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【富山】金太郎温泉 [温泉【富山】]

2018年9月23日(日)。
富山県魚津市あります、金太郎温泉に日帰り入浴で立ち寄りました。
JR北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から車で20分程の距離にある、
1件宿の温泉です。


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こちらが外観です。
旅館と「カルナの館」という日帰り温泉施設が併設されたタイプです。
「金太郎温泉」には、
・大浴場(男女)
浴室は1つですが、
大浴場には
・内湯
・寝湯
・健康道場
・ジャグジー風呂
・腰掛け足湯
と5種類の浴槽があります。
露天風呂もぬるめと熱めの2つの浴槽があって、
バラエティーに富んだ浴室となっています。


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こちらがカルナの館の入口です。


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入口を入って左斜め前に受付があります。


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受付の隣がお土産屋さんのスペースになっています。
通路を道なりに右に曲がります。


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こんな感じで通路が続いています。
奥まで行くと旅館の方に行くことが出来ます。


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手前側の右手には食堂もあります。
かなりの混み具合でした。


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食堂を過ぎてすぐ左手に浴室の入口があります。
手前が男湯、奥が女湯になっていました。


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温泉分析書
・泉温:73.5℃
・pH:不明
・成分総計:16,688mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(硫化水素型)(中性・高張性・高温泉)
・泉質別適応症:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症末梢循環障害、切り傷、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

浴室に入るなり、硫黄臭がします。
お湯は凄く甘しょっぱくて、硫黄泉らしい乳白色のお湯です。
ジャッカン透明感があり、ヌルツルした感触のお湯でした。
特徴は硫黄泉でありながら、成分総計が16,000mg/kg以上もある強塩泉でもあり、
青森の三内温泉の三内ヘルスセンターと同じ様な珍しい泉質です。
三内温泉と異なるのが、水素イオン濃度であるpHが中性の温泉ということです。
硫黄泉はほとんどが酸性で、たまにアルカリ性ということもありますが、
中性の硫黄泉は非常にレアな温泉なので、
通好みの温泉ですね。


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浴室に入ると、まずかけ湯の浴槽があります。


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浴室の右手にメインの内湯の浴槽があります。
奥にある大きい岩のオブジェが存在感ありますw


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湯口です。
湯量はまずまずですね。


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お湯の色は青みがかった乳白色で、透明感も残っています。
硫黄泉らしく白い細かい湯の花もたくさん舞っていました。


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腰掛け足湯。
ただの足湯ではなく、腰掛ける場所と背もたれの部分にお湯が流れています。


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寝湯とジャグジー風呂です。


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ジェットバス。
ここの浴槽は深さがあって、胸下したくらいまで水深があります。


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健康道場。
ここは源泉かけ流しの源泉を自然冷却でそのまま提供されています。


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湯口にコップが置いてあって、飲泉も出来るようです。
源泉が新鮮な証ですね。


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洗い場は、寝湯の奥のエリアにあります。


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サウナとアカスリコーナーもあります。
健康ランド的な感じですね。


■露天風呂
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こちらが露天風呂エリアです。
内湯から外に出た場所から見ると、右手と左手で浴槽が2つに分かれています。


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左手が広い浴槽で熱めの泉温になっています。


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湯口です。
湯量もなかなかの量です。


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露天風呂の方が乳白色のにごり味が強いですね。


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右手側が小さ目の浴槽でぬるめの泉温でした。


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湯口です。
こちらの湯量は少ないですね。


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こちらの方がより青みが強い乳白色でした。


■ガラパン's Check
内湯の浴室に積み上げられた大きな岩々がとても存在感がある特徴のある温泉です。
露天風呂も眺望は望めませんが、
広めの浴槽なので開放感は味わうことが出来るでしょう。
硫黄泉で強食塩泉という珍しい組み合わせの泉質の温泉で、
源泉かけ流しで提供されていますので、
お湯の質にこだわる方にはぜひおすすめしたい温泉ですね。
飲泉も出来ますので、飲用の効果も期待できます。
・ロケーション:★★★
・湯使い:★★★★
・湯量:★★★
・秘湯度:★★
・おすすめ度:★★★★


■金太郎温泉
HP:https://www.kintarouonsen.co.jp/
〒937-0013
富山県魚津市天神野新6000
TEL:0765-24-1220

・日帰り入浴で利用
営業時間:8:30~23:30(最終受付23:00)
入浴料:1日コース 大人1640円 子供820円、3時間コース 大人1030円 子供515円
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【富山】小川温泉/小川温泉元湯 ホテル小川 [温泉【富山】]

2018年9月23日(日)。
富山県下新川郡朝日町にあります、
小川温泉「小川温泉元湯 ホテル小川」に日帰り入浴で立ち寄りました。
北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から車で40~50分程の
朝日小川ダムの奥にある秘湯の1件宿の温泉です。


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こちらが建物の外観です。
「小川温泉元湯 ホテル小川」には、
・大浴場(男女)
・露天岩風呂(男女)
・天然洞窟野天風呂(混浴)※冬季閉鎖(12月〜4月中旬)
・野天風呂蓮華の湯(女性専用)※冬季閉鎖(12月〜4月中旬)
4つの浴室があります。
天然洞窟野天風呂と蓮華の湯は、宿から10分程歩いた山裾にあります。


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宿の直前までトンネルになっています。


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ホテルの玄関です。
早速入ってみます。


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玄関を入ってすぐ右手にフロントがあります。


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玄関を入って正面奥にロビーがあります。


■大浴場
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まずは内湯の大浴場から紹介します。
ロビーに正面向かって右側の通路を奥に進んでいきます。


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正面にエレベーターが見えてきます。
フロントが2階にあって、大浴場は1階なので、
エレベーターで1階に下ります。
エレベーター脇に階段もあるので、そちらも利用できます。


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エレベーターを降りて正面奥に大浴場があります。


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右手が男湯、正面が女湯になっていました。


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温泉分析書
・泉温:52.0℃
・pH:不明
・成分総計:1,225mg/kg
・泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(不明・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

源泉は1つなので、どの浴室の温泉も同じになっています。
お湯の感触は癖のないサラッとしたお湯で、
お湯の色は無色透明です。
温泉らしいミネラルの匂いがします。
こういう温泉の匂い、けっこう好きですね。
泉温は適温で程よい湯加減でした。


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こちらが大浴場の浴槽です。
切石風呂の浴槽です。


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こちらが湯口です。
おしゃれな造りですね。


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浴槽は2段になっていて、
浅い所と普通の深さの所があります。
お湯の色は無色透明です。


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洗い場です。
大浴場にだけ洗い場があります。


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大浴場にはサウナも設置されています。


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ここから外に出ると


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檜桶露天風呂があります。
桶風呂にしてはかなり大きいですね。


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湯口です。


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檜で出来ているので檜の香りがしてリラックス効果があります。


■露天岩風呂
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次に露天岩風呂を紹介します。
露天岩風呂は2階にありますので、
先ほどのフロントからエレベーターに向かう通路で、
エレベーターを無視してそのまま通路を奥に進んでいきます。


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途中に宴会場がありますが、
そのまま気にせず通路を奥に進んでいきます。


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露天岩風呂は一番奥の建物にありますので、
通路を端まで突っ切ります。


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通路の突き当りです。
この扉を出ます。


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するとスロープ状の通路が続いていて、


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すぐ温泉棟の建物がありますので、
ここを入ります。


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入口を入った所です。
すぐ正面に露天岩風呂の浴室があります。


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こちらが露天岩風呂です。
浴槽は小さ目です。


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湯口です。
岩の上からかけ流されています。
湯量は多くはないです。


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ホテルの目の前を流れる小川に隣接していて、
橋の袂に近い位置にあります。
人口の滝が目の前にあって、景観はなかなかです。


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露天風呂から身を乗り出して観るとこんな感じです。
けっこう川の水量が多いので、ゴー!という迫力ある音が聞けます。


■天然洞窟野天風呂・蓮華の湯
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ホテルから一旦外に出ます。
ホテルを出たら、左手側(山側)の道を行きます。


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ホテルの駐車場から先は遊歩道という扱いになっています。


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標識も出てます。


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少し歩くと、橋と人口の滝が見えてきます。
露天岩風呂から見えた所ですね。


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この橋を渡って行きます。


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橋の上からの山側の景色です。


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橋を渡ってすぐに、
落石防止のため迂回路が設けてあります。


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迂回路から元の道に戻った所に、
源泉の湧出場所らしきものが。
お湯が溢れて、周りに温泉の析出物が付着しています。


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そのまま道なりに進んでいきます。


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このお地蔵様が見えたら、すぐそこです。


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この左手が天然洞窟野天風呂、
奥が蓮華の湯になっています。


■野天風呂 蓮華の湯
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※HPからお借りしました。
こちらが蓮華の湯です。
女性専用となっています。
写真の感じだと滝が見えて、なかなか景観が良さそうですね。


■天然洞窟野天風呂
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最後に天然洞窟野天風呂を紹介します。
お地蔵様と標識のすぐ左手の階段の上に脱衣所があります。
脱衣所は右側が男性、左側が女性になっています。


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階段の途中に、
浴槽から溢れた余ったお湯が流れている所があります。


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そして、こちらが天然洞窟野天風呂です。
洞窟はちょっとした奥行きだけですが、
その手前の湯口がある温泉成分の析出物が付着した岩肌の存在感が大きいですね。


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浴槽はそれなりの広さがあります。
泉温は適温で、湯口から距離のある手前側がジャッカンぬるめになっています。


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湯口です。
3本の筒から打たせ湯の様にお湯が提供されています。
それ以外にも岩肌からも直接お湯が流れてきています。


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岩肌のアップです。
温泉成分の析出物が洞窟の鍾乳石に似ていますね。


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お湯の色は無色透明です。
浴槽の深さは深くは無いですね。


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洞窟の奥です。
奥の岩肌から湧水が浴槽に流れてきています。


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洞窟部分の奥側から外の眺めです。


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浴感は抜群で、
午前中の日差しに湯気が反射して、
とても新鮮な雰囲気の中でお湯につかれました。


■ガラパン's Check
天然洞窟野天風呂は秘湯感があって、ロケーションはとてもいいですね。
ホテルの露天岩風呂からの川の眺めもなかなかです。
源泉かけ流しで温泉が提供されているので、
浴感は素晴らしかったです。
天然洞窟野天風呂と蓮華の湯は冬季(12月〜4月中旬)は閉鎖されていますので、
訪れる時期には注意が必要です。
ロケーション:★★★★
湯使い:★★★★
湯量:★★★★
秘湯度:★★★★
おすすめ度:★★★★


■小川温泉/小川温泉元湯 ホテル小川
HP:https://www.ogawaonsen.co.jp/
〒938-0163
富山県下新川郡朝日町湯ノ瀬1
TEL:0765-84-8111

・日帰り入浴で利用
営業時間:9:00~14:30
入浴料:大人1000円、小学生500円
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【大阪】犬鳴山温泉/山乃湯 [温泉【大阪】]

2017年1月6日(土)。
犬鳴山温泉の「山乃湯」に日帰り入浴で立ち寄りました。
同じ敷地内にある「湯元温泉荘」が経営していて、
犬山温泉の源泉を集中管理している施設で、
日帰り専門の入浴施設を兼ねています。
ここから犬鳴山温泉の全ての温泉施設に引湯されています。
源泉の温度が低くて冷鉱泉のため加温はしていますが、
犬鳴山温泉で唯一の源泉かけ流しの温泉を提供しています。


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こちらが外観です。
かなり寂れた雰囲気ですね。
営業しているのかな?と思ってしまうくらい、
足を踏み入れるのにジャッカン勇気がいりましたw
こちらの「山乃湯」には、
・内湯(男女)
内湯のみの浴室となっています。


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温泉街を通る県道62号線の道端に入り口があります。
目立たないので、わかりづらいですねw


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道に沿う形で階段を下りて行きます。


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こちらが入口です。


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入口を入った所です。
番頭のおばあちゃんが通路にいて、
その奥が湯上り処になっています。
気の良い親切なおばあちゃんでした。
おばあちゃんに入浴料を手渡しして、
通路真ん中辺にある階段を下りた所に浴室があります。


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階段を下りると、
左手が男湯で右手が女湯になっています。


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温泉分析書
・泉温:18.3℃
・pH:8.8
・成分総計:775mg/kg
・泉質:単純硫黄冷鉱泉(硫黄型)(アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
・泉質別適応症:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症

犬鳴山温泉は集中管理なので、どこの温泉施設も泉質は全く一緒です。
ただ、昔の温泉分析書も掲げられていて、
昔は別の泉質で温泉分析書によるとナトリウム-炭酸水素塩温泉だったようです。
比較すると成分総計が半分近くまで落ちて、
その代わりに硫化水素イオンが0.6mgから2.1mgに増えています。
成分量が落ちてナトリウム-炭酸水素塩泉ではなくなり、
硫黄が増えたことによって硫黄泉になったということですね。
療養泉の基準に満たなくなってナトリウム-炭酸水素塩泉ではなくなったといっても、
成分を多く含んでいることに変わりは無いので、
pH8.8の水素イオン濃度と相まって、
とろみのあるお湯になっていると思われます。
クレンジング効果があって、美肌効果が期待出来ます。
硫黄泉の効果として殺菌効果もあるので、ダブルで肌に良い温泉です。
冷鉱泉のため、加温はされています。


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こちらが浴槽です。
窓が大きいので外が眺められて内湯にしては開放感があります。
タイル張りの浴槽でした。


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こちらが湯口です。
タイルのボックスに覆われた形になっています。


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お湯の色は透明感が残った黄色味がかった色をしています。
源泉かけ流しらしく、湯の花もチラホラ舞っているのが確認できました。
お湯の感触は、ジャッカンとろみのあるツルッとした肌触りでした。


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ちなみに、こちらが源泉の湧出地です。
「山乃湯」さんの建物を出て河原まで下りた川向の対岸にあります。
先出の番頭のおばあちゃんに教えていただきました。


■ガラパン's Check
加温はしてますが、それ以外は源泉かけ流しなので、
お湯の質はなかなかでした。
ただ、やはり湯量は少ないですね。
入浴客は少ない様でしたので、
ここだけ単体で見ればそれでも賄えているのかなという印象です。
犬鳴山温泉で源泉かけ流しはここだけなので、
訪れた際には入浴することをおすすめします。

ロケーション:★★
湯使い:★★★
湯量:★
秘湯度:★★★
おすすめ度:★★★


■犬鳴山温泉/山乃湯
〒598-0023
大阪府泉佐野市大木2234
TEL:072-459-7015

・日帰り入浴で利用
営業時間:10:00~18:00
入浴料:700円
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【大阪】犬鳴山温泉/不動口館 [温泉【大阪】]

2017年1月6日(土)。
大阪府は泉佐野市にあります、
犬鳴山温泉の不動口館に日帰り入浴で立ち寄りました。
犬鳴山温泉は大阪府にありながら秘境の雰囲気もあり、
和歌山県との県境を流れる犬鳴川の渓流沿いに建ち並ぶ温泉街で、
こちらの「不動口館」はその犬鳴川を眺める露天風呂がある温泉旅館です。


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こちらが宿の外観です。
崖っぷちに建っているので、
フロントが4階にあって大浴場が2階にあるという変わった構造でした。
表の赤いポストがレトロで雰囲気がありますね。
犬鳴山温泉「不動口館」には、
・大浴場:内湯+露天風呂(男女)
浴室は1つで、内湯と露天風呂が併設されているタイプで、
内湯が2階で露天風呂が内湯の真下の1階にある形になっています。


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こちらが宿の玄関です。
早速入ってみます。


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玄関を入った所です。
内装がとてもキレイで、
和モダンな感じが好感が持てました。


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玄関を入って、すぐ左手にフロントがあります。


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宿泊の場合は浴衣も選べるようです。
女性には嬉しい特典ですね。


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正面奥にラウンジがあります。
小さいですが、窓から犬鳴川を眺められるので景観は良さそうです。


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ラウンジに向かって左手にエレベーターがあります。
こちらで2階へ。


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2階のエレベーターを降りた所です。
温泉はエレベーターを降りて右手奥にあります。


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途中の通路は客室が連なっています。
内装はとってもキレイで、雰囲気が良いですね。


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建物の端まで抜けると階段がありますので、
この階段を下ります。


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階段を下りると大浴場の入口があります。
ここで履き物を脱ぎます。


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奥に通路が続いているので奥まで進みます。
畳敷きがいいですね。


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奥まで進むと、
手前側が女湯、奥側が男湯になっていました。


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温泉分析書
・泉温:18.3℃
・pH:8.5
・成分総計:775mg/kg
・泉質:単純硫黄冷鉱泉(硫黄型)(アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
・泉質別適応症:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症

泉温が18.3℃とかなり低い冷鉱泉のため、加温をしています。
硫黄泉ではありますが、イオン成分がメインなので、
硫黄泉特有の硫化水素臭はほとんどしません。
湯量が少ないため、循環濾過も使用していますが、
そんなに気になるレベルではありませんでした。
加温しているので、泉温は適温でした。
pHが8.5もあるアルカリ性の硫黄泉なので、
ジャッカントロみのあるお湯の感触で美肌効果はありそうですね。


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こちらが大浴場の内湯の浴槽です。
窓からは犬鳴川の渓流を眺めることも可能です。


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源泉の湯量は少ないですが、
湯口からの湯量は少なく感じさせない湯量でした。


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お湯の色は透明感がありますが、
ジャッカン黄色味がかった色をしていました。
湯の花は特にありません。


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こちらが洗い場です。


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大浴場の端に露天風呂へ通じる通路の出入口があります。


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大浴場にある出入口を出てすぐ左手に階段があるので、
ここを下りて行きます。


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そして、こちらが露天風呂です。
屋根があって、半露天風呂といった趣の浴室になっています。


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端っこにかけ湯用の湯つぼも設置されていました。


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露天風呂の湯口です。
内湯と同じくらいの湯量でした。


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浴槽は岩風呂っぽいテイストになっていました。
お湯も内湯と全く一緒です。


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さて、気になる景観ですが、
露天風呂からの眺めはこんな感じです。


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露天風呂から身を乗り出してみるとこんな感じの景色が見えます。
冬場で天気も曇りなので見栄えがそんなに良くないかもしれませんが、
緑が映える季節や紅葉の時期とかでしたら、
もう少し良い景観が見れそうです。


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大阪でこんな景観を眺めながらつかれる温泉があるなんて意外でしたね。


■ガラパン's Check
渓流沿いに旅館があって、犬鳴川を眺めながら温泉につかれるので、
ロケーションとしてはなかなかでした。
湯量がとても少なく、そのため加温・循環濾過も使用しているため、
温泉の質としては決して高い評価は出来ませんが、
大阪でこんな自然のあふれる温泉があるということで意外な温泉でした。
不動口館の旅館としては、内装がとてもキレイで
和モダンな雰囲気がとても合っていたので好感が持てました。
大阪で自然を満喫しながら気軽に温泉につかるには持って来いの温泉だと思います。

・ロケーション:★★★★
・湯使い:★★
・湯量:★
・秘湯度:★★★
・おすすめ度:★★★


■犬鳴山温泉/不動口館
HP:http://www.fudouguchikan.com/
〒598-0023
大阪府泉佐野市大木7番地
Tel: 072-459-7326

・日帰り入浴で利用
営業時間:11:00~21:00(受付20:00まで)
入浴料:大人800円、子供400円(3歳未満無料)
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【和歌山】花山温泉/花山温泉 薬師の湯 [温泉【和歌山】]

2017年1月6日(土)。
和歌山県和歌山市にあります、「花山温泉 薬師の湯」に日帰り入浴で立ち寄りました。
こちらの花山温泉、和歌山駅からもほど近い距離にあり、
市街地の中にありますので、
温泉が湧きそうにない場所にありますが、
成分が20,000mg/kg近くもある濃い温泉で赤褐色のお湯の色をしている、
とても特徴のある温泉です。
日帰り入浴だけではなく、宿泊も出来ます。


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おちらが外観です。
街中にある健康ランド的な印象です。
駐車場はいつも満車に近い状態です。


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こちらが入口です。
早速入ってみます。


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入口を入った所です。
すぐ左手に下駄箱があります。
正面奥の階段を上がると、


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売店と受付があります。


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階段を上がってすぐ左手に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入。


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温泉の大浴場へは、
受付に向かって右手奥にある、
こちらの扉を抜けていきます。


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扉を抜けると、
左手に通路が伸びていますので、
そのまま道なりに進んでいきます。


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曲がり角はありますが、通路は一本道なので迷うことはないです。


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途中の曲がり角にはメダカの水槽が。


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通路の突き当りに大浴場の入口があります。


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左手が男湯、
右手が女湯です。


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温泉分析書
・泉温:25.2℃
・pH:6.3
・成分総計:19,750mg/kg
・泉質:含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物温泉(中性・高張性・低温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症、うつ状態、皮膚乾燥症

なんと珍しいことに二酸化炭素と鉄が療養泉として同時に含まれている温泉で、
こんなに成分が濃いのに食塩泉ではなく、
カルシウム・マグネシウムの方が多く含まれているのも珍しいです。
ただ、源泉の泉温が低く加温をしていますので、
浴槽のお湯では二酸化炭素はかなり抜けてしまっていると思います。
お湯の色の赤褐色は、この鉄分が酸化していることが主な要因です。
ナトリウムも19.67mval%とかなり含まれていますので、
療養泉の基準値には達していませんが、
分母の総計がとても多いので、
実質食塩泉でもあるともいえそうですね。
味は、苦いのと酸っぱいのが強烈に混じりあった物凄い味でしたw
成分総計が約20,000mg/kgもあり、高張性で肌への浸透圧が高く、
温泉成分を取り込みやすい反面、
湯あたりもしやすいので長湯には注意が必要ですね。


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※画像はHPからお借りしました。
こちらが大浴場の浴槽です。
赤褐色の温泉成分の析出物がコテコテにコーティングされています。


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※画像はHPからお借りしました。
湯口です。
湯量は毎分128L/minと浴室の大きさと利用客の数と照らして多くはないですね。


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※画像はHPからお借りしました。
源泉温度が低いので、
加温はしています。
浴槽が3つに分かれていて、
熱めの浴槽とぬるめの浴槽があります。


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※画像はHPからお借りしました。
内湯の外には露天風呂もあります。
眺望はよろしくありませんが、露天風呂の雰囲気は充分に味わえます。


ガラパン's Check
二酸化炭素泉・鉄泉の温泉で、
温泉成分の析出物がたくさんあって個性的な温泉ということで有名な温泉です。
加温はしていますので二酸化炭素泉の成分の恩恵はかなり薄れてしまっていますが、
それ以外は源泉かけ流しで提供されていますので、
温泉成分の量も豊富で温泉につかっている感は満喫できるでしょう。
インパクトのある変わり種の温泉ということで、
機会があればおすすめな温泉です。
ロケーション:★★
湯使い:★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★
おすすめ度:★★★★


■花山温泉/花山温泉 薬師の湯
HP:https://www.hanayamaonsen.com/
〒640-8303
和歌山県和歌山市鳴神574
TEL:073-471-3277

営業期間:8:00~23:00(最終受付22:30)
定休日:毎週木曜日10時以降休館(祝日の場合は営業)
入浴料:午前8時~大人1,100円 子供550円、割引時間17時~大人850円 子供420円
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【和歌山】湯の峰温泉/つぼ湯(公衆浴場) [温泉【和歌山】]

2018年1月5日(金)。
湯の峰温泉の公衆浴場に立ち寄りました。
世界遺産に登録された、「つぼ湯」で有名な湯の峰温泉。
4世紀頃に発見され、
古くから熊野詣の湯垢離で身を清めて長旅の疲れを癒したと伝えられています。
日本最古の共同浴場ともいわれている歴史ある温泉地で、
2004年には世界遺産に登録されました。
その「つぼ湯」の場所はジャッカン離れた場所(徒歩1~2分)にありますが、
ここの公衆浴場の中のくくりになります。
温泉街の駐車場にはつぼ湯目当ての方らしきキャンピングカーがけっこう止まっています。


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公衆浴場は温泉街の中心にあります。
湯の峰温泉公衆浴場には、
・一般湯(男女)
・くすり湯(男女)
・つぼ湯(貸切混浴)
3つの浴室があります。
「一般湯」と「くすり湯」の違いは、
加水をして温度調節しているかどうかの違いだけですね。
どちらか片方だけ入浴する場合には、
熱いのが苦手な人は一般湯、
そうでなければくすり湯を選択すると良いでしょう。
入浴券1枚で1度の利用で「くすり湯」は「一般湯」と「くすり湯」、「つぼ湯」は「一般湯」と「くすり湯」と「つぼ湯」の全てに入浴することが出来ます。
3つともつかりたい方は「つぼ湯」に入浴するのがお勧めですね。
「くすり湯」の一日券もあるので、何度も入浴したい方はこちらもおすすめです。


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受付は右側の建物にあります。


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受付の脇に券売機がありますので、
こちらで入浴券を購入します。
「つぼ湯」の入浴券もこちらで購入できます。


■一般場
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「一般湯」は手前側に入り口があります。


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温泉分析書(くすり湯)
・泉温:70.8℃
・pH:6.9
・成分総計:1,568mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態

泉質としては湯の峰温泉の他の所と一緒です。
「一般湯」と「くすり湯」は同じ源泉を利用しており、
「一般湯」は温度調節のため加水のみ使用で、
「くすり湯」は源泉かけ流しで加水なども一切しない温泉が提供されています。
そのため、泉温は「一般湯」は適温、
「くすり湯」はかなり熱めでした。
かなり熱めといっても、入れないレベルでは無いので思ったよりは全然大丈夫でした。
硫黄泉らしいヌルツル感があって、
滑らかな感触でした。


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浴槽に入ってすぐ脇にかけ湯用の樽が置かれています。


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「一般湯」の方には洗い場も設置されています。


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こちらが浴槽です。
浴槽は木造りでしたので、
浴感は良かったですね。
加水で温度調整されているので適温でした。


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湯口です。
湯量はまずまずといった感じでした。


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お湯の色は透明感があり、
湯の花は大きめなのがありました。
加水はしていますが、ヌルツル感があってとても浴感が良かったです。


■くすり湯
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奥側にあるのが「くすり湯」です。


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入口を入って右側に浴室があります。
手前側が男湯、奥側が女湯になっています。


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こちらが浴槽です。


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湯量は湯量は多くはなくてドバドバというわけではありませんが、
浴槽が小さいので充分な量でした。


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お湯の色はジャッカン透明感が残る乳白色のにごり湯でした。


■温泉汲取り所
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公衆浴場の建物の外には、
温泉水の汲取り所も設置されています。


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よくあるホースで給水するタイプです。
温泉水を販売するということは、
湯量は豊富な証拠ですね。


■湯筒
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温泉街を流れる川には、
湯筒も設置されています。
公衆浴場のある橋脇から河原に降りられます。


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こちらは「湯筒」です。
温泉街によくある「あれ」ですw
源泉の泉温が90℃以上とかなりの高温です。
こちらで温泉卵や野菜などを茹でたりすることが出来ます。


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普通に普段使いで利用されているようでした。


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川にはご覧の様にモクモクと湯気が立ち込めていて、
温泉が湧出している様子がわかります。
この奥の上流側に「つぼ湯」があります。


■つぼ湯
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最後に「つぼ湯」を紹介します。
「つぼ湯」は温泉街の一番上流側の小川の川底に湧出する、
足元湧出の源泉かけ流しの温泉です。


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公衆浴場の受付のある場所から、
川の両岸ともに行くことが出来ますが、
道路側から行く場合はこちらの石橋を渡る形になります。


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つぼ湯の建物の上には、ご覧の待合所も設けてあります。
ただ、冬場は寒いので順番近くになるまではお宿などで待機しているのが良いですね。


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石橋の袂に階段がありますので下ります。


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こちらがつぼ湯の建物です。
ドアの左脇に掲げてある番号札と自分の番号札で順番を確認します。
1組当たり制限時間が30分なので、
おおよその時間はわかるので時間に合わせて外で待機して待ちます。


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温泉分析書(つぼ湯)
・泉温:53.5℃
・pH:7.0
・成分総計:1,674mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態

泉質としては、成分量の上下はありますが他の湯の峰温泉の温泉と同じ泉質です。
ただ、こちらのつぼ湯は日によって温泉の色が変わるそうです。
この日は乳白色のにごり湯でした。


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小屋の中に入ったところです。
小さい小屋なので、階段を下りて左手が脱衣所、
右手前にすぐつぼ湯がある配置になっています。


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階段下から見た入口です。


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こちらがつぼ湯です。
浴槽は本当に小さくて、大人2人でも狭いのでは?と思いました。
1人で丁度いい位でした。


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浴槽の端っこから余ったお湯が川に放流されています。
温泉のお湯の供給元が足元湧出の源泉のみなので、
ここから溢れ出る湯量がそのまま源泉の湯量ということになります。


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源泉の温度は熱いので、温度調節用に水の蛇口も設置されています。
私が入浴した時は適温でしたので、全く使用しませんでした。


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つぼ湯につかって奥側からの写真です。
時計も設置されているので、わかりやすいですね。


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足元湧出の源泉で、
浴槽内の底には砂利が敷きつめられているのですが、
その奥側辺りからジワーッと源泉が湧き出ているのが実感できます。
時折、気泡もポコポコ上がってきます。
30分があっという間に感じられました。


■ガラパン's Check
公衆浴場らしい雰囲気と浴室の温泉で、
昔ながらの風情があります。
「くすり湯」の方は加水もなく源泉かけ流しで提供されていますので、
湯の峰温泉をじっくり味わいたい方にはおすすめです。
「一般湯」も浴槽が木造でしたので、とても浴感が良かったです。
「つぼ湯」は宿泊した翌朝の朝一で入浴しました。
朝から晴れて良い天気で、朝食後の良いタイミングで順番が回ってきました。
足元湧出の源泉かけ流しでとても新鮮な温泉につかることが出来ますので、
浴感はとても素晴らしかったです。
30分では足りないくらい、もっと温泉につかっていたいと思える温泉でした。
ロケーション:★★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★★★
おすすめ度:★★★★★


■湯の峰温泉/公衆浴場
HP:http://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯の峰110

・日帰り入浴で利用
営業時間:6:00~22:00(つぼ湯~21:00)
入浴料:一般湯大人250円、子供130円。くすり湯大人390円、190円。つぼ湯770円。
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【和歌山】湯の峰温泉/旅館あづまや [温泉【和歌山】]

2018年1月5日(金)。
湯の峰温泉の「旅館あづまや」に日帰り入浴で立ち寄りました。
「旅館あづまや」は、和歌山県田辺市本宮町にあります湯の峰温泉の
壺湯に近い道路のはす向かいにある老舗の温泉旅館です。
「民宿あづまや荘」の宿泊者は無料で温泉につかることが出来ます。


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お宿の外観です。
老舗旅館らしい風格ある建物ですね。
「旅館あづまや」には、
・内湯(男女)
・露天風呂(男女)
・蒸し風呂(男女)
3つの浴室があります。


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こちらが玄関です。
早速入ってみます。


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玄関を入ってすぐ正面にフロントがあります。
あづまやの看板が存在感ありますね。


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浴室は右手奥にあります。
フロントの右側の通路を進んでいきます。


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階段の奥の細い通路を進んでいきます。


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階段脇の通路は細くて暗いですが、


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曲がり角を曲がると、明るくなってきます。


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通路の先にお土産スペースのある広間に出ます。
右奥の大きな紺色の幕の奥に浴室があります。


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突き当りが浴室になっています。


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浴室は男女日替わりで入れ替わります。
この日は正面が男湯、左手が女湯でした。
ちなみに、なぜ日替わりなのかというと、
構造上の問題で露天風呂へアクセスに違いがあって、
正面の浴室は脱衣所から内湯と露天風呂と両方につながっていますが、
左手の浴室は露天露は無くて、
この右手側に露天風呂用の別の脱衣所が設けられていて、
露天風呂に入るのにちょっと面倒な感じになります。


■露天風呂
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温泉分析書(露天風呂、むし風呂)
・泉温:83℃
・pH:6.8
・成分総計:1,689mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態


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こちらが露天風呂です。
露天ですが、周りを塀などで囲まれているので、
見晴らしは期待できないです。


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その代わり、
日本庭園としてデザインされた露天風呂になっています。


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こちらが湯口です。
湯量は多く無いですね。


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露天風呂は無色透明のお湯でした。


硫黄泉の温泉で、珍しいことにガス性の硫化水素型と陰イオンを主成分とする硫黄型の両方共に同程度の成分を含んでいる温泉です。


■内湯
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温泉分析書(内湯)
・泉温:92.5℃
・pH:7.6
・成分総計:1,534mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫黄型)(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態

内湯の方は、弱アルカリ性で硫黄型の硫黄泉になっています。
ヌルツル感があって、とても滑らかなお湯でした。
内湯の浴槽がメインの浴槽と小さな浴槽の2つあって、
メインの浴槽は透明感があり、
小さな浴槽はぬるめの泉温で源泉かけ流しで自然冷却で提供されていました。
自然冷却で時間をおいている分、
透明感は残っていますが硫黄泉らしい乳白色のにごり湯になっていました。


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こちらが内湯の浴槽です。
メインの浴槽で、浴室全体が槙で造られているので、
浴感は素晴らしかったです。


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湯口です。
湯量は多くはないですが、コンコンと湯船に注がれている感じが良かったですね。
客数と浴槽の大きさからして、これでも充分な量だと思います。


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お湯の色は無色透明でクリアな色をしていました。
黒い浴槽の色との相性がいいですね。


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手前の壁側に洗い場もあります。


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洗い場と反対側にむし風呂もあります。


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浴室の片隅にあるこちらの小さな浴槽が、
源泉かけ流しの浴槽です。


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冷まし湯ということで、自然冷却で時間をかけてお湯を冷まして提供されています。


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湯量はさすがに少ないですね。
その代わりこちらでは飲泉が出来ます。
湯口の上にコップが置かれています。


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透明感は残っていますが、乳白色に変色しかかっています。


■ガラパン's Check
内湯と露天風呂の両方あって、内湯の方が浴感が圧倒的に素晴らしいという、
めずらしい温泉です。
老舗の温泉旅館らしく、歴史を感じる浴室でした。
源泉かけ流しで提供されていて、
小さな浴槽は自然冷却で提供されており飲泉も可能なとても新鮮な温泉となっています。
ただ、湯量は少なめですのでドバドバ感ではなくコンコンとお湯が注がれている感じです。
歴史を感じる浴槽で温泉の質にこだわる方にはぜひおすすめの温泉でした。
ロケーション:★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★
秘湯度:★★★
おすすめ度:★★★★


■湯の峰温泉/旅館あづまや
HP:http://www.adumaya.co.jp/index.html
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯122
TEL:0735-42-0238

・日帰り入浴で利用
営業期間:13:00~15:00
入浴料:大人720円、子供(3才~小学生)410円
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【和歌山】湯の峰温泉/民宿あづまや荘 [温泉【和歌山】]

2018年1月5日(金)。
本日のお宿、「民宿あづまや荘」です。
湯の峰温泉は和歌山県田辺市本宮町にある温泉地で、
熊野本宮大社、川湯温泉からもほど近い距離にあり、
温泉街の一番手前にある、鄙びた雰囲気の温泉宿です。
「旅館あづまや」の系列の民宿で、
1人で宿泊することが可能なお宿です。
宿泊者は「旅館あづまや」の温泉に入ることが出来ます。


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お宿の外観です。
こちらの「民宿あづまや荘」には、
・内湯(男女)
内湯のみになります。


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宿の玄関です。


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玄関を入った所です。


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玄関を入って、左側の壁の奥側にフロントがあります。


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館内の客室の通路です。
湯治宿の雰囲気です。


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こちらがお部屋の入口です。
扉が途中で引っかかりがあって、開け閉めしづらい感じでした。


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簡素なお部屋でこちらも湯治宿の雰囲気ですね。
部屋の外の通路に比べると、意外とちゃんとしたお部屋でした。


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温泉へ向かいます。
温泉は地下にあって、
宿の中央部に位置するこちらの階段を下って行きます。


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階段を下りた所です。
雰囲気が違いますね。


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そのまま通路を進んでいくと、浴室があります。
左手が女湯で、正面奥が男湯です。


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こちらが脱衣所です。
細長い造りになっています。


IMG_4555.jpg
温泉分析書
・泉温:81℃
・pH:6.9
・成分総計:1,689mg/kg
・泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:慢性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化濃症、末梢循環障害、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、うつ状態


硫黄泉の温泉で、珍しいことにガス性の硫化水素型と陰イオンを主成分とする硫黄型の両方の条件を満たす温泉です。
硫黄泉らしく硫化水素臭がして、お湯の色は乳白色ですが、
源泉かけ流しで飲泉が出来るくらい源泉の湧出場所が近く、
そのため透明感の残るお湯の色をしています。


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浴槽です。
浴室は床以外は木造りで比較的新しいです。


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浴室の角には洗い場もあります。


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湯口です。
この湯口の上にある窓の縁にコップが置いてあって、
飲泉をすることも出来ます。


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浴槽は全て木造なので、とても浴感が良かったですね。
お湯の色はご覧の通り、
透明感がじゃっかん残る乳白色の色をしています。
硫黄泉らしくヌルツルした感触のお湯です。


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温泉につかったら夕食です。
食堂は、フロントのお隣にあります。


■夕食
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こちらが夕食です。
内陸なので山の幸が中心のお料理です。
シンプルですが美味しかったです。
ごはんは温泉地らしく、温泉のお湯で炊いたごはんでした。


■朝食
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朝食です。
簡素なメニューでした。
ごはんはお代わり出来るので、量は満足です。


■ガラパン's Check
温泉宿はとっても鄙びた雰囲気の温泉宿ですが、
浴室は改装されていて、木造りで新し目な雰囲気がありました。
浴槽全体が木造りで、
源泉かけ流しで飲泉が出来るので、
浴感は素晴らしかったです。
宿は好き嫌いが分かれそうですが、
湯治宿の雰囲気がお好きな方でしたら大丈夫だと思います。
湯量は多くはないですが、
浴槽は小さ目ですので充分な量だと思います。
温泉だけに着目すればとても良いので、意外とおすすめの温泉です。
ロケーション:★★★
湯使い:★★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★★
おすすめ度:★★★


■湯の峰温泉/民宿あづまや荘
HP:http://www.adumaya.co.jp/index.html
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯71
TEL:0735-42-0238

・宿泊で利用
(日帰り入浴の場合)
営業期間:13:00~15:00
入浴料:600円
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【和歌山】川湯温泉/公衆浴場 [温泉【和歌山】]

2018年1月5日(金)。
和歌山県田辺市にあります、川湯温泉の公衆浴場に立ち寄りました。
川湯温泉と言えば、大塔川に湧出する温泉地ですが、
その源泉を使用した公衆浴場がこちらの温泉となっています。


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こちらが建物の外観です。
川湯温泉公衆浴場には、
・内湯(男女)
男女別の内湯のみとなっています。


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位置的には温泉街のちょうど中心部付近にあります。


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建物脇の階段を上ります。


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階段を上がって左手に受付があります。
クリーニング屋と売店も兼ねているようです。


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浴室の入口は、受付の奥の右手の建物裏側にあります。


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温泉の建物の入口です。


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建物に入ると男女別の浴室の入口に分かれています。


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温泉分析書
・泉温:49℃
・pH:7.3
・成分総計:932.9mg/kg
・泉質:単純温泉(中性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

温泉分析書がなんと、木の板に記載されています。
今時珍しいですね。
歴史を感じます。
泉質は単純温泉で、身体に優しい温泉ですね。
川に湧く源泉を川の水で混合して冷まして提供されています。


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こちらが浴槽です。
タイル張りの造りになっています。
浴槽の大きさは、公衆浴場にしては広い方だと思います。


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湯口です。
浴槽に提供されている湯量としてはそんなに多くはないですが、
蛇口からは勢い良くお湯が出ているので、充分な量でした。
布を被せて湯の花を濾し取っていますが、
よく見ないと気付かないですが、
浴槽内に細かい湯の花がけっこう舞っていました。


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お湯の色は無色透明です。
泉温は熱めでしたが、
地元の常連のおっちゃんのお話ですと、
今日はぬるい方とのことで、
仙人風呂の源泉の温度に左右されるそうです。
私には適温に感じられましたw


■ガラパン's Check
内湯のみの公衆浴場ですので、
温泉自体のロケーションとしては良くないですが、
大塔川の川沿いにあって温泉街の中心部にありますので、
アクセスはしやすいです。
川の水で加水されていますが、それ以外は源泉のままお湯が提供されており、
湯量も問題なく浴感はなかなか良かったです。
ロケーション:★★
湯使い:★★★★
湯量:★★★
秘湯度:★★
おすすめ度:★★★


■川湯温泉/公衆浴場
HP:http://www.hongu.jp/onsen/kawayu/kawayu-kousyuu/
〒647-1717
和歌山県田辺市本宮町川湯1423

・日帰り入浴で利用
営業期間:8:00~21:00(最終受付20:30まで)
定休日:火曜日
入浴料:大人(中学生以上)250円、小人130円
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【和歌山】川湯温泉/仙人風呂 [温泉【和歌山】]

2018年1月5日(金)。
川湯温泉の仙人風呂です。
和歌山県田辺市本宮町にありまして、
川湯温泉の温泉街を流れる大塔川の河原に湧く温泉を利用した、
毎年冬の時期の12月~2月末日の期間限定で設けられる大露天風呂です。
河原の温泉なので、水着着用の混浴になっています。
毎週土曜日には灯篭が灯されてライトアップされるイベントもやっています。


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河原を造成して造られているので天然の浴槽ではありませんが、
温泉自体は正真正銘の足元湧出の源泉かけ流しの温泉です。


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川に沿って県道241号線が通っていて、
道向かいに脱衣所が設けられています。
ロッカーなどは無いので、貴重品は河原までもっていく形になります。


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脱衣所の入口です。
正面が男性、右手が女性になっています。


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川へ降りる階段は、脱衣所の道路向かいにあります。


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こちらが仙人風呂の入口です。
河原にはゴツゴツした岩がたくさん転がっていて、
素足だと足を切ったりする危険性があるので、
サンダルを用意した方が良いです。


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大塔川の対岸側にあるので、
簡易的な橋を渡ります。


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こちらが仙人風呂です。
かなり大きな浴槽ですね。
この河原の底から源泉が自噴しているので、
足元湧出の新鮮な温泉を満喫することが出来ます。


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こちらは川下側の大塔川との合流地点です。
この辺りが一番泉温が熱くて、
所々熱湯が出ているので注意が必要です。


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真ん中辺には仙人風呂の看板があります。
この看板の下の岩肌近辺に源泉が湧出しているポイントがいくつかあって、
この辺りが一番適温で浴感が良かったですね。


■ガラパン's Check
河原の温泉なので、ロケーションは抜群ですね。
山間を流れる川と温泉街の街並みを眺めながら温泉につかることが出来ます。
河原の底から直接源泉が湧く足元湧出の温泉なので、
新鮮なのはもちろん湯量も多く、
浴感も素晴らしいです。
全体的にぬるいですが、所々熱い場所があるので、
適度なポジションを見つけてつかる形になります。
ぜひおすすめの温泉です。
ロケーション:★★★★
湯使い:★★★★★
湯量:★★★★★
秘湯度:★★★★
おすすめ度:★★★★★


■川湯温泉/仙人風呂
HP:http://www.hongu.jp/event/senninburo/
〒647-1717
和歌山県田辺市本宮町川湯

・日帰り入浴で利用
営業時間:6時半~22時(22時に施錠されます。)
期間:12月~2月末日
入浴料:無料
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