【山形】滑川温泉/福島屋 [温泉【山形】]
2017年8月10日(木)
本日のお宿、滑川温泉の福島屋です。
滑川温泉福島屋は山形県米沢市にあります米沢八湯の一つで、
西吾妻山系の山間の谷にある秘湯の一軒宿の温泉です。
以前に紹介しました姥湯温泉桝形屋の麓に位置しています。
姥湯温泉桝形屋が山の上に温泉があるのに対して、
こちらの滑川温泉福島屋はその山間の谷に温泉があります。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。
宿の外観です。
2棟にいくつかの建物が連なる形で建っています。
建物の一部は江戸時代からの建物をそのまま使用しているので、
昔ながらの秘湯の温泉宿といった雰囲気が味わえます。
滑川温泉福島屋さんには、
・大浴場(混浴)
・女性専用内風呂
・檜風呂露天風呂(混浴)
・岩風呂露天風呂(混浴)
4つの浴室があります。
岩風呂の露天風呂につきましては、
女性専用の時間帯も設けられています。
宿の前を前川が流れていますが、
建物の前にはちょっとした小さな滝もあります。
建物の間に道が続いていて、
奥のちょうど建物全体の中央部分に玄関があります。
玄関です。
玄関を入って、すぐ左手にフロントがあります。
正面は売店の商品が陳列されています。
右手はこんな感じです。
今回宿泊したお部屋は、ここを右に曲がった先にある
新館のお部屋で玄関から右手前側の棟になります。
新館は内装が新しくて雰囲気が違っています。
暖簾をくぐった先にお部屋が並んでいます。
今回宿泊したお部屋は、こちらの角部屋の1号室でした。
こちらがお部屋です。
角部屋なので、部屋の2面に窓があってとても開放感があります。
和室ですが新館なのでお部屋の内装はとてもキレイでした。
洗面台とトイレです。
こちらもキレイでした。
まず最初に館内にある、
大浴場から紹介します。
先ほどの玄関右手の通路を建物奥側に進んでいきます。
通路の奥に階段がありますので、
ここを下りていきます。
ちなみに、この階段の踊り場の脇には無料の電動マッサージチェアがあります。
なかなか良い具合に揉み解してくれるので、
日頃の疲れが取れました。
階段を下りた所です。
左手側が混浴の内湯、
右手側が女性専用の内湯になっています。
■大浴場(混浴内湯)
黄色い暖簾をくぐった先が男女別の脱衣所になっています。
温泉分析書。
泉温:53.6℃、40.4℃(使用場所での温度:46.4℃)
pH:7.2
成分総計:1,086mg/kg
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
泉質に硫黄泉は含まれていませんが、
硫化水素がけっこう含まれていますので、
お湯の色が乳白色で硫黄臭も強く、
一見すると硫黄泉みたいな温泉でした。
感触はツルツルした感じでした。
浴室に入って、左手奥にかけ湯ようの浴槽兼洗い場がありますw
かけ湯用の浴槽で体を流すパターンですね。
こちらが内湯の浴槽です。
切石風呂の浴槽で、
灰色っぽい乳白色のお湯でした。
内湯の浴室も雰囲気があって、
とても浴感が良かったです。
湯口です。
湯量は豊富でした。
お湯の色は、グレーっぽい乳白色でした。
硫化水素がそれなりに含まれていますので、
硫黄泉の基準には達していませんが、
硫黄泉らしい硫化水素臭が漂っています。
次に、露天風呂を紹介します。
フロントの前の通路を建物の奥側に進んでいきます。
こっち側は自炊棟の建物ですので、建物の雰囲気がとっても良いですね。
通路の突き当りに、外に出る勝手口があります。
■檜風呂
外に出てすぐ右手に檜風呂の露天風呂の建物があります。
小屋の中が脱衣所になっています。
温泉分析書。
泉温:53.6℃
pH:7.1
成分総計:1,232mg/kg
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(硫黄型)(中性・低調性・高温泉)
硫黄型の硫黄泉で、透明感のあるジャッカン緑がかった色のお湯でした。
茶色の繊維状の湯の花が舞っていて、
硫黄型の硫化水素イオンが含まれている硫黄泉でガス性ではないのですが、
硫黄臭はけっこうあります。
とろみのあるヌルヌルしたスベスベなお湯でした。
こちらが檜風呂の露天風呂です。
浴槽は小さ目です。
浴槽全体が檜で出来ているので、
とっても浴感が良く檜の香りもします。
源泉かけ流しで新鮮なお湯が注がれていますので、
お湯の色は透明感があります。
かすかに緑っぽい色をしています。
湯口です。
湯量は豊富で源泉かけ流しで放流されていました。
湯口の奥に川が見ることが出来、
囲いがあるので、見晴らしはそれほどでもありませんが、
川の流れる音を聞きながらのんびりお湯につかれますので、
リラクゼーション効果も抜群です。
■岩風呂
そして最後に、岩風呂の露天風呂を紹介します。
檜風呂の露天風呂の小屋の脇にある小道を
そのまま川の上流に向かって進んでいきます。
小道を20m進むとすぐに岩風呂の露天風呂が見えてきます。
こちらは川の河川敷の端っこに浴槽があるので、
すぐ目の前に川が流れているのが眺められます。
岩風呂につきましては、温泉分析書が見つけられませんでしたが、
泉質としては大浴場と同じ泉質の様です。
こちらも硫化水素がある程度含まれているのか、
硫黄臭がする乳白色のお湯でした。
こちらが岩風呂の露天風呂の浴槽です。
浴槽から見た川側の景観です。
お湯の色は乳白色で薄いにごり湯でした。
お湯の温度は、ここの浴槽が一番ぬるい温度でした。
その分、長湯をするのには最適ですね。
露天風呂のすぐ目の前を流れる前川の景観です。
ゴツゴツした大きな岩があちこちにゴロゴロ転がっている、
荒々しい河原になっていました。
■夕食
温泉を堪能したら、夕食です。
今回は部屋食でした。
予想に反して、とても量が多かったです。
夕食のお品書きです。
夕食の品々です。
米沢牛のしゃぶしゃぶが激ウマでした!
■朝食
翌朝の朝食です。
朝食はシンプルなお料理でした。
■自炊棟
せっかくなので、宿の自炊棟も見学しました。
自炊棟の客室エリアの廊下です。
江戸時代からある建物の雰囲気を残していますね。
こちらが客室です。
非常に簡素なお部屋でした。
湯治で宿泊した当時を思い起こさせます。
自炊棟なので、台所ももちろんあります。
小奇麗な感じでした。
洗濯機や洗面台が並んでいる場所もあります。
連泊しても安心ですね。
岩風呂は露天風呂の目の前を前川が流れているため景観がとても良く、
檜風呂は檜の浴槽の浴感が良くさらに内風呂や岩風呂とは違う泉質でお湯の違いが楽しめ、
混浴内湯の大浴場は泉質がとてもよく浴室の雰囲気も鄙びた秘湯の情緒があり、
どの浴室の温泉もとても素晴らしい温泉でした。
また機会があったら、宿泊したい温泉宿でした。
■滑川温泉/福島屋
HP:www.namegawa-fukushimaya.com/
〒992-1303
山形県米沢市大字大沢滑川15番地
TEL:0238-34-2250
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:9:00~16:00(冬季休業)
入浴料:500円
本日のお宿、滑川温泉の福島屋です。
滑川温泉福島屋は山形県米沢市にあります米沢八湯の一つで、
西吾妻山系の山間の谷にある秘湯の一軒宿の温泉です。
以前に紹介しました姥湯温泉桝形屋の麓に位置しています。
姥湯温泉桝形屋が山の上に温泉があるのに対して、
こちらの滑川温泉福島屋はその山間の谷に温泉があります。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿でもあります。
宿の外観です。
2棟にいくつかの建物が連なる形で建っています。
建物の一部は江戸時代からの建物をそのまま使用しているので、
昔ながらの秘湯の温泉宿といった雰囲気が味わえます。
滑川温泉福島屋さんには、
・大浴場(混浴)
・女性専用内風呂
・檜風呂露天風呂(混浴)
・岩風呂露天風呂(混浴)
4つの浴室があります。
岩風呂の露天風呂につきましては、
女性専用の時間帯も設けられています。
宿の前を前川が流れていますが、
建物の前にはちょっとした小さな滝もあります。
建物の間に道が続いていて、
奥のちょうど建物全体の中央部分に玄関があります。
玄関です。
玄関を入って、すぐ左手にフロントがあります。
正面は売店の商品が陳列されています。
右手はこんな感じです。
今回宿泊したお部屋は、ここを右に曲がった先にある
新館のお部屋で玄関から右手前側の棟になります。
新館は内装が新しくて雰囲気が違っています。
暖簾をくぐった先にお部屋が並んでいます。
今回宿泊したお部屋は、こちらの角部屋の1号室でした。
こちらがお部屋です。
角部屋なので、部屋の2面に窓があってとても開放感があります。
和室ですが新館なのでお部屋の内装はとてもキレイでした。
洗面台とトイレです。
こちらもキレイでした。
まず最初に館内にある、
大浴場から紹介します。
先ほどの玄関右手の通路を建物奥側に進んでいきます。
通路の奥に階段がありますので、
ここを下りていきます。
ちなみに、この階段の踊り場の脇には無料の電動マッサージチェアがあります。
なかなか良い具合に揉み解してくれるので、
日頃の疲れが取れました。
階段を下りた所です。
左手側が混浴の内湯、
右手側が女性専用の内湯になっています。
■大浴場(混浴内湯)
黄色い暖簾をくぐった先が男女別の脱衣所になっています。
温泉分析書。
泉温:53.6℃、40.4℃(使用場所での温度:46.4℃)
pH:7.2
成分総計:1,086mg/kg
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(中性・低調性・高温泉)
泉質に硫黄泉は含まれていませんが、
硫化水素がけっこう含まれていますので、
お湯の色が乳白色で硫黄臭も強く、
一見すると硫黄泉みたいな温泉でした。
感触はツルツルした感じでした。
浴室に入って、左手奥にかけ湯ようの浴槽兼洗い場がありますw
かけ湯用の浴槽で体を流すパターンですね。
こちらが内湯の浴槽です。
切石風呂の浴槽で、
灰色っぽい乳白色のお湯でした。
内湯の浴室も雰囲気があって、
とても浴感が良かったです。
湯口です。
湯量は豊富でした。
お湯の色は、グレーっぽい乳白色でした。
硫化水素がそれなりに含まれていますので、
硫黄泉の基準には達していませんが、
硫黄泉らしい硫化水素臭が漂っています。
次に、露天風呂を紹介します。
フロントの前の通路を建物の奥側に進んでいきます。
こっち側は自炊棟の建物ですので、建物の雰囲気がとっても良いですね。
通路の突き当りに、外に出る勝手口があります。
■檜風呂
外に出てすぐ右手に檜風呂の露天風呂の建物があります。
小屋の中が脱衣所になっています。
温泉分析書。
泉温:53.6℃
pH:7.1
成分総計:1,232mg/kg
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(硫黄型)(中性・低調性・高温泉)
硫黄型の硫黄泉で、透明感のあるジャッカン緑がかった色のお湯でした。
茶色の繊維状の湯の花が舞っていて、
硫黄型の硫化水素イオンが含まれている硫黄泉でガス性ではないのですが、
硫黄臭はけっこうあります。
とろみのあるヌルヌルしたスベスベなお湯でした。
こちらが檜風呂の露天風呂です。
浴槽は小さ目です。
浴槽全体が檜で出来ているので、
とっても浴感が良く檜の香りもします。
源泉かけ流しで新鮮なお湯が注がれていますので、
お湯の色は透明感があります。
かすかに緑っぽい色をしています。
湯口です。
湯量は豊富で源泉かけ流しで放流されていました。
湯口の奥に川が見ることが出来、
囲いがあるので、見晴らしはそれほどでもありませんが、
川の流れる音を聞きながらのんびりお湯につかれますので、
リラクゼーション効果も抜群です。
■岩風呂
そして最後に、岩風呂の露天風呂を紹介します。
檜風呂の露天風呂の小屋の脇にある小道を
そのまま川の上流に向かって進んでいきます。
小道を20m進むとすぐに岩風呂の露天風呂が見えてきます。
こちらは川の河川敷の端っこに浴槽があるので、
すぐ目の前に川が流れているのが眺められます。
岩風呂につきましては、温泉分析書が見つけられませんでしたが、
泉質としては大浴場と同じ泉質の様です。
こちらも硫化水素がある程度含まれているのか、
硫黄臭がする乳白色のお湯でした。
こちらが岩風呂の露天風呂の浴槽です。
浴槽から見た川側の景観です。
お湯の色は乳白色で薄いにごり湯でした。
お湯の温度は、ここの浴槽が一番ぬるい温度でした。
その分、長湯をするのには最適ですね。
露天風呂のすぐ目の前を流れる前川の景観です。
ゴツゴツした大きな岩があちこちにゴロゴロ転がっている、
荒々しい河原になっていました。
■夕食
温泉を堪能したら、夕食です。
今回は部屋食でした。
予想に反して、とても量が多かったです。
夕食のお品書きです。
夕食の品々です。
米沢牛のしゃぶしゃぶが激ウマでした!
■朝食
翌朝の朝食です。
朝食はシンプルなお料理でした。
■自炊棟
せっかくなので、宿の自炊棟も見学しました。
自炊棟の客室エリアの廊下です。
江戸時代からある建物の雰囲気を残していますね。
こちらが客室です。
非常に簡素なお部屋でした。
湯治で宿泊した当時を思い起こさせます。
自炊棟なので、台所ももちろんあります。
小奇麗な感じでした。
洗濯機や洗面台が並んでいる場所もあります。
連泊しても安心ですね。
岩風呂は露天風呂の目の前を前川が流れているため景観がとても良く、
檜風呂は檜の浴槽の浴感が良くさらに内風呂や岩風呂とは違う泉質でお湯の違いが楽しめ、
混浴内湯の大浴場は泉質がとてもよく浴室の雰囲気も鄙びた秘湯の情緒があり、
どの浴室の温泉もとても素晴らしい温泉でした。
また機会があったら、宿泊したい温泉宿でした。
■滑川温泉/福島屋
HP:www.namegawa-fukushimaya.com/
〒992-1303
山形県米沢市大字大沢滑川15番地
TEL:0238-34-2250
・宿泊
(日帰り入浴の場合)
営業時間:9:00~16:00(冬季休業)
入浴料:500円