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【秋田】乳頭温泉郷/蟹場温泉 [温泉【秋田】]

2017年2月2日(木)、乳頭温泉郷の「蟹場温泉」さんに立ち寄り湯で入浴しました。
「大釜温泉」さんから、車で3分ほどの距離です。
乳頭温泉郷の「国民休暇村」から2手に分かれる道の、
左側の道の終着点にあります。
付近の沢に蟹が多く住むところから「蟹場温泉」と名づけられたそうです。


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建物の外観です。
旅館というよりはペンションの雰囲気ですね。


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除雪はされていますが、雪がかなり降り積もってますね。


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こちらが玄関です。


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玄関を入って、すぐ右手にフロントがあります。


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温泉は、内湯エリアと露天風呂と主に2つに分かれています。
内湯が2か所、岩風呂「蟹場の湯」と「木風呂」、女性用露天風呂「ひなざくら」、
そして混浴の露天風呂「唐子の湯」があります。
玄関から見てフロントより右側に内湯エリア、
左側に露天風呂があります。


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まずは内湯の方に向かいました。
フロントの右手の通路を奥まで行くと、ご覧の扉があります。


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扉に、内湯エリアの配置図が貼られています。
ご覧の様にいくつかに分かれた配置になってます。


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扉を抜けると、こんな感じのスロープ状の通路が続いています。
木造で、側面はトタンで塞いだだけの造りなので、
ちょっと寒いです。


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階段を下りた先に、
女性専用露天風呂「ひなざくら」があります。


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そのまま通過して、
さらに階段を下りた先に岩風呂「蟹場の湯」があります。


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温泉分析書(岩風呂「蟹場の湯」)
泉温:53.3℃
湧出量:58.8L/min
pH:8.0
成分総計:735mg
泉質:単純硫黄温泉(硫黄型)(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
お湯は無色透明で、感触はツルっとした感触です。
硫黄泉らしく硫化水素臭がして、硫黄泉特有の白い湯の花が舞っています。
ガス性ではない硫黄型の硫黄泉なので、臭いはきつくないです。
湯量はそこそこですが、湯船が小さいので充分ですね。


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こちらが浴室です。
浴室は浴槽を含め、比較的小さ目ですね。
浴槽はその名の通り岩風呂です。


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浴槽を入ってすぐ右手に洗い場があります。


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岩風呂「蟹場の湯」につかった後は、そのままもう一つの内湯、
「木風呂」に向かいます。


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通路の突き当りのすぐ左手に浴室があります。


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温泉分析書(木風呂)
泉温:42.9℃
湧出量:不明
pH:8.3
成分総計:755mg
泉質:単純温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
単純温泉ではありますが、硫酸イオンの量がけっこう多く硫酸塩泉によくみられる、
繊維状の白い湯の花がたくさんお湯の中で舞っていました。
お湯は無色透明で、硫化水素臭に加えて金気臭も混じっています。
感触は弱アルカリ性なのでツルっとした感じに加えて、
温泉成分の影響かヌルヌル感も多少ありました。
味は、苦くて酸味がありました。


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こちらが「木風呂」の浴槽です。
湯けむりがモクモクして曇っていました(^_^;)


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※画像は乳頭温泉郷のサイトからお借りしました。
こちらが、モクモクしてない時の写真です。
浴槽も含めて浴室全体が木造りですので、
とても浴感が良く気持ちが良かったです。


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湯口です。
湯量は不明ですが、あまり多くは無いですが充分な量はありそうでした。


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お湯はこの様な無色透明で、
白い湯の花がたくさん舞っているのが分かりますね。
お湯も適温でしたので、浴感はとても良かったです。


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そしてそして、
いよいよこちらの「蟹場温泉」さんの目玉、
露天風呂「唐子の湯」に向かいます。
フロントまで戻って、玄関から見て左手の通路を進んでいきます。
内湯の方からですとそのまま直進するような形になりますね。
途中にあります画像の案内板の所を右に曲がります。


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通路の突き当りに、扉があります。


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扉を出たところが、建物の出口になっていて下駄箱がありますので、
ここでスリッパから履き替えます。


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建物を出たところは、こんな感じの風景です。
ここから50m先に露天風呂があります。


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後半の坂を下るこの辺りから雪が積もって足元が踏み固められていないため、
意外と険しい道のりで50m以上あるように感じました(^_^;)
雪の壁が雪深さを物語ってますね。
秘湯に向かっている感を実感できます!


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坂を下ると、露天風呂が見えてきます。
積雪が凄くて、雪で埋まっているように見えますねw
手前には小川が流れていて、橋を渡ります。


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こちらが露天風呂「唐子の湯」です。
右手に建っているのが脱衣所の小屋ですね。
混浴の露天風呂ですが、脱衣所は男女それぞれ分かれた造りになっています。
この大雪で脱衣所の中にまで雪が吹き込んでうっすら積もっていたので、
着替えの際は凄く寒かったです(>_<)


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温泉分析書(露天風呂「唐子の湯」)
泉温:49.8℃
湧出量:121.7L/min
pH:8.1
成分総計:752mg
泉質:単純硫黄温泉(硫黄型)(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
硫黄泉でも硫黄型なので臭いは強くはないですが、
硫黄泉らしく硫化水素臭の臭いがして、
金気臭も含んだ臭いもしました。
もちろん細かい白い湯の花も舞っています。
お湯は無色透明で、ツルっとした感触で、
味は苦みと酸っぱいのとしょっぱいのが混じった感じでした。


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浴槽は岩風呂で、
脱衣所から見て左右に細長い形をしています。
上の画像が浴槽から見て左手で、下の画像が右手の風景です。
浴槽はけっこう広いですね。


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お湯の色は、無色透明でした。
画像だとわかりづらいですが、細かい白い湯の花が舞ってました。
湯量も121L/minと充分な湯量ですので、新鮮なお湯につかることが出来ます。
湯温も適温で、この寒さでも全く寒さを感じないくらい温まれますし、
長湯をしても苦しくないくらいの温度でした。


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この大雪で視界は悪かったですが、
景観は抜群で雪見露天風呂としてもとっても良かったですね。


山の中の原生林に囲まれてポツンと露天風呂があって、
しかも小川が脇を流れていて川のせせらぎも聞こえるので、
秘湯の雪見露天風呂の雰囲気を存分に味わうことが出来ました!
ぜひおすすめの温泉ですね。


■蟹場温泉
立ち寄り湯
営業時間:9:00~17:00
入浴料:600円


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