残る茶色です。
■飯豊温泉/梅花皮荘
・日帰り入浴
営業時間:10:00~19:00
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町小玉川564-1
TEL:0238-64-2111
【山形】飯豊温泉/川入荘 [温泉【山形】]
2017年5月2日(火)。
山形県西置賜郡小国町にあります、飯豊温泉「川入荘」に日帰り入浴で立ち寄りました。
泡の湯温泉からほど近い距離にあります。
途中まで道が一緒で、
玉川から支流の内川に分かれた先にあるのが泡の湯温泉、
玉川をそのまま遡ると飯豊温泉といった具合の位置取りです。

建物の外観です。
向かいの公園からの眺めです。
ちょうど桜が満開で、とても綺麗でした。
そして飯豊連峰の残雪と山肌の新緑のコラボレーション!
残雪・桜・新緑という季節感の違う3つが同時に観れるなんて貴重ですね。
絶景でした。

玄関口です。

入ってすぐ右手に受けがあります。

正面奥にロビーがあります。

まずは内湯から紹介します。
入口を入って右手の通路を進んでいきます。

通路の突き当りの左手に浴室があります。


脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:51.5℃
pH:6.5
成分総計:1,511mg
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低張性・高温泉)
残念ながら、加水・加温・循環濾過式&塩素消毒等がされています。
金気臭が強く、サラッとしたお湯でした。
3種類の塩類泉がそれぞれ規定値に達しているので、
分散型の温泉ですね。
それぞれ少しずつ適応症の効果が期待できそうです。

内湯の浴槽です。

窓があって、内湯にしては開放的ですね。

湯口です。
浴槽の縁も含めて温泉成分の析出物が付着して茶褐色に変色をしていました。

お湯の色は、ジャッカン茶色っぽい色をしていますね。

次に、露天風呂にご案内します。
露天風呂は、入口を入って左側に行きます。
こちらの扉を通り抜けます。

扉を抜けると一旦建物の外に出ますので、
ここを右に曲がります。

すると、露天風呂の建物が見えてきます。

ここからの眺めもなかなか素晴らしいですね。

露天風呂の建物です。
奥側が男湯、手前側が女湯になってます。

浴室の入口です。
ここで靴を脱いで上がります。

入ってすぐの所が脱衣所になってます。

こちらが露天部の浴槽です。
屋根があって半露天風呂という感じになってます。

お湯の色は赤褐色のにごり湯になってます。
ジャッカンですが透明感は残っています。
色もそうですが金気臭が強く、
さぞかし鉄分が多く含まれているのかと思いきや、
微量しか含まれていないのが不思議でした。
こちらも内湯と同じ泉質です。

そしてこちらが露天風呂からの眺望です。
見晴らしと景色は抜群ですね。

すぐ近くに川が流れているので、
川のせせらぎを聴きながらお湯につかることが出来ます。
泉質は残念ですが、
見晴らしと景色はずば抜けて素晴らしいです。
時期を狙って来たわけではありませんでしたが、
残雪、桜、新緑という季節感の違う3つを1枚の絵で観ることが出来て貴重な体験をしました。
景色を見るだけでも来る価値がありますね。
■飯豊温泉/川入荘
・日帰り入浴
冬期間閉鎖(1月4日~4月)4月中旬に営業開始
営業時間:内湯10:30~15:00、露天風呂10:00~18:00(清掃のため露天風呂は金曜のみ16:00~18:00)
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町小玉川564-1
TEL:0238-64-2138
山形県西置賜郡小国町にあります、飯豊温泉「川入荘」に日帰り入浴で立ち寄りました。
泡の湯温泉からほど近い距離にあります。
途中まで道が一緒で、
玉川から支流の内川に分かれた先にあるのが泡の湯温泉、
玉川をそのまま遡ると飯豊温泉といった具合の位置取りです。

建物の外観です。
向かいの公園からの眺めです。
ちょうど桜が満開で、とても綺麗でした。
そして飯豊連峰の残雪と山肌の新緑のコラボレーション!
残雪・桜・新緑という季節感の違う3つが同時に観れるなんて貴重ですね。
絶景でした。

玄関口です。

入ってすぐ右手に受けがあります。

正面奥にロビーがあります。

まずは内湯から紹介します。
入口を入って右手の通路を進んでいきます。

通路の突き当りの左手に浴室があります。


脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:51.5℃
pH:6.5
成分総計:1,511mg
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低張性・高温泉)
残念ながら、加水・加温・循環濾過式&塩素消毒等がされています。
金気臭が強く、サラッとしたお湯でした。
3種類の塩類泉がそれぞれ規定値に達しているので、
分散型の温泉ですね。
それぞれ少しずつ適応症の効果が期待できそうです。

内湯の浴槽です。

窓があって、内湯にしては開放的ですね。

湯口です。
浴槽の縁も含めて温泉成分の析出物が付着して茶褐色に変色をしていました。

お湯の色は、ジャッカン茶色っぽい色をしていますね。

次に、露天風呂にご案内します。
露天風呂は、入口を入って左側に行きます。
こちらの扉を通り抜けます。

扉を抜けると一旦建物の外に出ますので、
ここを右に曲がります。

すると、露天風呂の建物が見えてきます。

ここからの眺めもなかなか素晴らしいですね。

露天風呂の建物です。
奥側が男湯、手前側が女湯になってます。

浴室の入口です。
ここで靴を脱いで上がります。

入ってすぐの所が脱衣所になってます。

こちらが露天部の浴槽です。
屋根があって半露天風呂という感じになってます。

お湯の色は赤褐色のにごり湯になってます。
ジャッカンですが透明感は残っています。
色もそうですが金気臭が強く、
さぞかし鉄分が多く含まれているのかと思いきや、
微量しか含まれていないのが不思議でした。
こちらも内湯と同じ泉質です。

そしてこちらが露天風呂からの眺望です。
見晴らしと景色は抜群ですね。

すぐ近くに川が流れているので、
川のせせらぎを聴きながらお湯につかることが出来ます。
泉質は残念ですが、
見晴らしと景色はずば抜けて素晴らしいです。
時期を狙って来たわけではありませんでしたが、
残雪、桜、新緑という季節感の違う3つを1枚の絵で観ることが出来て貴重な体験をしました。
景色を見るだけでも来る価値がありますね。
■飯豊温泉/川入荘
・日帰り入浴
冬期間閉鎖(1月4日~4月)4月中旬に営業開始
営業時間:内湯10:30~15:00、露天風呂10:00~18:00(清掃のため露天風呂は金曜のみ16:00~18:00)
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町小玉川564-1
TEL:0238-64-2138
【山形】泡の湯温泉/三好荘 [温泉【山形】]
2017年5月2日(火)。
山形県西置賜郡小国町にあります、
泡の湯温泉「三好荘」に日帰り入浴で立ち寄りました。
米沢市ではありませんが、米沢八湯の一つに数えられます。
昨日までの福島県との県境から今度は新潟県との県境まで移動です。
山形県と新潟県にまたがる飯豊連峰の麓にある温泉地の一つです。
米沢市街から国道113号線をJR米坂線の線路に沿うような形でひたすら西に向かい、
山の麓の農村地帯にある一軒宿の温泉です。

宿の外観です。
宿の前を内川が流れています。

飯豊連峰の山も見えます。
その雪解け水で水量が多めで川の流れが急でした。

建物の脇には、満開の桜の木がありました。

玄関口です。

フロントは、玄関を入ってすぐ正面右手にあります。
泡の湯温泉「三好荘」には、
・天然水沸かし湯大浴場(男女)
・源泉風呂(男女)
2つの浴室があります。

温泉は、建物右手にありますので、
玄関から右手の通路を進んでいきます。

道なりに進んでいくと、途中で通路が2手に分かれています。

左手が天然水沸かし湯大浴場、右手が源泉風呂の浴室に通じています。

先に大浴場から紹介します。
左手に曲がった通路の奥に浴室があります。

浴室の入口です。


脱衣所です。

大浴場の浴槽です。
天然水なので、温泉ではありません。

手前の壁側に洗い場があります。

こちらが湯口です。
清掃中のところ撮影させていただきましたので、お湯は流れていませんでした。

普通のお湯なので、無色透明です。

内湯ですが、窓が大きいので外の景色が眺められます。
飯豊連峰と宿の前を流れる内川を眺めることが出来ます。

さて、次に原石風呂を紹介します。
浴室の入口です。
先ほどの分かれ道をまっすぐ進んだ先にあります。

脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:39.9℃
pH:6.2
成分総計:12,060mg
泉質:含鉄・二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性・高張性・温泉)
泉質としては、非常に珍しい温泉ですね。
どこが珍しいかというと、二酸化炭素泉自体が非常に珍しいのに加えて、
含鉄泉でもあり、温泉成分総計が12,000mg以上ある成分が非常に濃い温泉な所です。
しかも、二酸化炭素の成分が1,495mgと物凄い量を含んでいます。
日本でも有数の含有量ですね。
温泉の泉質から見る適応症の効果から、
含鉄泉の造血作用に二酸化炭素泉で血管を拡張して血液の循環を良くし、
硫酸塩泉は水分を運びやすくし血流をよくする効果が期待できるので、
特に血行改善・促進に相性が抜群ですね。
塩化物泉で温まりの湯でもありますので、
冷え性を始め血行障害でお悩みの方にはとっても良い泉質だと思います。

そしてこちらが源泉風呂です。
非常に小さい浴室&浴槽でした。

浴槽の手前、浴室の左手に洗い場もあります。

窓が大きいので、外の景色も見ることが出来ます。

何より特徴的なのが、このお湯の色!
凄いですねw
深い青緑色のモスグリーン色です。
ここまで濃い色は初めて観ました!
そして油っぽい茶色い膜の様な温泉成分がたくさん浮遊しています。
これは決してお湯が汚れているわけではなく、
こういう温泉なのです。
源泉かけ流しで提供されているので、
温泉の特徴が顕著に出ている感じですね。
高濃度の二酸化炭素泉ですが、
気泡などの泡立ちは見られずシュワシュワ感は特にありませんでした。
塩類泉の濃度が高いのが影響しているのかもしれません。
お湯につかると茶色い膜が体に付着します。
成分が濃い温泉で湯あたりをしやすいのと、
茶色い色が着いてしまいますので、
上がり湯は丹念にしたほうが良いですね。
温泉の効果が薄れてしまうので上がり湯はしない方がベターなので、
普段は上がり湯は全くしない私ですが、
この時ばかりはさすがに上がり湯をしましたw
金気臭がかなり強く、味は鉄分特有の苦みと塩辛い味でした。
通好みの温泉で好みが分かれると思いますが、
記憶に残る個性的な温泉としてはかなり上位に入る部類の温泉でした。
こういう温泉もあるんだという意味で、
体感できる良い機会になるので興味のある方はチャレンジしてみると良いと思います。
■泡の湯温泉/三好荘
営業時間:8:00~18:00
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町大字小玉川715
TEL:0238-64-2220
山形県西置賜郡小国町にあります、
泡の湯温泉「三好荘」に日帰り入浴で立ち寄りました。
米沢市ではありませんが、米沢八湯の一つに数えられます。
昨日までの福島県との県境から今度は新潟県との県境まで移動です。
山形県と新潟県にまたがる飯豊連峰の麓にある温泉地の一つです。
米沢市街から国道113号線をJR米坂線の線路に沿うような形でひたすら西に向かい、
山の麓の農村地帯にある一軒宿の温泉です。

宿の外観です。
宿の前を内川が流れています。

飯豊連峰の山も見えます。
その雪解け水で水量が多めで川の流れが急でした。

建物の脇には、満開の桜の木がありました。

玄関口です。

フロントは、玄関を入ってすぐ正面右手にあります。
泡の湯温泉「三好荘」には、
・天然水沸かし湯大浴場(男女)
・源泉風呂(男女)
2つの浴室があります。

温泉は、建物右手にありますので、
玄関から右手の通路を進んでいきます。

道なりに進んでいくと、途中で通路が2手に分かれています。

左手が天然水沸かし湯大浴場、右手が源泉風呂の浴室に通じています。

先に大浴場から紹介します。
左手に曲がった通路の奥に浴室があります。

浴室の入口です。


脱衣所です。

大浴場の浴槽です。
天然水なので、温泉ではありません。

手前の壁側に洗い場があります。

こちらが湯口です。
清掃中のところ撮影させていただきましたので、お湯は流れていませんでした。

普通のお湯なので、無色透明です。

内湯ですが、窓が大きいので外の景色が眺められます。
飯豊連峰と宿の前を流れる内川を眺めることが出来ます。

さて、次に原石風呂を紹介します。
浴室の入口です。
先ほどの分かれ道をまっすぐ進んだ先にあります。

脱衣所です。

温泉分析書。
泉温:39.9℃
pH:6.2
成分総計:12,060mg
泉質:含鉄・二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性・高張性・温泉)
泉質としては、非常に珍しい温泉ですね。
どこが珍しいかというと、二酸化炭素泉自体が非常に珍しいのに加えて、
含鉄泉でもあり、温泉成分総計が12,000mg以上ある成分が非常に濃い温泉な所です。
しかも、二酸化炭素の成分が1,495mgと物凄い量を含んでいます。
日本でも有数の含有量ですね。
温泉の泉質から見る適応症の効果から、
含鉄泉の造血作用に二酸化炭素泉で血管を拡張して血液の循環を良くし、
硫酸塩泉は水分を運びやすくし血流をよくする効果が期待できるので、
特に血行改善・促進に相性が抜群ですね。
塩化物泉で温まりの湯でもありますので、
冷え性を始め血行障害でお悩みの方にはとっても良い泉質だと思います。

そしてこちらが源泉風呂です。
非常に小さい浴室&浴槽でした。

浴槽の手前、浴室の左手に洗い場もあります。

窓が大きいので、外の景色も見ることが出来ます。

何より特徴的なのが、このお湯の色!
凄いですねw
深い青緑色のモスグリーン色です。
ここまで濃い色は初めて観ました!
そして油っぽい茶色い膜の様な温泉成分がたくさん浮遊しています。
これは決してお湯が汚れているわけではなく、
こういう温泉なのです。
源泉かけ流しで提供されているので、
温泉の特徴が顕著に出ている感じですね。
高濃度の二酸化炭素泉ですが、
気泡などの泡立ちは見られずシュワシュワ感は特にありませんでした。
塩類泉の濃度が高いのが影響しているのかもしれません。
お湯につかると茶色い膜が体に付着します。
成分が濃い温泉で湯あたりをしやすいのと、
茶色い色が着いてしまいますので、
上がり湯は丹念にしたほうが良いですね。
温泉の効果が薄れてしまうので上がり湯はしない方がベターなので、
普段は上がり湯は全くしない私ですが、
この時ばかりはさすがに上がり湯をしましたw
金気臭がかなり強く、味は鉄分特有の苦みと塩辛い味でした。
通好みの温泉で好みが分かれると思いますが、
記憶に残る個性的な温泉としてはかなり上位に入る部類の温泉でした。
こういう温泉もあるんだという意味で、
体感できる良い機会になるので興味のある方はチャレンジしてみると良いと思います。
■泡の湯温泉/三好荘
営業時間:8:00~18:00
入浴料:500円
〒999-1522
山形県西置賜郡小国町大字小玉川715
TEL:0238-64-2220
【山形】姥湯温泉/桝形屋 [温泉【山形】]
2017年5月1日(月)。
本日のお宿、姥湯温泉の「桝形屋」です。
姥湯温泉は米沢八湯の一つで、
吾妻連峰の北側にそびえる烏帽子山などが連なる
標高1300mの山間の谷間にある秘湯の一軒宿の温泉です。
この様な秘境の地にありながら開湯は1533年と古く、
鉱山師であった初代の宿主がこの地へやってきて発見され、
その際、山姥と出会った伝承があることから姥湯温泉と名付けられたそうです。

山々に囲まれた秘湯の温泉宿。

ということで、まずは麓にある最寄り駅のJR奥羽本線の峠駅です。
雪への備えなのか、プレハブの囲いがされています。
むむっ、なぜ駅なのかですって?

それは、ここが姥湯温泉「桝形屋」の臨時駐車場になっているからです!
冬季は休業しており、今年はこの日(5月1日)からの営業ということもあり、
残雪が残っていることから米沢市の役所から
一般車両はまだしばらくは通行止めというお達しがあったそうで、
宿の方から事前に連絡をいただき、
ここ峠駅から送迎車を出していただくことになりました。
ちなみに姥湯温泉「桝形屋」以外にも、
道中にある滑川温泉「福島屋」の臨時駐車場と送迎車の発着場も兼ねています。

案内の地図です。
歩いて行くことも可能ですが、
姥湯温泉まで2時間半の山道はかなりハードですね(^_^;)

建物の中はこんな感じです。

駐車場の奥に駅のホームがあります。
線路は、トンネルから出てすぐの場所に位置しています。
送迎車まで少し時間があったので、周辺を散策。

駅の時刻表。
普通電車しか停車しないこともあり、本数が少ないですね。
都会に住んでいるありがたみを感じましたw

JR奥羽本線は山形新幹線も走っているので、
新幹線の通過シーンも間近で見れちゃいます!
温泉宿の利用者以外にもこれを目当てに観に来る方もいるようで、
ツーリングをしているバイカーの方たちが複数立ち寄られてました。


近所には、飲食が出来るお店やお茶屋さんもあったりします。

送迎車が来ました。
車に揺られること25分程。
道中は、山あり谷ありの車が1台通れるだけの細~い道で、
勾配もかなりキツく切り返しをしないと曲がれないカーブもあったりしましたw

到着しました。
送迎車が停まる駐車場からの眺めです。
吊り橋の向こうに宿が見えます。
ここから歩いて登って行きます。

ちなみに、吊り橋の下は人工的な滝になってます。

重い荷物は、こちらのゴンドラで宿まで載せて行ってくれます。

ゴンドラが川をまたいで運ばれている様子です。

吊り橋を渡って、宿に向かいます。


吊り橋からの眺めです。
上の画像が山側の宿方面、下の画像が反対側の麓の方角です。
見晴らしは抜群です。

湧水が流れている所を通り抜けていきますと

宿が間近に見えてきて、5分程で宿に到着です。

宿の玄関です。
こちらの姥湯温泉「桝形屋」には
・内湯(男女)
・混浴露天風呂
・女性専用露天風呂
3つの浴室があります。

玄関を入った所です。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。

入って左手に簡単な待合室があります。
チェックイン時は立て込むので、こちらで少し待ちます。

こちらがフロントです。

早速お部屋へご案内。
玄関のフロアから左手の通路に進みます。

1階の通路です。
手前のすぐ左手に階段があります。


今回2階のお部屋でしたので、階段で2階に上がります。

2階通路です。

奥にちょっとした階段があります。
今回宿泊のお部屋は、この階段を上ってすぐの旅館の中で一番奥のお部屋でした。


こちらの「万作」というお部屋です。


お部屋に入ってすぐ左手に洗面台とトイレがあります。

こちらがお部屋です。
和室でコンパクトな造りですね。


お部屋の窓からの景色です。

早速温泉へご案内。
お部屋が一番奥でしたので、部屋を出てすぐ左手に暖簾があります。
ここで2手に分かれていて、
右手が内湯、左手が露天風呂へ続く通路に出る出口があって下駄箱があります。

まず先に内湯を紹介します。
暖簾をくぐって、右手側です。
正面突き当りを左に曲がるとすぐ浴室の入口があります。

手前側の左手に男湯、奥が女湯になってます。

温泉分析書。
泉温:51.0℃
pH:2.6
成分総計:794mg
泉質:酸性・含硫黄-単純温泉(硫化水素型)(酸性・低張性・高温泉)
pHが2.6ということで強酸性で、
ガス性の硫黄泉なのでゆで卵の様な硫化水素臭がします。
典型的な硫黄泉の温泉です。
ツルツルスベスベなお湯の感触でした。
源泉かけ流しで源泉の湧出地がすぐ近くにあるため、
乳白色のにごり湯の様になっていますが、
透明感が残っているお湯となっています。

こちらが内湯の浴槽です。
浴室全体がコンパクトです。
お湯の色は乳白色っぽいですが、
新鮮なためにごりが薄く透明感があります。

湯口です。
湯量は豊富です。

浴槽は全て木造りでしたので、
浴感はとても良かったです。

右手前側には洗い場もあります。
露天風呂には洗い場はありませんので、
宿泊者には内湯は重宝しますね。

次に、露天風呂です。
先程の暖簾の左手側です。
階段を下りた所が下駄箱になってます。

すぐ出口の扉があります。

扉から外に出た所です。
このまま奥に進んでいきます。

階段を上ると

まず見えてくるのが女性専用露天風呂です。
女性専用露天風呂は右手の入口から、混浴露天風呂は左手の通路を奥に進んでいきます。
時間帯で入れ替わる時間が2時間ほどだけあります。

通路を山側に進んでいくと、
小さな橋があってその先に混浴露天風呂の建物が見えてきます。

2か所あるように見えますが、右手前の「薬師の湯」は入浴できません。
奥側の「山姥の湯」になります。

立札の左側に脱衣所の建物があります。
男性用と女性用と分かれていて、
男性用はここを曲がった左側に入り口があって、
女性用は見えないように奥に回り込んだ先に入り口があるようです。

ちなみに、正面奥は源泉が湧いているエリアになっていて、
浴槽へ配湯するための設備があります。

かけ湯は露天風呂の手前の、
露天風呂の浴槽から溢れ出て川に流れる途中のお湯を桶ですくって利用します。

そしてそして、こちらが露天風呂です。
背後に吾妻連峰の山を仰ぎ見ることが出来る、見晴らしも景色も抜群の露天風呂です!

浴槽は大きくはありませんが、適度な広さですね。
露天風呂の方は乳白色のにごり湯になっています。

湯口です。
湯量はとっても豊富で、ドバドバかけ流されてました。

浴槽の端のかけ湯の方に流れ出ている場所です。
そのまま川に流されています。

とっても綺麗な乳白色ですね。
日光に照らされて、キラキラ輝いてます!

湯船の山側からの眺めです。
奥の山側の方が泉温が熱めで、
手前側の方がぬるめのお湯になってます。

浴槽の右手前側はご覧の様に浅くなっていて、
寝そべって寝湯が出来るようになっています。
これを利用して、夜は満天の星空を眺めながらお湯につかることも出来ます!

寝湯のスペースでお湯につかりながらの眺めです。
何時間でもお湯につかっていたいと思えるくらい、
浴感も良かったですし、景色も素晴らしいですね。

温泉を満喫した後は、夕食です。
今回は部屋食でした。
夕食の品々です。
シンプルな料理でしたが、とっても美味しかったです。
特に米沢牛と鯉の甘煮が激ウマでした!
鯉の甘煮は皇室にも献上されたことがあるそうです。
鱗と骨でゴツゴツして食べづらいですが、その分美味しかったです。

翌朝。
早起きをして、宿の近所を散歩しました。
麓側の見晴らしの良いポイントまで歩きました。
天気も良くて絶景でした。
さすが標高1300mですね。

朝食です。
よくある朝食ですが、お味噌汁が鍋で新鮮でした。
ご飯が米びつで丸っと出されるので、
3杯くらいの分量があって満足でした。
思っていた以上の秘境の温泉で、期待以上でした。
内湯も良かったですが、
露天風呂は語りつくせないくらい泉質・眺望・雰囲気どれも素晴らしい温泉でした。
指折りに数えるくらいのおススメの温泉です。
またぜひ宿泊したいですね。
宿の方と露天風呂で入浴中に話す機会があり、
冬場の閉鎖期間は誰もいなくなるので、
春先の開業1週間前くらいから宿に来てまず雪下ろしをするそうです。
降雪の対応で冬場は宿にあるものは一旦山から降ろしているので、
雪かきが終わったら運び込んで~という作業があるとのことでした。
春先の開業準備が一番大変というお話を伺いました。
宿の方の苦労があって、こんな素晴らしい温泉に入れるのだな~と、
ありがたみを感じました。
■姥湯温泉/桝形屋
HP:http://www.ubayuonsen.com/
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
※露天風呂のみ
営業時間:9:30~15:30
入浴料:600円
〒992-1205
山形県米沢市関根10348-19
TEL:090-7797-5934
本日のお宿、姥湯温泉の「桝形屋」です。
姥湯温泉は米沢八湯の一つで、
吾妻連峰の北側にそびえる烏帽子山などが連なる
標高1300mの山間の谷間にある秘湯の一軒宿の温泉です。
この様な秘境の地にありながら開湯は1533年と古く、
鉱山師であった初代の宿主がこの地へやってきて発見され、
その際、山姥と出会った伝承があることから姥湯温泉と名付けられたそうです。

山々に囲まれた秘湯の温泉宿。

ということで、まずは麓にある最寄り駅のJR奥羽本線の峠駅です。
雪への備えなのか、プレハブの囲いがされています。
むむっ、なぜ駅なのかですって?

それは、ここが姥湯温泉「桝形屋」の臨時駐車場になっているからです!
冬季は休業しており、今年はこの日(5月1日)からの営業ということもあり、
残雪が残っていることから米沢市の役所から
一般車両はまだしばらくは通行止めというお達しがあったそうで、
宿の方から事前に連絡をいただき、
ここ峠駅から送迎車を出していただくことになりました。
ちなみに姥湯温泉「桝形屋」以外にも、
道中にある滑川温泉「福島屋」の臨時駐車場と送迎車の発着場も兼ねています。

案内の地図です。
歩いて行くことも可能ですが、
姥湯温泉まで2時間半の山道はかなりハードですね(^_^;)

建物の中はこんな感じです。

駐車場の奥に駅のホームがあります。
線路は、トンネルから出てすぐの場所に位置しています。
送迎車まで少し時間があったので、周辺を散策。

駅の時刻表。
普通電車しか停車しないこともあり、本数が少ないですね。
都会に住んでいるありがたみを感じましたw

JR奥羽本線は山形新幹線も走っているので、
新幹線の通過シーンも間近で見れちゃいます!
温泉宿の利用者以外にもこれを目当てに観に来る方もいるようで、
ツーリングをしているバイカーの方たちが複数立ち寄られてました。


近所には、飲食が出来るお店やお茶屋さんもあったりします。

送迎車が来ました。
車に揺られること25分程。
道中は、山あり谷ありの車が1台通れるだけの細~い道で、
勾配もかなりキツく切り返しをしないと曲がれないカーブもあったりしましたw

到着しました。
送迎車が停まる駐車場からの眺めです。
吊り橋の向こうに宿が見えます。
ここから歩いて登って行きます。

ちなみに、吊り橋の下は人工的な滝になってます。

重い荷物は、こちらのゴンドラで宿まで載せて行ってくれます。

ゴンドラが川をまたいで運ばれている様子です。

吊り橋を渡って、宿に向かいます。


吊り橋からの眺めです。
上の画像が山側の宿方面、下の画像が反対側の麓の方角です。
見晴らしは抜群です。

湧水が流れている所を通り抜けていきますと

宿が間近に見えてきて、5分程で宿に到着です。

宿の玄関です。
こちらの姥湯温泉「桝形屋」には
・内湯(男女)
・混浴露天風呂
・女性専用露天風呂
3つの浴室があります。

玄関を入った所です。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。

入って左手に簡単な待合室があります。
チェックイン時は立て込むので、こちらで少し待ちます。

こちらがフロントです。

早速お部屋へご案内。
玄関のフロアから左手の通路に進みます。

1階の通路です。
手前のすぐ左手に階段があります。


今回2階のお部屋でしたので、階段で2階に上がります。

2階通路です。

奥にちょっとした階段があります。
今回宿泊のお部屋は、この階段を上ってすぐの旅館の中で一番奥のお部屋でした。


こちらの「万作」というお部屋です。


お部屋に入ってすぐ左手に洗面台とトイレがあります。

こちらがお部屋です。
和室でコンパクトな造りですね。


お部屋の窓からの景色です。

早速温泉へご案内。
お部屋が一番奥でしたので、部屋を出てすぐ左手に暖簾があります。
ここで2手に分かれていて、
右手が内湯、左手が露天風呂へ続く通路に出る出口があって下駄箱があります。

まず先に内湯を紹介します。
暖簾をくぐって、右手側です。
正面突き当りを左に曲がるとすぐ浴室の入口があります。

手前側の左手に男湯、奥が女湯になってます。

温泉分析書。
泉温:51.0℃
pH:2.6
成分総計:794mg
泉質:酸性・含硫黄-単純温泉(硫化水素型)(酸性・低張性・高温泉)
pHが2.6ということで強酸性で、
ガス性の硫黄泉なのでゆで卵の様な硫化水素臭がします。
典型的な硫黄泉の温泉です。
ツルツルスベスベなお湯の感触でした。
源泉かけ流しで源泉の湧出地がすぐ近くにあるため、
乳白色のにごり湯の様になっていますが、
透明感が残っているお湯となっています。

こちらが内湯の浴槽です。
浴室全体がコンパクトです。
お湯の色は乳白色っぽいですが、
新鮮なためにごりが薄く透明感があります。

湯口です。
湯量は豊富です。

浴槽は全て木造りでしたので、
浴感はとても良かったです。

右手前側には洗い場もあります。
露天風呂には洗い場はありませんので、
宿泊者には内湯は重宝しますね。

次に、露天風呂です。
先程の暖簾の左手側です。
階段を下りた所が下駄箱になってます。

すぐ出口の扉があります。

扉から外に出た所です。
このまま奥に進んでいきます。

階段を上ると

まず見えてくるのが女性専用露天風呂です。
女性専用露天風呂は右手の入口から、混浴露天風呂は左手の通路を奥に進んでいきます。
時間帯で入れ替わる時間が2時間ほどだけあります。

通路を山側に進んでいくと、
小さな橋があってその先に混浴露天風呂の建物が見えてきます。

2か所あるように見えますが、右手前の「薬師の湯」は入浴できません。
奥側の「山姥の湯」になります。

立札の左側に脱衣所の建物があります。
男性用と女性用と分かれていて、
男性用はここを曲がった左側に入り口があって、
女性用は見えないように奥に回り込んだ先に入り口があるようです。

ちなみに、正面奥は源泉が湧いているエリアになっていて、
浴槽へ配湯するための設備があります。

かけ湯は露天風呂の手前の、
露天風呂の浴槽から溢れ出て川に流れる途中のお湯を桶ですくって利用します。

そしてそして、こちらが露天風呂です。
背後に吾妻連峰の山を仰ぎ見ることが出来る、見晴らしも景色も抜群の露天風呂です!

浴槽は大きくはありませんが、適度な広さですね。
露天風呂の方は乳白色のにごり湯になっています。

湯口です。
湯量はとっても豊富で、ドバドバかけ流されてました。

浴槽の端のかけ湯の方に流れ出ている場所です。
そのまま川に流されています。

とっても綺麗な乳白色ですね。
日光に照らされて、キラキラ輝いてます!

湯船の山側からの眺めです。
奥の山側の方が泉温が熱めで、
手前側の方がぬるめのお湯になってます。

浴槽の右手前側はご覧の様に浅くなっていて、
寝そべって寝湯が出来るようになっています。
これを利用して、夜は満天の星空を眺めながらお湯につかることも出来ます!

寝湯のスペースでお湯につかりながらの眺めです。
何時間でもお湯につかっていたいと思えるくらい、
浴感も良かったですし、景色も素晴らしいですね。

温泉を満喫した後は、夕食です。
今回は部屋食でした。
夕食の品々です。
シンプルな料理でしたが、とっても美味しかったです。
特に米沢牛と鯉の甘煮が激ウマでした!
鯉の甘煮は皇室にも献上されたことがあるそうです。
鱗と骨でゴツゴツして食べづらいですが、その分美味しかったです。

翌朝。
早起きをして、宿の近所を散歩しました。
麓側の見晴らしの良いポイントまで歩きました。
天気も良くて絶景でした。
さすが標高1300mですね。

朝食です。
よくある朝食ですが、お味噌汁が鍋で新鮮でした。
ご飯が米びつで丸っと出されるので、
3杯くらいの分量があって満足でした。
思っていた以上の秘境の温泉で、期待以上でした。
内湯も良かったですが、
露天風呂は語りつくせないくらい泉質・眺望・雰囲気どれも素晴らしい温泉でした。
指折りに数えるくらいのおススメの温泉です。
またぜひ宿泊したいですね。
宿の方と露天風呂で入浴中に話す機会があり、
冬場の閉鎖期間は誰もいなくなるので、
春先の開業1週間前くらいから宿に来てまず雪下ろしをするそうです。
降雪の対応で冬場は宿にあるものは一旦山から降ろしているので、
雪かきが終わったら運び込んで~という作業があるとのことでした。
春先の開業準備が一番大変というお話を伺いました。
宿の方の苦労があって、こんな素晴らしい温泉に入れるのだな~と、
ありがたみを感じました。
■姥湯温泉/桝形屋
HP:http://www.ubayuonsen.com/
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
※露天風呂のみ
営業時間:9:30~15:30
入浴料:600円
〒992-1205
山形県米沢市関根10348-19
TEL:090-7797-5934