【石川】岩間温泉/元湯 [温泉【石川】]
2018年9月24日(月)。
岩尾温泉の元湯に立ち寄りました。
まだ夜明け前で辺りは真っ暗の早朝4時くらいに
宿泊していた山崎旅館を出発して、
朝一で岩間温泉元湯につかりに山登りをしました。
山崎旅館から徒歩で約1時間、
私の足で45~50分程でした。
岩間温泉元湯は、
・混浴露天風呂
混浴露天風呂の浴槽1つのみになります。
宿から山道を登って行きます。
宿の駐車場の先にバリケードみたいな門が設置されていますが、
門の端の脇に人が通れる空いているスペースがあるので脇に避けて進みます。
道中はコンクリート製の舗装された所も所々あったりします。
でも、ほとんどはこんな感じの砂利道です。
傾斜はそれほどきつくは無いので、
登山装備が無くても気軽に行くことが出来ます。
ただ一か所を除いては・・・。
道中の道端には、こんな感じの小さな滝もあります。
3分の2くらい進んだところで、
簡易トイレが見えてきます。
この先に工事現場があって工事現場用のトイレですね。
なぜ工事現場があるのかというと、
崖崩れがあって、
そのための復旧工事をしているからです。
なので、基本的には立ち入り禁止となっています。
でも、通ることは出来るのですが、
その場合は自己責任でということで。
山崎旅館のご主人の話ですと、
昔からこの崖崩れのあった以前にも何度かこの同じ場所で崖崩れを起こしているそうです。
少し進んで山の斜面を回り込むと、
問題の崖崩れの現場があります。
完全に道が途切れてしまっているので、最初に観た時は一瞬ビビりますね。
でも、きちんと足場が確保されていて、
建設現場にある資材で簡易的な階段も設置されていますので、
比較的容易に通り抜けることが出来ます。
ただし、崖っぷちで転落したらまず命は無いので、
くれぐれも注意が必要です。
崖崩れの上側からの眺めです。
先に道が続いています。
無事に通り抜けられて、ほっと一息。
この辺りまで来るとだいぶ、山深い雰囲気になります。
崖下はこんな感じです。
谷底までの高低差は200~300mくらいはありそうです!
しばらく進むと、
こんな感じのコンクリート製の凹凸物がある道になります。
ここまで来たら、もうあと少しです。
少し開けた広場が見えてきます。
ここまできたら、もう着いたも同然です。
キャンパーの方が数人、テントを張って泊まっていました。
この広場にはトイレのある建造物もあります。
ただ、扉が閉まっていたこともありトイレが使用できるのかどうかは不明でした。
まずは源泉の湧出地に向かいます。
トイレ小屋がある広場をそのまま通り過ぎて、
山道を登って行きます。
この橋を渡ります。
川上側はこんな感じです。
左上の方に湯けむりが上がっている場所が源泉です。
5分程で源泉湧出地に到着。
途中、道に温泉のお湯が放流されていて、
温泉成分の析出物で道がヌルヌルしていて、
とても滑りやすいので、注意が必要です。
ビニールシートがかぶせてあったので、
中までは見れませんでした。
温泉分析書
・泉温:93℃
・pH:7.7
・成分総計:1,847mg/kg
・泉質:ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢神経障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
山崎旅館の温泉は、この元湯の源泉から引湯をしていますので、全く同じ泉質です。
ということで、山崎旅館の温泉分析書の使いまわしですw
源泉湧出地に近いためか、
硫黄泉ではありませんが硫黄の臭いがジャッカンします。
それにミネラルの匂いもします。
お湯の感触は滑りのあるなめらかなお湯でした。
肝心のお目当ての元湯の露天風呂は、
先ほどの川の橋の下流側の橋の袂にあります。
最初まだ辺りが暗かったので気付かずに通り過ぎてしまったのは内緒の話ですw
それにしても、良い場所にありますね。
露天風呂の浴槽から余ったお湯がドバドバ川に放流されているのがわかります。
麓から来るときは橋を渡って、
回り込むような形になります。
脱衣所は一切無いので、
付近にある岩の上とかに服や荷物を置く形になります。
なので、女性の方の入浴はかなり難易度が高いと思います。
トイレ小屋がもし使えたら脱衣所代わりに使えるかもですね。
浴槽側から見た橋です。
丁度、橋の所が滝になっています。
同じく浴槽側から見たトイレ小屋のある広場です。
そして、こちらが岩間温泉元湯の露天風呂です。
手が加えられていますが、自然を利用した岩風呂ですね。
こちらが湯口です。
湯量はかなり多いです。
なぜか2つ湯口が設置されていました。
湯量が多い方が山崎旅館と同じ引湯のパイプラインからの温泉で、
湯量が少ない方が源泉そのままの高温のお湯という感じでした。
源泉の温度が100℃近くて非常に高温なため、
温度調節のためにホースで川の水も引き込まれています。
源泉が高温なのを利用して、
後から入浴してきたキャンパーのおっちゃんが、
湯口でレトルトカレーとごはんを温め、卵も入れて温泉卵も作っていましたw
お湯の色は透明感は残っていますが、
じゃっかん緑色がかったお湯でした。
露天風呂につかりながら、
日が昇ってきた朝焼けを眺められました。
開放感は抜群ですし、眺めもなかなかでした。
■ガラパン's Check
山の中の露天風呂ということで、
見晴らしも眺望も良かったです。
源泉湧出場所のすぐ近くにある源泉かけ流しの露天風呂なので、
浴感もとても素晴らしかったです。
山崎旅館から約1時間の山道を登って行く価値のある温泉です。
ちなみに、当初は噴泉塔まで行く予定でしたが、
道が草木で塞がれてしまっていて道が険しいということと、
マムシも出没するので危険なので行かない方が良いということを
キャンパーのおっちゃんから情報提供を受けて断念しました(^_^;)
道中崖崩れで危険な個所があるため、
おすすめ度は一段下げた評価にしています。
・ロケーション★★★★
・湯使い★★★★
・湯量★★★★
・秘湯度★★★★★
・おすすめ度:★★★★
■岩間温泉/元湯
〒920-2333
白山市尾添
・日帰り入浴で利用
営業時間:24h
入浴料:無料
岩尾温泉の元湯に立ち寄りました。
まだ夜明け前で辺りは真っ暗の早朝4時くらいに
宿泊していた山崎旅館を出発して、
朝一で岩間温泉元湯につかりに山登りをしました。
山崎旅館から徒歩で約1時間、
私の足で45~50分程でした。
岩間温泉元湯は、
・混浴露天風呂
混浴露天風呂の浴槽1つのみになります。
宿から山道を登って行きます。
宿の駐車場の先にバリケードみたいな門が設置されていますが、
門の端の脇に人が通れる空いているスペースがあるので脇に避けて進みます。
道中はコンクリート製の舗装された所も所々あったりします。
でも、ほとんどはこんな感じの砂利道です。
傾斜はそれほどきつくは無いので、
登山装備が無くても気軽に行くことが出来ます。
ただ一か所を除いては・・・。
道中の道端には、こんな感じの小さな滝もあります。
3分の2くらい進んだところで、
簡易トイレが見えてきます。
この先に工事現場があって工事現場用のトイレですね。
なぜ工事現場があるのかというと、
崖崩れがあって、
そのための復旧工事をしているからです。
なので、基本的には立ち入り禁止となっています。
でも、通ることは出来るのですが、
その場合は自己責任でということで。
山崎旅館のご主人の話ですと、
昔からこの崖崩れのあった以前にも何度かこの同じ場所で崖崩れを起こしているそうです。
少し進んで山の斜面を回り込むと、
問題の崖崩れの現場があります。
完全に道が途切れてしまっているので、最初に観た時は一瞬ビビりますね。
でも、きちんと足場が確保されていて、
建設現場にある資材で簡易的な階段も設置されていますので、
比較的容易に通り抜けることが出来ます。
ただし、崖っぷちで転落したらまず命は無いので、
くれぐれも注意が必要です。
崖崩れの上側からの眺めです。
先に道が続いています。
無事に通り抜けられて、ほっと一息。
この辺りまで来るとだいぶ、山深い雰囲気になります。
崖下はこんな感じです。
谷底までの高低差は200~300mくらいはありそうです!
しばらく進むと、
こんな感じのコンクリート製の凹凸物がある道になります。
ここまで来たら、もうあと少しです。
少し開けた広場が見えてきます。
ここまできたら、もう着いたも同然です。
キャンパーの方が数人、テントを張って泊まっていました。
この広場にはトイレのある建造物もあります。
ただ、扉が閉まっていたこともありトイレが使用できるのかどうかは不明でした。
まずは源泉の湧出地に向かいます。
トイレ小屋がある広場をそのまま通り過ぎて、
山道を登って行きます。
この橋を渡ります。
川上側はこんな感じです。
左上の方に湯けむりが上がっている場所が源泉です。
5分程で源泉湧出地に到着。
途中、道に温泉のお湯が放流されていて、
温泉成分の析出物で道がヌルヌルしていて、
とても滑りやすいので、注意が必要です。
ビニールシートがかぶせてあったので、
中までは見れませんでした。
温泉分析書
・泉温:93℃
・pH:7.7
・成分総計:1,847mg/kg
・泉質:ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
・泉質別適応症:切り傷、末梢神経障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
山崎旅館の温泉は、この元湯の源泉から引湯をしていますので、全く同じ泉質です。
ということで、山崎旅館の温泉分析書の使いまわしですw
源泉湧出地に近いためか、
硫黄泉ではありませんが硫黄の臭いがジャッカンします。
それにミネラルの匂いもします。
お湯の感触は滑りのあるなめらかなお湯でした。
肝心のお目当ての元湯の露天風呂は、
先ほどの川の橋の下流側の橋の袂にあります。
最初まだ辺りが暗かったので気付かずに通り過ぎてしまったのは内緒の話ですw
それにしても、良い場所にありますね。
露天風呂の浴槽から余ったお湯がドバドバ川に放流されているのがわかります。
麓から来るときは橋を渡って、
回り込むような形になります。
脱衣所は一切無いので、
付近にある岩の上とかに服や荷物を置く形になります。
なので、女性の方の入浴はかなり難易度が高いと思います。
トイレ小屋がもし使えたら脱衣所代わりに使えるかもですね。
浴槽側から見た橋です。
丁度、橋の所が滝になっています。
同じく浴槽側から見たトイレ小屋のある広場です。
そして、こちらが岩間温泉元湯の露天風呂です。
手が加えられていますが、自然を利用した岩風呂ですね。
こちらが湯口です。
湯量はかなり多いです。
なぜか2つ湯口が設置されていました。
湯量が多い方が山崎旅館と同じ引湯のパイプラインからの温泉で、
湯量が少ない方が源泉そのままの高温のお湯という感じでした。
源泉の温度が100℃近くて非常に高温なため、
温度調節のためにホースで川の水も引き込まれています。
源泉が高温なのを利用して、
後から入浴してきたキャンパーのおっちゃんが、
湯口でレトルトカレーとごはんを温め、卵も入れて温泉卵も作っていましたw
お湯の色は透明感は残っていますが、
じゃっかん緑色がかったお湯でした。
露天風呂につかりながら、
日が昇ってきた朝焼けを眺められました。
開放感は抜群ですし、眺めもなかなかでした。
■ガラパン's Check
山の中の露天風呂ということで、
見晴らしも眺望も良かったです。
源泉湧出場所のすぐ近くにある源泉かけ流しの露天風呂なので、
浴感もとても素晴らしかったです。
山崎旅館から約1時間の山道を登って行く価値のある温泉です。
ちなみに、当初は噴泉塔まで行く予定でしたが、
道が草木で塞がれてしまっていて道が険しいということと、
マムシも出没するので危険なので行かない方が良いということを
キャンパーのおっちゃんから情報提供を受けて断念しました(^_^;)
道中崖崩れで危険な個所があるため、
おすすめ度は一段下げた評価にしています。
・ロケーション★★★★
・湯使い★★★★
・湯量★★★★
・秘湯度★★★★★
・おすすめ度:★★★★
■岩間温泉/元湯
〒920-2333
白山市尾添
・日帰り入浴で利用
営業時間:24h
入浴料:無料